− 流星群 解説 −
by 内山茂男 (日本流星研究会)
| 活動期間 | 4月16日〜4月25日 |
| 極大太陽黄経 | 32.32度 |
| 極大日時 | 2009年: 4月22日20時(JST) |
| 2010年: 4月23日02時(JST) | |
| 極大ZHR | 18 |
| 対地速度V∞ | 49 km/s |
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| ×:札幌, ○:東京, △:宮崎 |
| それぞれの薄明開始まで |
久しぶりの主要流星群です。4月"こと座"流星群という名前が付いていますが、輻射点はヘルクレス座の中で、こと座との境界に近いところです。 輻射点は夜半前から東天に上り、薄明開始の頃に天頂近くまで達します。 4月こと座流星群はピークが鋭い方で、1日ずれると半分以下の出現になってしまうことが多いようです。
1988〜2000年の4月こと座流星群の出現状況の解析(Dubietis and Arlt, 2000)によると、極大太陽黄経は年によって少し異なり、 32.02〜32.42度であったということです。これは、極大時刻付近の観測がないためではなく、前後のプロフィールも含めて求めた極大時刻です。 したがって、上の表に示した極大時刻から前後に数時間ずれることがあるわけです。ただし、彼らの集計結果によると、 32.3度付近で極大になるとZHRが20を超えますが、そこから離れると極大ZHRもすくなくなり、32.05度付近で極大になればZHRが15〜16程度となっています。
4月こと座流星群は過去に何度も突発出現をしている流星群です。古くは紀元前687年の中国の記録(星が雨のように降った)というものがあり、 比較的最近では、1803年(ZHR860)、1922年(ZHR800以上)、1945年(ZHR97以上)、1982年(ZHR250)などの大出現が観測されています。 ただし、大出現は1時間程度の短時間しか続いていません。(Jenniskens, 2006)
参考文献
Dubietis and Arlt (2000): “Thirteen Years of Lyrids from 1988 to 2000”. WGN 29:4,
Jenniskens (2006): “Meteor Showers and their Parent Comets”, Cambridge Univ. Press.
※ このページの輻射点マップ および 表のデータは、 IMO(国際流星機構)のIMO Meteor Shower Calendar 2009をもとに作成しています。
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