■■Dance Movie■■


80年代 90年代
■1980年代■
「フェーム」(80・米)
監督:監督:アラン・パーカー
出演:アイリーン・キャラ、リー・キュレーリ、ローラ・ディーン
ニューヨークの芸能専門学校のオーディションシーンから始まります。
音楽・演劇・ダンス3コースの試験の様子が興味深く、
路上で学生達が踊りまくるシーンは若さにあふれています。

「愛と哀しみのボレロ」(81・仏)
製作・監督・脚本:クロード・ルルーシュ
音楽:ミシェル・ルグラン、フランシス・レイ
振付:モーリス・ベジャール
出演:ジョルジュ・ドン、ダニエル・オルブリフスキ、ジェラルディン・チャップリン
ジョルジュ・ドンのボレロにかなりハマり、札幌公演にも行きました。
「ボレロ」の旋律は、しばらく頭から離れず。

「フラッシュ・ダンス」(83・米)
製作:ドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマー 監督:エイドリアン・ライン
音楽:ジョルジオ・モロダー
出演:ジェニファー・ビールス、マイケル・ルーリー、リリア・スカラ
この映画を機にジャズダンスがブームになったというのは本当でしょうか?
ジェニファー・ビールスの滞空時間が長い跳躍シーンは圧巻です。
テーブルの下のエロチックで悪戯っ子なしぐさも可愛らしいです。
彼女の美しい肢体に目が釘付けになること間違いなし!
でもダンスはJ・ビールス本人が踊っているわけではありません。

「フット・ルース」(84・米)
監督:ハーバート・ロス 音楽:マイルズ・グッドマン
出演:ケビン・ベーコン、ロリー・シンガー、ジョン・リスゴー、ダイアン・ウィースト
最近は一癖ある役が多いケビン・ベーコンも、若い頃は素敵でした。
ダンスが禁じられている田舎町で、ダンスを認めてもらうために奮闘。
町の役人と牧師を説得する台詞がいいですよね。
キリスト教社会では、一時期本当にダンスが禁止されていたとか……。

「ホワイト・ナイツ」(85・米)
製作:ウィリアム・S・ギルモア 製作・監督:テイラー・ハックフォード
音楽:ミシェル・コロンビエ
出演:ミハイル・バリシニコフ、グレゴリー・ハインズ、イザベラ・ロッセリーニ
ダンスあり、アクションあり、サスペンスありの贅沢な映画です。
緊張感、緊迫感で最初から最後まで目を離せません。
冒頭のバレエは「若者と死」(ジャン・コクトー台本、ローラン・プティ振付)。

「ダンサー」(87・米)
製作総指揮:ノラ・ケイ、ジャック・ブロドスキー
監督:ハーバート・ロス
出演:ミハイル・バリシニコフ、ジェリー・ケント、アレッサンドラ・フェリ
バリシニコフとフェリの「ジゼル」を見ることが出来ます。
ミハイル・バリシニコフファンまたはバレエをこよなく愛する方にはおススメですが、
そうでもない人には少々退屈かも。
ハーバート・ロス監督は元ダンサー。1926年にニューヨークに生まれで、
ブロードウェイで踊った後、ABTでたくさんバレエを創作している方。
監督作品に『ボギー! 俺も男だ』(1972)、『グッバイガール』(1977)、
『フットルース』(1984)、『摩天楼<ニューヨーク>はバラ色に』(1987)など。

「ダーティ・ダンシング」(87・米)
監督:エミール・アルドリーノ 音楽:ジョン・モリス
出演:パトリック・スウェイジ、ジェニファー・グレイ、シンシア・ローズ
1963年の夏、家族でリゾート地に来た”ベイビー”はダンス教師のジョニーと
知り合う。ジョニーとダンスペアを組むペニーがある事件で踊れなくなり、
急遽ベイビーが踊ることに。バランスが大事と丸太橋の上で練習。リフトの特訓は水の中。
はたして二人のマンボショーは成功するのか。
タイトルはお行儀の悪いダンスという意味?

