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『2004/04月近況』

☆☆☆ 2004/04/30(金) ☆☆☆

◇CLANNAD・杏◇
 というわけで、『CLANNAD』(Win、Key)を開始。と言いつつも、ここ最近プレイしてきた充実のラインナップと比較して、のめり込めると言うほどの印象は未だ感じられず、だらだらとプレイ中。並行してダビスタ(GBA版とPS2版の両方)をプレイしていたりとかも低速の原因だったり。この辺にもありますが、電波系が多いのも影響しているかも、とか思ったりします。ここ半年ほどでお気に入りだったキャラを挙げると、夏希(君の想い、その願い)、穂波(カラフルBOX)、皐月(Routes)、ゆうひ(とらハ2)、凛(Fate)、高嶺(姉しよ)などが該当しますが、CLANNADでは現時点で、杏と美佐枝さんがいい感じで、あとはちょっと微妙な風味です。……うーん、傾向的に非常にわかりやすいタイプですね。
 で、メインキャラでは杏(&椋)だけ終了しましたが、このペースだと、KISAさんに負けそうな感じがします。それもなんか悔しいのですが。で、以下、杏もしくは椋終了程度のネタバレ。
 と言っても、たいして書くことはないのですが、選択肢でちょっと悩ましいのがあったので感想を少し。

<長い髪が好き or 短い髪が好き>
 何気に悩ましいと思いました。単に主人公の個人的好み(もしくはPLとしての個人的好み)を問われているだけなら、問題はありません。好きな方を選べばすむことです。しかし彼女が短い髪をしていると言う前提ですので、主人公として見た場合、気を使うかどうかと言う問題は明らかに存在します。もっとも、長い髪の方を選んだ場合に杏自身も言う通り、好みで嘘を吐いても訊いた方が困るわけですし、主人公自身も言う通り、髪の長さで人間選ぶわけでもないわけですから、ここは正直な本音で構わないと思うわけです。
 しかしPLとして見た場合、話は異なります。長い髪は=杏、短い髪は=椋を暗示するわけですから、その後のルートを決定的に分岐する影響力を考慮する必要があります。そういう意味では好みと選択の間に齟齬が発生する可能性があるわけですが、ルート制限が発生するとしても、長い髪と短い髪に対する好みという設問ですから、本質的にどちらが正解と言う類のものではなさそうというのが悩ましいと思いました。その後のシナリオの方向性という面での正解はあっても、前後の流れから選ぶべき正解はない、といった悩ましさですね。

<タンザナイト or アメジスト>
 で、上記の髪の長さ以上に悩ましかったのがこちらの選択肢。見た瞬間に『おぉっ!』と思いました。と言うのは、髪の長さに関しては明らかな正解のない設問だったわけですが、こちらに関しては、明らかに正解が存在するわけです。プレゼントを渡す対象である椋が欲しがっていたのがタンザナイト、杏が欲しがっていたのがアメジストです。非常にわかりやすい。主人公として選ぶべき、……いや、選ばなければならないプレゼントは、タンザナイト以外にありえない局面です。しかしここにこの選択肢を置くことの悪意と言うか何と言うか。単にうっかりなPLに選択を間違えさせて、Bad直行というなら話もわからないではないですが、そんな安直なものとは思えないと言うか、上記の髪の長さと合わせて、主人公ではなくPLに対して、杏と椋のどちらを本当に選ぶのかを迫っている印象が強く感じられました。プレゼントを間違えることで椋との間にトラブルが発生するとか、もしくは、間違えて買ったプレゼントを後日、結ばれた(もしくは結ばれるための小道具として)杏に渡すイベントなど、予測できることはありますから、こちらも正解と選ぶべき選択肢との間に齟齬が発生しています。少なくとも、長い髪とタンザナイト、短い髪とアメジストの組み合わせはNGなのかな、といった印象が面白いというか。
 ちなみに二股と言われようとも、両方とも買って二人にプレゼントしたいと思ったPLは、私だけではないと思われ(笑)。

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☆☆☆ 2004/04/25(日) ☆☆☆

◇ゆうひ◇
 私的見解を元にした、Q and A
 厳密には、お話として描く都合で、若干過剰気味に(ゆうひ以外の)寮のメンバーの感情を耕介寄りに描いていますが、実際には違だろうという指摘はありました。そういう意味では、思ったほどとらハ(という世界、都築節)っぽくないものになってしまったかも。まぁ、ゆうひが描きたかったので、あくまでも自己満足ということで。とらハ好きな人に読んでもらうというより、自分が読みたかったので自家生産した風味。実際問題として、書けるほどにとらハや各キャラを掴んでいるわけでもないですし、技術的な部分もありますが、細かいことは抜きで、書きたくて、書いて、満足したという話。なお突発的な思いつきで書いたので、口調や人称が変だったら指摘希望。>身内の方
 ついでに、今ならタイトル命名権も販売中(ぉ。
 ……考えてみれば、最初(で最後)の、Kanon以外の書き物かも。

