広島歴教協  例会報告
第417回   2003.2.7(金)  
テーマ 今年度の社会科の授業を振り返って
 隆広 氏レポート  近代史学習の厳選って?

  新教育課程がスタートした2002年。 社会科としてどんな課題があったのだろう。中学地理の問題もあった。
中でも大きいのは教科書にまつわる問題だろう。

でも中学校での現場の実態は、
様変わりした高校入試。
接ぎ木ばかりで幹のない教育課程。
特に選択教科。(課題別・学力補充)
シラバス。
絶対評価と時数計算に追われる形だけの
授業論(?)

『どこかに青い鳥はいないのか』
何を根城に踏ん張ればいいかわからない。


そう、、もう教科書問題どころではないという思いではないでしょうか。
(もうすぐ、次の採択がくると思うんですが・・・・)

さて、それはそれとして、歴史学習の課題は、厳選にどう立ち向かうか、と、『愛国心の歴史』も気に掛けつつ、近現代史学習をより豊かなものにできるかというところでしょうか。石井建夫の授業論に学び、”厳選”ではなく”創造”を視野に授業づくりを進めるべきでしょう。

近代史学習の基礎基本をどう据えるのか。
主権者として育ちゆく中学生に必要な社会科学的概念を教師で設定しながら、中学生とともにそのイメージを豊かなものにしていく。
私が設定しているものを次にあげます。
◎ 世界・日本の中世・近世史との比較
◎ 「基本的人権(自由と平等)←貧困」「議会中心の政治」
   「産業革命」「植民地ー帝国主義」
◎ 「戦争と平和」「政治的選択(主権)」
教科書問題を考える市民ネットワークひろしま
結成一周年総会に参加しました
(2月15日東区民文化センターにて)
教育への国家による行き過ぎた干渉が目立ってきている、ことなどが講演でありました。
また、活動として教科書採択を見据えたものを進めていくことが提案されました。
(公立中高一貫校が2003年度採択。小学校が2004年度。中学校が2005年度採択)
戻る