「ベルリンフィルと子供たち」

監督:トマス・グルベ+エンリケ・サンチェス・ランチ
出演:ベルリン在住250名の子供たち、サイモン・ラトル他
振付:ロイストン・マルドゥーム(ダンス・ユナイテッド振付師)
(2004年/ドイツ)

子供たちを厳しく指導する振付師ロイストン・マルドゥーム氏の
言葉が痛いのなんの。どれも身に覚えのあることばかり。
「笑ってはいけない」「彼らは笑いで不安や緊張を紛らわせている」等々。

エアロビクス競技ではどんなに辛くても笑顔でいる必要があり、
それが不自然で不気味だったけれど、ダンスに笑いは必要なしですね。

自信のなさや、人と巧くコミュニケイトできないことなど、
子供たち一人一人の精神状態が身体から滲み出ていて、
指導者にはすべて分かってしまうらしいのが怖いです。
観ていて冷や汗かいてしまいました。

「私たちは《春の祭典》を踊ることで、単に自分が何ものかを
表現するだけでなく他の人々とコミュニケイトしたいんだ」

振付師ロイストン・マルドゥーム氏の言葉ですが、
これがベルリン・フィルの教育プロジェクトの目的だそうです。
「ダンスはコミュニケーションだ!」とキッパリ言ってくれる人が
いることにすっかり嬉しくなりました。
(原題:RHYTHM IS IT!)


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