ジャコビニ流星群 出現状況

by 内山茂男(NMS)

2006年のジャコビニ流星群の速報集計結果です。(10月15日更新)

<1日毎集計>
Month day  Nind. Teff  Shwr HRave  ZHRave  Err.
 10  07/08   3    3.8    6    1.6    6.3   2.6
 10  08/09   3    5.8   28    4.8   13.6   2.6
 10  09/10   5    5.0    6    1.2    7.0   2.9

Nind:観測者数、Teff:観測時間(時間)、Shwr:群流星
HRave:平均HR(個人補正なし)、ZHRave:平均ZHR(個人補正あり)
Err=ZHRave/sqrt(Shwr)、光度比r=2.2で計算。

輻射点高度15度以上、最微星4.0等以上、雲量3以下のデータを
使っています。

観測報告者(集計に使用した観測時間)
長田和弘(5), 橋本岳真(4.8), 内山茂男(2.8), 柳信一郎(1), 
佐藤幹哉(0.5), 佐藤智子(0.5)

*観測報告をありがとうございました。

7日が満月という最悪の観測条件でしたが、透明度の良い晴天に恵まれ
たところが多く、観測結果が得られました。
ただし、ジャコビニ群の流星は暗いものが多く、月明かりのためにZHRの
値については信頼できるかどうかは疑問が残ります。
しかし、月明かりの中で、観測者全員がジャコビニ群の出現を報告して
いますので、ある程度の出現があったことは確実だと思われます。
月明かりがなければ、もっと多くの群流星を捉えられたでしょう。

以前は、母彗星回帰のとき以外は出現が見られないといわれていました。しかし、ここ数年、少ないながらも出現が報告されていました。 少しずつ、定常群化が進んでいるのではないかと思われます。今後、どのように進化していくのか注目したい流星群です。
参考までに、最近の母天体回帰は2005年7月で、それから1年3ヶ月経っています。



  
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