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☆☆☆ 2004/04/14(水) ☆☆☆

◇とらいあんぐるハート・2(DVD EDITION)◇
 『とらいあんぐるハート・2(DVD EDITION)』(Win、JANIS)プレイ再開。実に20ヶ月ぶり。前回までの進捗や雑感は、これとかこれを参照。
 さて、そこはかとなく嫌がらせを受けていた(追記部分)ようなので(ぉ、とらハ2の残りを完全に終わらせてしまうことにしました。というわけで、美緒 → 愛 → みなみ(Hシーン未回収1個) → と終わらせて、晴れて完全クリアしたことをご報告申し上げます。>とらハの偉い方
 とらハは2の途中で一時中断していた上に、とらハの偉い方からは、再三に渡って『3をやるのです!』という政治的要請を受けながらも未プレイでした。従って表面的に見ると、とらハシリーズに対する私の評価はそれほどでもないように見えるかもしれませんが、実際問題としては、とらハの(というか、とらハ2は、かな)内部評価は極めて高いです。1は微妙なところも結構ありますが、2の評価は殿堂入りですし、2における前作との相関関係という点での1の評価も非常に高いです。設定が後付けなのはある程度仕方がないと思いますし、むろん最初からそう設定されていたのならば文句なしですが、設定が後付だからといって価値が減じるものでもないとも思っています。ただ流石に、シリーズのどの作品もキャラ数が多くボリュームがあり、かつプレイするタイミングとしては旬を逃してしまったこと、さらに前回は1と2を続けてプレイしたこともあって、お腹一杯になってしまったというのも事実でした。そんなわけで、実に再開するまでに2年近くも放置してしまったわけです。
 で、今回、草の根的いやがらせを受けたことや、いい加減に3をプレイしないと申し訳ない気持ち(むろん、作品に対する興味は純粋にあります)、また今後の展開として『Quartett!』→『CLANNAD』コンビが発動すると時間的余裕がなくなることもあって、この辺りでとらハ3をこなせる範囲でこなしてしまうことにしました。というわけで、そのためにも、とらハ2を完全に終わらせることとなった次第です。
 ちなみに、今現在は完璧にとらハモード入ってます。まぁ、2のプレイを再開すれば、これほどのゲームだしこうなるのは予想が出来ていましたが、こうなると、3をやる前にもう一度ゆうひルートをやりたいですね。もっとも時間が足りないんですけど。うー、困った。

 ※4月下旬は、TV画面でダビスタを進めながら、レースシーンでPCのADVをやるという並行プレイになりそうな気もします(ぉ。つか、jesちんやゆーさくさんや、あとついでに付き合いの良いKISAさん(ぉ、このあたりと、ブリーダーズカップを開いて勝負したいのですがねぇ。駄目?>各位

◇美緒ルート◇
 『〜なのだー』という話し方や、お子様なりのストレートな感情表現と懐かれ方が非常に気に入っています。まぁ、どちらかというと『お父さん』的な立場からの好感と言えますが、ランクとしては上位に来るキャラです。もっとも、育った美緒は何と表現してよいやら微妙(もちろん、悪くはない)。造形的には結構好きなのですが、お子様だから気に入っているという部分もありますので。ただ不意打ちとしてはなかなかに効果的というか、卑怯に感じました(ぉ。逆に、成長している(しかも胸がでかい)ことに関しては、反論のある方もいるでしょうけれど(爆)。さざなみ寮の皆から服を借りて、やれ『サイズは合うけど胸がきつい』だの『胸は合うけど腰周りがゆるい』だの、そのナチュラルな暴言は素晴らしいの一言ですね。

