by 内山茂男 (日本流星研究会)
| (2012年1月1日掲載) |
左のグラフは、1日毎の出現数を集計したものです。
横軸の“12月22日”のところが“21日から22日にかけての夜(22日0時)”です。
マーカーが日付の真上に来ないのは、観測時刻が0時ではなく、夜によって前後するためです。
極大夜(22/23日)に、こぐま群としては活発な出現が観測されました。
この出現の報告を受けて佐藤幹哉氏がトレイル計算を確認したところ、
複数のダストトレイルが接近していたことが確認されています
(
参考 SonotaCo.JP 2011年12月、こぐま座流星群)
次のページも参考にしてください。
杉本弘文氏による電波観測集計結果
ZHRとは:
「理想的な条件下」で、平均的な観測者1人が1時間あたりに見ることができる群流星数です。
理想的な条件というのは、(1)6.5等星まで見える、(2)雲などさえぎるものがない、(3)輻射点が天頂付近にある、
というものです。
日本では多くのところでは6.5等星はとても見えないところが多いです。このようなところでは、見える星も減りますが、
見える流星数もぐっと減ります。また、輻射点が天頂付近にあるときに最も多くの群流星を見ることができますが、
輻射点は日周運動とともに移動するので、天頂付近にないことが普通です。したがって、普通の人が1時間見ていても、
ZHRの数より少ない流星しか見られないのが普通です。
< 1日毎集計 > Month day Nind. Teff Shwr HRave ZHRave Err. 12 20/21 1 1.0 1 1.0 2.4 2.4 12 21/22 1 1.0 5 5.0 10.6 4.7 12 22/23 4 6.6 95 14.4 25.1 2.6 12 23/24 1 1.0 5 5.0 7.9 3.5 12 24/25 1 1.0 2 2.0 1.6 1.1 12 25/26 1 1.0 1 1.0 0.8 0.8 12 26/27 1 1.0 0 0.0 0.0 2.3 Nind:観測者数、Teff:観測時間(時間)、Shwr:群流星、HRave:平均HR(個人補正なし)、 ZHRave:平均ZHR(個人補正あり)、Err=ZHRave/sqrt(Shwr)、光度比r=1.9で計算。 輻射点高度20度以上、最微星5.0等以上、雲量2以下のデータを使っています。 平均HRは、誰がいつどこで観測するかによって大きく変動しますので、参考程度に見てください。 観測報告者(集計に使用した観測時間) 長田和弘(7.8), 内山茂男(2), 豆田勝彦(2), 泉潔(0.7) 観測報告をありがとうございました。
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