国は少子化対策として、次世代育成支援法をつくり、すべての自治体に「行動計画」の策定を義務づけました。
墨田区でも「すみだ子育ち、子育て応援宣言」という行動計画をつくりました。その内容は、公立保育園の民間委託を明記し、待機児(保育園に入りたくても入れないで待っている児童)への対応は、認証保育園を整備するというものでした。この計画により、あおやぎ保育園、横川さくら保育園が民営化されました。今年4月からひきふね保育園が対象になっていますが、受託される法人は小規模なため、行事や保育の質が守れるのか、保護者も職員も心配しています。
さらに区は、押上保育園ときんし保育園を民営化する計画で、保護者が「なぜ委託されるのか」説明を求めて、何度話し合っても合意が得られずにいますが、区は法人を募集し選定作業を強行しています。あおやぎ保育園は、指定管理者制度で来年が2度目の選定時期となり、保護者と子ども、そこに働く職員たちを不安にする時期がきました。
0才〜就学前という乳幼児は、気持ちの安定を第一に背理しなければならない時期です。一緒に生活していた大人が一斉に変わってしまうことは、子どもも大人も不安定になることで、五年毎に選定する指定管理者制度は保育園には馴染みません。「子育て応援宣言」が子どもと保護者を不安にさせる計画でいいのでしょうか?
江東区では、保護者の納得が得られないからと計画を1年延期しました。文京区では、公立保育園の民営化を見直して子育ての拠点にして保育を充実させようとしています。住んでいる場所(区)により、こんなに対応が違っていいのでしょうか。
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