「タップ」(88・米)
製作総指揮:フランシーン・サバースタイン 監督・脚本:ニック・キャッスル
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:グレゴリー・ハインズ、スザンヌ・ダグラス、サミー・デイビスJr
才能があるのに、父親と同じ道に進むのを拒み泥棒稼業で刑務所へ。
出所してからの主人公の迷いと成長を描いた映画でしょうか。
グレゴリー・ハインズのタップはもちろんですが、「若いもんには負けん」と
老体に鞭打ってタップを披露するじい様達がカッコいいです。

■1990年代■
「ステッピング・アウト」(91・米)
製作総指揮:ビル・ケンライト 製作:ジョン・ダーク
製作・監督:ルイス・ギルバート 音楽:ピーター・マッツ
出演:ライザ・ミネリ、シェリー・ウィンタース、ビル・アーウィン
町の小さなタップダンス教室に通う平凡な主婦達と一人の男性。
「舞台に立つ」という目標が出来たことでレッスン風景も変化する。
ダンスだけが突出した映画ではなく、生徒それぞれの人生が語られています。

「サラフィナ!」(92・英・独・南ア)
製作:アナント・シン 監督:ダレル・ジェームズ・ルート
脚本:ウィリアム・ニコルソン 脚本・音楽:ムホンゲン・ンゲマ
音楽:スタンリー・マイヤーズ
出演:レレティ・クマロ、ウーピー・ゴールドバーグ、ミリアム・マケバ
アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国にあって、人間として最低の権利を
得ようと闘った高校生たちを描いている映画です。
むかし確かに見たはずだけど、ウーピーって出演してた? と思い調べたら、
私の記憶にあったのは「サラフィナの声」(88・米)でした。
ブロードウェイで上演された同名のミュージカルを下敷きにしていますが、
主演のレレティ・クマロはブロードウェイでもこの役を務め、アフリカ人としては
初めてトニー賞主演女優賞にノミネートされました。
エネルギッシュな踊りとコーラスが見事です。拷問シーンや弾圧シーンはリアル。
「アマンドラ!」と拳を振り上げるシーンで、ミュージカル・グループ「アマンドラ」の
札幌公演を思い出します。民族舞踊が素晴らしかった!

「ダンシング・ヒーロー」(92・米)
製作総指揮:アントワネット・アルバート 製作:トリストラム・ミアール
監督・脚本:バズ・ラーマン
音楽:デビッド・ヒルシュフェルダー
出演:ポール・マーキュリオ、タラ・モーリス、ビル・ハンター、パット・トムソン
”協会の規定”という枠からはみ出し独自のステップにこだわる主人公。
初心者の女性をパートナーに選び練習に励むが……。
社交ダンスのパソドブレ、闘牛場の牛とマタドール(闘牛士)をモチーフにした踊りを
見ることが出来ます。闘牛の衣装とフラメンコ風の衣装が素敵です。

「Shall we ダンス?」(95・日本)
監督:周防正行
出演:草刈民代、役所広司、竹中直人他
プロのバレリーナ草刈民代の美しさといったら!
背筋がシャンと伸び、首もスッとしていて惚れ惚れします。
役所広司演じる主人公のサラリーマンがダンスを始める動機は不純だけれど、
そういう男性が本当に多いらしいです(涙)。

「ムトゥ踊るマハラジャ」(95・インド)
製作:ラジャーム・バーラチャンダル、プシュバー・カンダスワーミ
監督・脚本:K・S・ラヴィクマール
出演:ラジニカーント、ミーナ
豪華絢爛で楽しいミュージカル。歌と踊りが見事です。
インドの衣装を身にまとったインド美人とラジニカーントのキレのいい踊りが
延々と続き、キメのポーズやタオル(ではないが)をビシッとならす姿が笑えます。

「アルナーチャラム踊るスーパースター」(97・インド)
監督:スンダルC
出演:ラジニカーント、サウンダリヤー、ランバー
「ムトゥ踊るマハラジャ」に比べるとダンスシーンが少ないように思います。
長すぎて途中中だるみ。おばあちゃんの顔が怖いぞ。

