地方車

YOSAKOIソーラン祭りの会場は、札幌市内に30会場。
会場によって競演形式が違い、パレード形式とステージ形式の2種類がある。
パレード形式でチームを先導するのが地方車という装飾を施したトラックだ。
音響機材を積み、掛け声をかける人が乗っている。
この人はチームリーダーのように偉そうに見えるけれど、
観客の皆さんにご挨拶したり、踊り子に気合を入れる役目。
「よいやさー」
「ソレソレソレソレ〜」
などと声を出している。

で、積まれている音響機材なのだが、これがとても高価だ。
3〜4日レンタルすると100万円くらいするらしい。
安い音響機材は後ろの方にいる踊り子まで音が届かないのでダメなのだとか。

スポンサーが付いているチームは地方車に目いっぱいお金をかけられる
ようで、ネオンサインが眩い派手なものや凝ったものが多い。
YOSAKOIにお金がかかるのは、この辺りに原因があるようだ。

お金のないチームはステージ回りをするという手がある。
地方車が要らないから、衣装代ぐらいでOKなのだ。
しかし、ステージ形式だけの参加だと審査対象にならない。
参加して踊ることに意味があると思う私は、借金をしてまでパレードに出場
しなくてもいいと思うのだけれど……。
「パレードで踊らないとYOSAKOIじゃない」と言い切る人。
「パレードの方が楽しい」と言う人。
「どうしても賞をとりたい」と目標が高い人。
いろいろな考え方、いろんな立場の人がいる。
そりゃそうなのだが、借金をこさえてまで踊るのもなあ……。

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