ふたご座流星群 出現状況

by 内山茂男(日本流星研究会)


(12月14日掲載、1月8日最終更新)

2008年のふたご座流星群の速報集計結果


08 GEM graph

左のグラフは、1日毎の出現数を集計したものです。
横軸の“12月11日”のところが“10日から11日にかけての夜 (11日0時前後)”です。

極大夜(13/14日)は天候が悪く、観測報告がありません。残念です。



<1日毎集計>
Month day  Nind. Teff   Shwr HRave  ZHRave  Err.
 12   2/ 3   3    2.8     2    0.7    0.9   0.6
 12   3/ 4   1    1.0     3    3.0    2.5   1.4
 12   4/ 5   1    1.0     3    3.0    3.6   2.1
 12   5/ 6   1    2.0    11    5.5    4.6   1.4
 12   6/ 7   3    2.8    10    3.6    5.0   1.6
 12   7/ 8   2    2.5    12    4.8    6.3   1.8
 12   8/ 9   1    1.0    13   13.0   11.3   3.1
 12  10/11   3    3.9    29    7.4   15.6   2.9
 12  11/12   2    2.6    35   13.5   24.2   4.1
 12  12/13   2    6.0   179   29.8   38.2   2.9
 12  13/14   0    0.0
 12  14/15   3   13.3   476   35.8   42.3   1.9
 12  15/16   2    2.0    26   13.0   13.3   2.6
 12  16/17   1    1.0     9    9.0   10.4   3.5
 12  18/19   1    1.0     4    4.0    3.8   1.9
 12  19/20   1    1.0     2    2.0    1.7   1.2

Nind:観測者数、Teff:観測時間(時間)、Shwr:群流星、HRave:平均HR(個人補正なし)、ZHRave:平均ZHR(個人補正あり)
Err=ZHRave/sqrt(Shwr)、光度比r=1.9で計算。

輻射点高度15度以上、最微星4.1等以上、雲量3未満のデータを使っています。
平均HRは、誰がいつどこで観測するかによって大きく変動しますので、参考程度に見てください。

観測報告者(集計に使用した観測時間)
長田和弘(21), 住江和博(12), 竹田浩章(4.0), 溝口秀勝(2.4),佐藤孝悦(1.7), 内山茂男(1.6), 
豆田勝彦(1.3), 古賀一浩, 川端公也, 能登眞人

観測報告をありがとうございました。

  
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2002〜2008年のふたご座流星群出現状況

下のグラフは、2002年から2008年に報告された眼視観測結果です。
これは、各年に“1夜毎”に集計した結果を1つのグラフにしたものです。

ふたご群出現状況

眼視観測では、観測者によって観測する流星数が大きく異なることがあります。そこで、過去の観測実績をもとに個人差補正をしています。

この中には、月明かりのない年とある年があります。月明かりは観測の障害になります。
極大付近で月明かりのない年をグラフでは○、月明かりの影響がある程度ある年を△、月明かりの影響が大きい年を×(または*)で表しています。 また、観測量が比較的少ない夜はシンボルをやや小さく表示しました。なお、2006年は月明かりの影響はそれほどでもありませんが、 天候に恵まれず観測量が少ないので△で表しています。

横軸は太陽黄経です。地球の公転周期は365日ちょうどではないため、同じ12月14日でも年によって地球の位置が少しずつ異なります (4年経つとだいたい同じ位置に戻ります)。このため、地球の位置を表すのに月日ではなく、太陽黄経を用います。
1日で太陽黄経が1度程度進みます。

261.0〜262.0度にあるのが12月13/14日の夜の観測結果です。このグラフには12月1/2日頃から19/20日の観測結果が含まれています。



ふたご群出現状況

左のグラフは、上のグラフの縦軸を対数表示にしたものです。このようにするとZHRの値が少ないところの変化の様子がわかりやすくなります。 このグラフには12月1/2日から19/20日の観測結果が含まれています。



下の図は、極大付近の眼視観測結果です。
これは、各年に“2時間毎”に集計した結果を1つのグラフにしたものです。

ふたご群極大付近

過去の観測実績をもとに個人差補正をしています。

極大付近で月明かりのない年をグラフでは○、月明かりの影響がある程度ある年を△、 月明かりの影響が大きい年を×(または*)で表しています。また、観測量が少ない区分はシンボルをやや小さく表示しています。 また、観測量がとても少ない時間の結果は削除しています。

