はっきりいって、ここが一番家づくりを目指している人には楽しめる段階です。
伊藤さんが三角スケール(通称:サンスケ)をプレゼントしてくれ、がぜん燃えてきました。
燃えると早いのが私の取り柄! FireWire!400メガ! (なんのこっちゃ?)
更に私のまわりには、半年前に家を新築したばかりのM嶋親分がおり、親分のアドバイスもあり、渋谷の東急ハンズで,テンプレート3枚と9mmの建築用図面、minicad,マイホームデザイナーというパソコン用のソフトを用意しました。また、今まで使っていたプリンターではA4までしか印刷出来ないので、PM-2000CというA3まで対応したインクジェットプリンターを準備しました。(業界用語では「やってもうた」)( 実はこの時期、結婚式の準備と重なっており、非常に忙しかった事だけ記憶にあります。)
しかし、minicadは難易度が高く「君子は豹変にやぶさかではないのだ」と自分に言い聞かせながら、あっさりと諦めてしまいました。(野望段階では、VRMLでウォークスルーだ!と意気込んでいたのですが。)
まず、いくつか用意されている商品から、3階建てに対応した物に絞り、原案を出してもらいその中から比較的自由に間取りの取れるエバーススリーという商品を選びました。
8末に図面をもらい、11月に着工という比較的短い時間での勝負でしたので、とにかく集中して作業をすすめます。因に結婚式も11月でした。
まず、提案された図面に方眼紙を重ね、その上に自分なりにいろいろと間取りを書き直してみます。(本当にこの時が至福の時で夢が広がります、これは是非みなさんにも楽しんで頂きたいです。)そして、それをFAXして技術上のチェックをしてもらいます。大抵午前2時とか3時にFAXしていました。そして、夜、検討が終わった頃を見計らって伊藤さんに問題点を教えてもらいます。
平日は仕事から帰ると殆ど図面と格闘していましたが、休日は家族で、設備や仕様に焦点を当てて住宅展示場やメーカーのショウルームを精力的に廻りました。
ここでの注意点は、モデルハウスは内部が広く、お隣とも接して建てられていない、ということです。いい気になって、玄関ホールから3階までの吹き抜けを作ったり、おしゃれな3-4人が座れるバーカウンターなどを自分の図面で実現しようとすると、まず間違いなくしわ寄せが来ます。(100坪以上の家を建てられる甲斐性のある人は除きます。因に我が家の敷地は40坪弱です。)
また、カタログも要注意で至る所特に全景写真はPhotoshopで修正&合成してあります。まあ、メーカーも同じ家だとも言ってないし、撮影用のセットみたいな物と思えばいいでしょう。(でも、イメージではカタログみたいな我が家が浮かんでしまうんだよねーーーー。)
まあ如何に図面引きの段階で理想に近付けられるかが勝負ですね。
大事なのは、住むのは自分達であり、生活パターン・ライフスタイルは自分が良く知っていて、現実に反映できるのは自分たちだけしかいないことです。そして、それをより良い形に近づけ、法的・技術的な裏付けをしてくれるのが住宅メーカーだと私は思いました。
あと、私にはM島親分という力強い味方がいたのも幸いでした。いろいろと自分の経験(というよりは今こうゆう事やっていて、ここで悩んでいるんだーと話してくれた)を教えてもらい、更に一級建築士の津島先生を紹介してもらいました。
設計段階ではとにかく自分の夢を書けば、メーカーが建築法規や構造強度、使い勝手での一般的なアドバイスをしてくれますので、とにかくこまめに連絡を取り合うことが必要だと思います。
あと、家相や風水といった物もこの段階で勉強してみるのもおもしろいと思います。(わたしはこれから勉強します。)
設計の段階で、原案と大きく違うことは、可能な範囲でベランダを出したり、地下収納を大きく取るようにしたところです。
自分でやってみて、苦労した所は、階段の位置でした。極力廊下を少なくし、部屋の面積を大きく取ることに全力を上げていたので、階段の位置が悪いと廊下の面積がかなり増えてしまいます。しかも、一つの階をいじると必ず別の階にも影響が出てしまうので、(階段ドミノ倒しの法則と名付けました。が、良く考えると玉突きの法則の方が合っていました。)1階がベスト状態になると2階がワースト状態になったりして、かなり悩みました。また、階段の形状も降りはじめのカーブは事故が多いと言うことで、なかなかメーカーさんからOKがもらえず、結局、1階から2階への階段は特注の形状になってしまいました。また、将来の間取り変更を考えると耐震フレームの位置も気になります。耐震フレームの入った壁は将来的にも動かすことが出来ないので、判らないなりに15年後の事を考えて(本当は何も考えなかったけど・・。)位置をずらせるか設計の赤羽さんに検討してもらいます。
その結果出来たのがこの図面です、一番初めの案と比べると、廊下の面積をかなり短くする事が出来たかなっと思っております。
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左が原案、右が契約時の図面
通路面積を3階で比較してみるが、左の面積が11.34平方メートル、右の面積が4.83平方メートル、2分の1以下にする事が出来ました。 |