| 2008年12月9日 第19号(通算234号) 『作業所だより』最新号より 前号を読まれてない方はここ、233号へどうぞ |
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| カラオケ忘年会の提唱者・Hさん。居眠り君のカメラに操作盤を持ったまま“ベ〜ッ” |
| 主張/競争意識 |
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エピソード特集@ |
作業所で一日を一緒に過ごしているとゆかいなことや「おや?」と思わされる場面がよくあります。そういうことに出会うと、作業所のホームページに書き込むようにしています。年末を控えてやや記事枯れなので、そんなエピソードを特集します。 10月17日 「ありがとう」 ダウン症の二人は仲がよいけど張り合い、いつもじゃれあっています。今日はK君がタク君の首にしていたタオルを取り上げ、上に放り投げたところ棚の裏側に落ちてしまいました。椅子によじ登っても取れないため、タク君が取ってくれと頼みに来ました。 K君に「お前が先輩のタオルを取り上げてやったことなんやから、自分で解決しなさい。私には仕事があるから」と申し渡しておきました。何やら道具を持ってきてやっていましたが、ずいぶん時間が経ってから「取れた〜」と喜びの声が上がり、タク君が「ありがとう」といって受け取っているらしい声が聞こえました。 店長がしみじみ「アリガトウ言うてるなあ」とポソリ。自分のクビにしていたタオルを取り上げられてやられたことなのに、何のこだわりもなく「ありがとう」と受け取るのですなあ・・・なんとなく感心してしまいました。 10月19日 「虫が入ってる!」 水無瀬神宮秋祭りでラーメン屋をやっているときのこと。湯がきあがった麺にスープを入れトッピングにかかろうとしたHさん「アッ、虫が入ってる!」と大きな声。スタッフが黙ってその丼を引き上げてきました。 私は「何も大きな声で言わんでもいいのに」と聞こえるようにブツブツと・・・とたんにスタッフの一人が「今の発言は正義やないなあ」「そうやそうや」とみんなが大爆笑。どうやら私は「正義発言」をすると思われているらしい。私は、小声でささやくように言ってほしかったなあと思ったのですがねえ。 10月21日 子どもやないか 昼食をとりながらダウン症の二人が私たちに向かって楽しそうに報告。昨日K君の家にタク君が遊びに行ったのだそうです。休みにお互いを訪問して遊ぶという場面がめったにないものですから「へ〜っ」と感心しました。K君が冷たいお茶をだしてくれたということで、改めてお礼を言っていました。で、「お前は一人で遊びに行ったのか?」と聞くと「お母さんと一緒やった」。思わず「あのな、20歳も過ぎた男は、友達の家には一人で行くものや。お母さんと一緒に行くのは子ども!」「そやかてなあ・・・」二人は顔を見合わせて慰めあっていました。まだまだ子どもですわい。 もっとも後で聞くと、母親同士共通の知人が来られてタクのお母さん訪れるのについて行ったということらしいけど。 11月5日 ボクは白人? 野菜の配達で学校回りをしながら、ラジオがアメリカの新大統領に黒人大統領が当選したと告げていました。居眠り君に「初めての黒人大統領なんやって、すごいなあ。君は黒人か白人かどっちやねん?」と聞きました。 「うーん、白人やと思う」「そうか、それにしては色が黒いやないか。むしろオバマさんに近い色やぞ」「う〜ん、黒人かなあ?」 同乗していたHさんにもたずねたけど、「どっちかわからへんわ」 身近に外国人がいないから分からないのでしょうかねえ。我々は黄色人種であることを教えましたが、作業所の国際化はまだまだですわ。 11月12日 返事 居眠り君がどんな用事なのか「あの〜、ちょっと店長」「なんや?」「あの〜〜〜」口が重い居眠り君、どう言おうかと考えて10秒・20秒・・・そのうち店長は「グゥ〜〜〜〜」と居眠りの真似。「ちょっと、店長寝んといてえや、なあ店長!」 ![]() とたんに店長、カッと目を開いて「お前が居眠りしているとき、なんぼ声かけても寝るな言うても起きないやないか。なんでわしだけが起きなアカンねん」と言うなりまたまた「グゥ〜〜〜」 我々は「ホンマやホンマや」と手を叩いて大喜び。居眠り君は仕方なく苦笑しながら居眠り中の店長に、しどろもどろの話しかけをしておりました。 11月13日 販売促進 今作業所では来年のカレンダーを販売中です。利益は従業員のボーナスに充てますので、従業員にも「自分の問題として受け止めろ」と販売促進を訴えております。今日は居眠り君が奮発して自分で2本買いました。 これで彼は義理を果たしたと思ったのか、みんなも自分のようにやるべきだと思ったのでしょう・・・昨夜はK君の家に電話をしました。K君が電話に出れば話にはなったのでしょうが、電話を受けたのはお父さん!そのままかまわずにお父さんに向かってカレンダーの“営業”をしたらしい。お父さんはびっくり! 今日はK君宅から「もちろん買うつもりでおりましたが何かあったのでしょうか?」と作業所に電話があって苦笑するしかありませんでした。 おまけに店長が配達に出かけて自分たちだけになると、留守番役の仲間に向かって大きな声で、まるでお説教のような“営業”をしておりました。 まあホンマに安易なヤツですわ。 |
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12月5日“分裂”忘年会 |
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