1日で太陽黄経が1度程度進みます。
このグラフには12月12/13日〜15/16日の観測結果が示されています。



これを見ると、次のことが言えそうです。



2007年のふたご座流星群の速報集計結果

07ふたご群
<1日毎集計>
Month day  Nind. Teff   Shwr HRave  ZHRave  Err.
 12   1/ 2   1    1.0     1    1.0    1.1   1.1
 12   2/ 3   1    1.0     1    1.0    1.0   1.0
 12   3/ 4   1    1.0     3    3.0    2.7   1.6
 12   4/ 5   1    1.0     5    5.0    3.9   1.7
 12   5/ 6   1    1.0     4    4.0    3.6   1.8
 12   6/ 7   1    1.0     7    7.0    5.5   2.1
 12   7/ 8   1    1.0    12   12.0    8.2   2.4
 12   8/ 9   2    6.8    95   14.0    8.7   0.9
 12   9/10   2    4.0    54   13.5   14.1   1.9
 12  10/11   1    2.0    37   18.5   23.0   3.8
 12  11/12   1    1.0    13   13.0   33.5   9.3
 12  13/14  10   28.7  2763   96.3   83.4   1.6
 12  14/15  25   57.8  5923  102.5  116.5   1.5
 12  15/16  12   32.4   616   19.0   30.6   1.2
 12  16/17   1    1.0    11   11.0   13.8   4.2
 12  17/18   1    1.0     8    8.0    8.0   2.8
 12  18/19   1    1.0     5    5.0    5.4   2.4
 12  19/20   1    1.0     3    3.0    2.5   1.4

Nind:観測者数、Teff:観測時間(時間)、Shwr:群流星
HRave:平均HR(個人補正も最微補正もありませんので参考程度)、
ZHRave:平均ZHR(個人補正あり)
Err=ZHRave/sqrt(Shwr)、光度比r=1.9で計算。

輻射点高度20度以上、最微星4.5等以上、雲量2.9以下のデータを
使っています。

<1時間毎集計>
<<13/14日>>
JST  UT  Nobs  Teff  Shwr   ZHR   Err.
 23  14    4    4.0   381   75.1   3.8
  0  15    4    3.5   475   80.9   3.7
  1  16    9    8.0   786   81.4   2.9
  2  17   15   13.7  1119   83.4   2.5
  3  18   14   12.7  1078   82.7   2.5
  4  19    8    7.5   770   83.3   3.0
  5  20    4    4.0   518   96.2   4.2

<<14/15日>>
JST  UT  Nobs  Teff  Shwr   ZHR   Err.
 21  12    8    7.3   483  133.2   6.1
 22  13   13   10.7   911  123.3   4.1
 23  14   16   12.5  1436  114.3   3.0
  0  15   17   14.6  1628  114.4   2.8
  1  16   19   15.7  1667  110.5   2.7
  2  17   20   16.0  1892  111.4   2.6
  3  18   15   12.8  1626  119.5   3.0
  4  19   16   13.8  1248  121.5   3.4
  5  20   12    9.7   711  119.7   4.5

<<15/16日>>
JST  UT  Nobs  Teff  Shwr   ZHR   Err.
 22  13    6    5.8   125   35.4   3.2
 23  14   10    8.3   119   28.1   2.6
  0  15   14   11.8   239   35.3   2.3
  1  16   15   12.8   280   34.7   2.1
  2  17   10    8.7   182   27.1   2.0
  3  18    8    7.3   110   22.8   2.2
  4  19    7    6.2    70   22.3   2.7
  5  20    3    2.5    31   22.6   4.1

観測報告者(集計に使用した観測時間)
長田和弘(28.8), 住江和博(27.6), 豆田勝彦(11.7), 内山茂男(8), 荒井啓吾(5.8), 山田賢治(5.8), 
竹田浩章(3.3), 佐藤孝悦(3.3), 山下拓時(3.3), 柳信一郎(3), 若狭洋平(2.5), 高塚千州都(2.5),
佐藤文美(2.5), 北村雄基(2.5), 松田弘文(1.7),斉藤由昭(1.7), 由利谷陽人(1.7), 竹田育弘(1.7), 
佐藤幹哉(1), 佐藤智子(1), 藤原康徳(1), 寺久保一巳(0.8), 小川由紀子(0.8), 鈴木将(0.8), 
松崎隆一郎(0.8), 飯野佳代子(0.8), 金谷倫子(0.8), 木下景(0.8), 廣田央(0.8), 細木寿満恵(0.8), 
妹尾英樹(0.5), 河野龍一, 平英城, 小川宏士, 田中義人, 柘植栄佑,
*観測報告をありがとうございました。

  
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