◇愛ルート◇
 愛さん。おっとりしていて多少どじな所はあるものの、基本能力は低くないという点で、ぽんこつ系とは異なるタイプ。激鈍ですけれど。
 で、結構嫌いじゃないんですが、立ち絵が微妙に萌えられなかったこと(たれ目と前髪の形のせいかな?)、あとは……声、というか口調が微妙にヒットしなかったこと(『はいー』とか『いいですねー』とかのイントネーションとか)、後は他にもっと魅力的なキャラが多数いたことが原因なのか(第1部の時点でお気に入りは薫と知佳ぼー、あと美緒も結構好き、ただし第2部……というか、OPムービーの時点で心はゆうひに決めてました)、そのぶん割を食って評価が下がってしまいました。あと、1stプレイで適当に流していたら、なんと愛さんからだけマスターキーを貰えなかったこと(そりゃまぁ、薫や知佳ぼーメインで追っかけてたら、貰い損ねるわな(爆)。愛さんからは黙っていても貰えそうだという甘えもあったし)もあり、いつしか後回し的キャラに追いやられていました。加えて、メインヒロインは愛さんなのかなという気持ちが、愛さんをラストに回した部分もありました。ただ、正面から見た、照れた愛さんの立ち絵は良いですね。これはかなり好きです。あとOPムービーを見る限りでは、イベント絵の愛さんに関しては、凄く可愛い印象がありましたので、このあたりは立ち絵で損をした印象が無きにしも非ずですね。
 イベント関係では、もう、何と言うか、しあわせー。キャラ的な破壊力はまぁ、普通ちょい上くらい(但しとらハ2の中での序列の話であり、そもそもとらハ2はキャラ数が多い上に、他のゲームと比べても軒並み良い娘が多すぎて困ります。平均レベルが高く、底辺も底上げされていますね)なのですが、シナリオのしあわせ度から言えば、間違いなくトップクラスかもしれません。まさにとらハわーるど全開というべきでしょうか。周りに冷やかされるのがもう、たまらないです。
 そんな中、クライマックスを迎えるわけですが、イベントを通じて常に関わってきたミニちゃんとのお別れは、やっぱり悲しいものがありますし、常々愛さんが言い続けてきたように、愛さんのミニちゃんへの愛情が通じたのかと思えるような奇跡的状況に(たとえシナリオ上のご都合的展開であったとしても)、胸が熱くなりました。単に愛さんがミニちゃんを大切にしていたというだけではなく、ふたりで一緒に何日も掛けて、最後まで諦めずに修理をして直したことや、一緒にドライブしたこと、愛さんが語ってくれたお祖父さんの思い出、そう言ったものが私と共有されていて、あの一瞬に脳裏をよぎったからこそですね。何というか、実に良いです。
 とか誉めておきながらなんですが、あの選択肢はなんですか。あの無意味なまでの、挑発的な選択肢は。私の感情は『愛さんをかばえ』と言い、私の理性は『ハンドルを切れ』と判断し、結果的に、私の身体は思わず『自分だけ飛び降りる』を選んでしまったじゃないですか(笑)。つか、こういうトンデモナイ選択肢には、実に弱い。竜王に世界の半分をやるといわれたら、『ハイ』と答えなければいけないのですよー。
 ちなみに今週のサンデーの『D-RIVE』は、読んでて泣けそうになりました。ファンタムVIと、それに語り掛ける悟を見ていて、思わずミニちゃんを思い出してしまいました。うーん、実に良いタイミングでやってくれますね。
 話を戻しますが、あとは、あのラストシーン。何ですか、アレは。感動的なシーンがぶち壊しじゃないですか。全く、せっかくあそこまで盛り上げて、泣けそうな所まで高めておきながら、あの仕打ちは何なんですか。泣くに泣けないと言うか、思わず頬が緩んでしまうというか、もう、これ以上はないくらいにしあわせー。あまりにもお約束過ぎる展開ではありますが、それでもお約束は守られてこそのお約束。というわけで、やっぱりとらハはこうでなくてはなりませんね。お見事。最大級の誉め言葉として、『ごちそうさまでした』と言わせてもらいます。

◇総括◇
 以前の雑記でも少し書いたかもしれませんが、とらハ2は、耕介不在の部分での寮生の生活感というか、そう言ったものが良いです。何と言うか、それぞれがそれぞれの世界を持っていて、それぞれの幸せがちゃんとあって、その中で、あくまでもひとつの可能性として、耕介と特定のヒロインとの恋愛関係が発生する。以前にKanonあたりで、選ばれなかったヒロインは不幸になるしかないのかという論議がありましたが、そういった論議が完璧に不要な世界の構築に成功していると思います。まぁ、細かい部分を見ていけば、色々と粗もあるでしょうが、この怒涛なまでの幸せな世界の前には、細かい粗は瑣末事に思えますね。

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『以上』

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