「タンゴ・レッスン」(97・英・仏合作)
監督・脚本:サリー・ポッター
撮影・監督:ロビー・ミューラー
出演:サリー・ポッター、パブロ・ベロン
実在のタンゴ・ダンサーと、アルゼンチンタンゴの魅力にとりつかれた
女流監督のロマンスを描いた映画です。監督自身の体験を映画化。
新作映画の脚本を書くためパリにやってきた映画監督のサリーはある日、
タンゴのメロディが流れてきた劇場に足を踏み入れ、タンゴ界の巨匠パブロ・ベロンと
知り合い、タンゴを習うことになるのだが……。
アルゼンチンタンゴはやはりエロチックですね。踊る二人の間に漂う空気が微妙に
変化していくさまが興味深いです。監督のサリー・ポッターは、10代の半ばから
バレエを習い始め、23歳の時に自らダンスカンパニーを作ったほどだそうで、
さすがにキレイな身体をしています。

「フル・モンティ」(97・英)
監督:ピーター・カッタネオ 脚本:サイモン・ボーフォイ
音楽:アン・ダドリー
出演:ロバート・カーライル、トム・ウィルキンソン、マーク・アディ
ダンス映画といえば、これを忘れちゃいけません。
シビアな現実に立ち向かう6人ですが、その一生懸命さが笑いを誘います。
でもそれは嘲笑や皮肉な笑いではなく、握り拳で応援したくなる笑い。
観た後、とても元気になれる映画です。不恰好でも何でもダンスはダンス〜。
音楽に合わせて無意識にステップを踏んでいるシーンに、そうそう!と頷けるんですよね。

「FOREVER FEVER」(98・シンガポール)
監督・脚本・製作:グレン・ゴーイ
音楽:ガイ・クロス
出演:エイドリアン・パン、メダリン・タン、アナベル・フランシス
ディスコダンス。「考えるな、感じるんだ」この名台詞に妙に納得できる自分がいる。
これが難しいんです。太極拳や武術を習いたいと思いました。
主人公がウンナンのナンちゃんにしか見えないし、偽者ジョン・トラボルタは全く似てません。

「踊れトスカーナ!」(98・イタリア)
監督:レオナルド・ピエラッチョーニ
出演:レオナルド・ピエラッチョーニ、ロレーナ・フォルテーザ
”炎”の”情熱の”フラメンコが、一緒に踊りだしたくなるほど楽しげです。
ダンスシーンは僅かですが、バックに流れる曲と共に強烈な印象を残します。
会計士として変化のない毎日をおくるレヴァンテに訪れた”嵐”か百武彗星のように……。

「しあわせ」(98・フランス・カナダ合作)
監督・脚本:クロード・ルルーシュ
出演:アレッサンドラ・マルティネス、ピエール・アルディティ
ローラン・イレール(パリ・オペラ座主席ダンサー)
愛する人を失ったミリアムがビデオカメラを手に癒しと再生の旅に出るロードムービー。
ミリアムを演じるアレッサンドラ・マルティネスは元プリマドンナ。
バレエとトルコのセマー(旋回舞踊)など見どころがいっぱいです。 感想へ

「バッファロー'66」(98・アメリカ)
監督:ヴィンセント・ギャロ
出演:ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ
刑務所から出所したばかりのビリーは電話で両親に「嫁を連れて帰る」と
嘘をついてしまう。ガールフレンドもいない彼は通りがかったレイラを拉致し、
フィアンセのふりをするように脅すのだった。
孤独なオトコ、ビリーと太めが可愛い天使レイラのラブストーリー。
クリスティーナ・リッチがタップダンスを踊るシーンがあります。感想へ

「学び座 ソーランの歌が聞こえる」(98・日本)
監督:斉藤耕一
出演:渡瀬恒彦、安達祐実、小島聖、誠直也、増田恵子
振付:春日壽升
「YOSAKOIソーランって何?」という人や「YOSAKOIって、 うるさくて迷惑なだけ」
などと思う人に観てほしい映画です。 昭和60年代に実際に起きた出来事をもとに
再構成されていますが、YOSAKOIソーラン祭りで過去何度も受賞している稚内市立
稚内南中の素晴らしい踊りを見ることが出来、さらにいろいろ考えさせられます。
YOSAKOIソーランはただ踊り好き祭り好きな人が集まっている訳ではないんですよ〜。

