外構

 我が家の場合、門やカーポートなどの外構は別契約で行いました。
 当初は自分とお客サン用に2台止められるようにということで、オープン外構という提案がされていました。

 

左が最終案で右が最初の案です。

オープン外構は、最近よく見かけるもので、門とか塀が無くポールと鎖程度で外と仕切られている方式です。
 最初はそんなものかなという程度の意識でいたのですが、家が完成に近づいてくるに従い、だんだん重要性を増して行き、真剣に考え出すようになりました。

 考えてくると、我が家一帯は空き巣被害が結構多いのと、訪問販売や宗教関係の勧誘の人が、玄関のドアの前まで来るのは嫌だったので、オープン外構は止めて門の有るタイプを提案して欲しいと頼みました。
しかし、出された案は車が1台しか止められず、出入りも横から入るタイプでちょっとピンとこない物でした。また、ポストとインターホンが横に並んだタイプの提案なので、ちょっともう一工夫欲しいなと思いました。
 なぜまっすぐに入れないか尋ねると、道路面との高低差がきついので、安全上の問題からと言われました。
 しかし、納得できない我々は、夜中に巻尺を持って近隣の家を見て周り、これはという所には、門の隙間から巻尺を差し入れて長さを測って回りました。(もう殆ど空き巣の下見・・夫婦で職質受けたら・・)
 すると、以外にも20cm程度の幅の階段も多く、自分たちの感覚的もOKな寸法というものが見えてきたので、自分で考えて逆提案を作りました。
 また、外構のカタログを見ていると門柱にポストとインターホンが収まっているものがあり、デザイン的にもすっきりしているので採用することにしました。床は玄関前ポーチと階段部分をタイル貼り、カーポート部分はインターロッキングにしました。
 そして、壁の部分はロングタイプのオーバードア(本来は2台並べて止める為の物)を使い、来客時には跳ね上げてその下に止めてもらうことにしました。ちょっと道路にはみ出ているように見えますがセットバック分の70センチの中には収まりますし、お隣はセットバックしていないのでその塀の延長線の中に入っているので、自動車の通行にも邪魔にはなりません。
 我ながら良い提案(机上の空論(?)という説もあり)だと思い、実際に施工可能かどうか業者に図面と見積もりをお願いしました。
 外構は旭化成の工事店(本体工事も行える)の関東グリーンというところに頼みました。

 引渡しの2週間前頃に依頼したのですが、見積もりと図面が上がってきたのは引渡し後2-3日たってからでした。図面上では私の案は実現可能という事でしたのでGOを掛けたかったのですが、当初オープン外構で着工当初から概算金額を言われていたのですが今回の見積もりはそれのの金額でした。ここで金額の値引きをお願いして再度見積書を提出してもらうことにしました。
 しかし、見積もりが来たのはそれから3週間もしてからでした。何度か催促もしたのですが見積もりはこず、家族からは家の前が泥だらけでみっともない早く何とかしろと催促され、困ってしまいました。

手前の地面は土むき出しです。ポストも共用。

 

 あきらめて、近所の業者に声を掛けてた頃にやっと見積もりが来たわけで、私としてはもう使わないつもりでいました。紹介してくれた、旭化成の伊藤さんにその旨を伝えると、もう一度チャンスをくれというので、伊藤さんの顔を立てる意味で再度見積もり提出(金額の再々検討:値引き)を依頼しました。が!いくら連休前とは言え2-3日もあれば出てくるだろうと思っていたら、また一週間くらい音沙汰が有りません。
 さすがに今度は腹に据えかねたので伊藤さんに来てもらい、別の業者にしたいと再度伝えましたが、伊藤さんも再度チャンスをくれというので、担当営業の交代(俗に言う出入り禁止)・3日後がタイムリミットという事で合意しました。
 (本交渉では見えなかったが、実は出入り業者思いの粘り強い伊藤さんであった)
 結局、社長サンが見積もりを持って見えました。金額はきりの良い数字を持ってきました。ちょっと高めでしたが、微妙に各社作業内容が異なっているので正確な比較が出来ないので、お願いする事にしました。
 この社長サンは完全に現場型の人で、いつも資材を満載した軽トラに乗って、ニッカボッカを身にまとってやってきます。

 私の車も楽々入ります。ランダムパターンの床。

作業中に止めてある嫁サンのカローラ君も止める場所の手配も済ませてくれて、作業が始まると、結構良いペースで事が進んで行きます。また、長過ぎて作れなかった、アングル製の棚の柱もお願いすると快く切断してくれます。
 なんだよ、この会社営業だけが駄目なんじゃないかと、好印象を強めていきました。
 解体のときには、毎朝作業員が大胆に壊して行くのを見てて、けっこうハラハラしていましたが、今回来た人たちはとっても丁寧な仕事振りです。
 安心して作業が進むうちに完成です。ちょっと困ったのは私が地中埋蔵部分の基礎を計算していなかったので、壁ぎりぎりに柱とかを立てることが出来ず、ちょっと隙間が空いてしまったことです。
門柱と塀の隙間から猫や小型犬が出入りするらしく、糞の被害が多発。
 好印象が続いたので、追加発注で勝手口からカーポートまでの屋根と、柱の隙間を埋める形で両側の塀にラティスを設置する工事も追加発注する事にしました。
 ラティスはアルミ製と木製が選べて、ゲートなどがアルミ製なのでアルミ製は如何ですか提案を受けたのですが、木製の風合いが気に入っていた私は、年に一回塗料を塗り直しする覚悟で木製を頼むことにしました。
 夜に社長と二人で巻尺もって長さを計ってお願いしたのですが、ここでまた問題発生です。
 実際に施工された屋根の長さがかなり短いのです・・・・、うーんナイスなボケだと思わず笑えるくらい短いのです。
 順調に行っているからといって、書面による相互確認を怠った為に発生したミスで私にも責任があるなと思い少し反省。
 修正作業はすぐに完了し、ラティスのついた素敵な外構が完成しました。

門とラティスです。自分としては結構いい感じに仕上がったなと思っています。
 そして、またまた問題発生です。そうです、請求書の明細が違うのです。
 頼んでいない竹垣が入っていたり、勝手口の屋根の部材が短いままだったり、合計5回くらい請求書が出てきました。
 いやー、なかなか、どんぶり勘定な請求書でこちらも出張が続いて日本全国を飛び回っていたり、深夜残業が続いていた為にチェックが甘く、結構大変なやり取りでした。
でも、このやり取りのおかげでこの業界の文化というか雰囲気が良く判りました。

 銀行とか会計系とか精密器機に携わっている方が家を建てる時は、きっとこの業界の現場主義とか概算主義に驚かれると思います。