− 流星群 解説 −
by 内山茂男 (日本流星研究会)
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| ×:札幌, ○:東京, △:宮崎 |
| それぞれの薄明終了から薄明開始まで |
| 活動期間 | 7月17日〜8月24日 |
| 極大太陽黄経 | 140.0度 |
| 極大日時 | 2009年:8月13日03時(JST) |
| 2010年:8月13日09時(JST) | |
| 極大ZHR | 100 |
| 対地速度V∞ | 59 km/s |
ペルセウス座 γ (ガンマ)流星群と呼ばれることもあります。年間3大流星群の1つで、出現数も多く、 明るく経路の長い迫力ある流星や“痕”を残す流星の比率も高めです。しかも、夏休み中であり、寒くもありません。もっとも見やすい流星群でしょう。 宵の内は輻射点が低いので、流星数は少なめですが、長経路の迫力ある流星が見られます。明け方になると輻射点が高くなり、 多くの流星が見られるようになります。
IMOのMeteor Shower Calendarによると、7月17日から活動期間に入ります。しかし、その前からペルセ群と思われる流星が捕らえられることもあります。
2005年の浜名湖流星会議でもこの群の初期出現について発表・議論され、このとき、初期出現はペルセ群という意見と別群という意見がありました。
重野好彦氏は、「星図にプロットした輻射点移動の様子が7月23日付近を境に約30度折れ曲がっていて、7月20日までの流星は、7月23日以後に比べて、
軌道傾斜角がわずかに小さい
(重野, 2005)」と報告しています。
IMOと重野氏の輻射点移動は十分近く、IMOの輻射点でも7月25日付近を境に移動経路が曲がっているように見えます。
ということは、7月23日頃以前のものはペルセ群と別群という可能性があります。しかし、この別群がペルセ群と輻射点が連続するというのは、
偶然としてはできすぎているとも思います。このあたりを確認するには、TV同時観測などでデータを積み重ね、
a) 輻射点の連続性・不連続性の確認、 b) 軌道の類似性・相違性の確認、
c) 7月23日以前の出現数の変化(別群であれば7月23日に向けて減少するのでは)、
d) 7月23日以後に、それ以前の輻射点移動を延長したところからの流星は検出されるか、などを調べていく必要がありそうです。
ただし、日本では 7月23日以前は梅雨が明けていないケースが多く、観測データを十分集めにくいのが現状です。
参考文献
重野(2005). "7月のペルセウス座流星群(第2報)". 第112回流星物理セミナー
| ペルセウス座流星群速報集計結果へ |
※ このページの輻射点マップ および 表のデータは、 IMO(国際流星機構)のIMO Meteor Shower Calendar 2009をもとに作成しています。
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