「ダンサー」(99・仏)
監督:フレッド・ギャルソン 脚本:リュック・ベッソン
出演:ミア・フライア、ガーランド・ウィット、ロドニー・イーストマン
ドレッドヘアをぶんぶん振り回して踊るミア・フライアがとにかくカッコいいです。
踊ることが言葉の代わりに自分を表現する手段であることが、よく分かります。
しかしオーディションでは、それは認められないという厳しい現実。
リュック・ベッソン監督作品かと思ったら違いましたが、映像はスタイリッシュで
彼の世界に近いような気がしました。

「サルサ!」(99・仏・スペイン合作)
監督:ジョイス・シャルマン・ブニュエル 音楽:グルーポ・シエラ・マエストラ
出演:ヴァンサン・ルクール、クリスティアンヌ・グゥ
主人公はクラシックの天才なのだが、大好きなサルサの世界に飛び込んだ。
サルサは一時期ブームになりましたが、現在はどうなんでしょ?感想へ

「ダンス・ウィズ・ミー」(99・米)
監督:ランダ・ヘインズ
振付:ダリル・マシューズ
出演:ヴァネッサ・ウィリアムズ、チャヤン、ジョーン・プロウライト
出演者全員が吹き替えなしで、ステップひとつに至るまで自分で踊っているという
ダンスシーンが感動的です。チャヤンとジェーン・クラコウスキのリフトのシーンは圧巻。
監督はコミュニケーションと絆を求め合う友人、恋人、家族たちを描き続けてきた方だそうです。
ダンスもやっぱりコミュニケーションなんですね。
「67歳でダンスを始めたの」。J・プロウライトの台詞ですが、可愛らしく頑張ってます。

「ナビィの恋」(99・日本)
監督:中江裕司
音楽:磯田健一郎、マイケル・ナイマン
出演:西田尚美、村上 淳、平良とみ、登川誠仁、アシュレイ・マックアイザック
マイケル・ナイマンの曲もいいけれど、琉球民謡がGoodです。
沖縄の衣装を着た西田尚美が可愛いです。気取らない性格は素なのでしょうか。
都会の生活に疲れた奈々子を癒すのは、青い空と海。爽やかな風とブーゲンビリア。
そして唄と踊りです。アイルランドのことを「愛してるランド」というナビィおばあ。
全てを許す恵達おじぃ。見た後しばらく幸福感に浸れる映画です。
ああ、沖縄にエイサーを見に行きたい。

「ナトゥ」(99・インド・日本合作)
監督:S・アジットルマール
出演:南原清隆、ケディ
「ムトゥ踊るマハラジャ」のパロディ(?)風ミュージカル。
社交ダンス何級かを取得しているナンちゃんは、さすがです。
オリジナルに比べると、ダンスシーンはあまり揃っていないように思いました。

「恋の骨折り損」(99・イギリス=アメリカ合作)
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、アリシア・シルヴァーストーン、アレッサンドラ・ニヴォラ他
シェイクスピアの戯曲をミュージカルコメディにした映画。
あのケネス・ブラナーが歌に踊りに頑張っています。
感想へ

「クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉」(99・日本)
「クレヨンしんちゃん温泉わくわく大決戦」に収録されています。
「クレしん」でミュージカルを楽しめるとは!……笑いに飢えてる人におススメ。

「点子ちゃんとアントン」(99・ドイツ)
監督:カロリーヌ・リンク
出演:エレア・ガイスラー、マックス・フェルダー、ユリアーネ・ケーラー
ドイツの作家・詩人・児童文学者エーリヒ・ケストナー原作の
「点子ちゃんとアントン」を「ビヨンド・サイレンス」の監督カロリーヌ・リンクが映画化。
何故この映画がダンス映画なのかは、見てのお楽しみです。感想へ

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