− 流星群 解説 −
by 内山茂男 (日本流星研究会)
| 活動期間 | 10月6日〜10月10日 |
| 極大太陽黄経 | 195.4度 |
| 極大日時 | 10月8日頃 |
| 対地速度V∞ | 20 km/s |
母天体は周期6.6年の21P/ジャコビニ・ジンナー彗星です。母天体の回帰に伴い、1933年と1946年にZHR 1万レベルの大出現をし、 1985年と1998年には日本でもZHR数百の大出現が見られました。その一方で、母天体が回帰しない平年はほとんど流星が出現しません。 ただし、最近は平年でも毎年若干の出現が観測されています。少しずつ定常群に向けて進化しているのでは?とも言われます。 今後の出現数の変化を観測していく必要がある流星群でしょう。
輻射点はりゅう座の頭部にあります。ただし、対地速度が遅いため、天頂引力の影響を考慮しなければなりません。 星図の“◎RP”がもともとの輻射点位置で、“×印”を実線でつないだのが天頂引力を考慮した見かけの輻射点位置です(東京値)。
| 10月りゅう座流星群 輻射点高度 |
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| △:輻射点高度(東京値) |
| ○:天頂引力を考慮した輻射点高度(東京値) |
| 薄明終了から薄明開始まで |
宵の内は輻射点の高度も高いのですが、時間がたつとともにどんどん低くなってきます。極大予想時刻にこだわらず、夕方から観測体勢に入りたいものです。 流星の性状は、ゆっくりとしていて、短経路のものが多く、フワッとした感じです。特徴的なので、散在流星との区別はしやすい流星群です。 明るいものはあまり多くありませんから、なるべく空の良いところで観測したいものです。
※ このページの輻射点マップ および 表のデータは、 IMO(国際流星機構)のIMO Meteor Shower Calendar 2009をもとに作成しています。
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