| 2002年度1月30日 第18号(通算63号) 『作業所だより』最新号より 前号を読まれてない方はここ、62号へどうぞ |
![]() 水俣みかん季節です |
| ■主張/作業所だよりのこと |
最近期せずして、この作業所だよりの真っ二つに分かれた評価を耳にしました。 一つは、近くの方で紙の作業所だよりを読んで下さっている方です。「この作業所だよりには、障害者がどんな仕事をどんなふうにしているか、それはどんな様子なのかなどが書かれていない。」と、言うなら改善の要望でした。 もう一つは、発行日が一カ月以上も空いた前号を、ホームページで読んで下さった二人の方でした。「待ちかねてましたよ!遠く離れた者にとって作業所だよりだけがメンバーにふれられる唯一の機会なんですから。一カ月振りの作業所だより、楽しませていただきました。」(前橋市)「現場の様子が目に見えるようでした。いろいろ難しい問題がどこにでもあるものなのですね。何もかもオープンに書かれるたよりには、考えさせられてしまうものがあります。」(川西市) それにしてもこの両者の受け取り方には大きな差があります。私達は、この類いの便りによくある写真入りで「○○さんはこの仕事が得意です」「☆☆君はこんな事ができるようになりました」のような紹介は全くする気がありません。世間から閉鎖されがちなこのような作業所に勤務せざるを得ない彼らのプライバシーを考えるからです。現実には人間ですからほめられるところばかりではない現実もあるのに、一切無視していいところだけを取り上げることにも抵抗を感じます。 そんな事を知らせるよりも、今、障害者の作業所が置かれている位置とか、障害者の立場や課題をなるだけ正確にお知らせし考えていただくことの方が大切だと思っています。 事実、前号で取り上げた「ボーナス山分け風景」について、紙の方の作業所だよりを読んで下さった方が「もっとほしいって言ったのは○○君でしょう!分かるワ。」と笑いながらおっしゃってくださいました。つまり今の作業所だよりでも「誰がどうした」などと書かなくても、交流があれば分かってくださるのです。だから私達が作業所だよりに書きたいのは、個人情報ではなくてこの不況の中、なんとか生き延びようともがいている作業所の姿の方だし、そこでかかわりあう人間関係の方を知ってほしいと考えています。 農作業すれば、畝の間は泥んこだからと、せっかく芽が出かけている畝の上を走る彼との取り組みをさておいといて「にこにこと野菜を売る□□君」なんて載せる気にもなれませんね。 どうかお近くの方は、作業所だよりで読むよりも、毎日作業所の前で八百屋をしている彼らの様子を直接見てほしいと思うのです。 お会いしたことのない遠方のネット仲間が、作業所の取り組みに関心を持って下さり、このつたない作業所だよりで障害者の息遣いをそれなりに感じ取って下さっているのは、障害者の固有名詞を知らないからでしょうか。でも、その方が素直に受け取れるのかも知れません。 |
| 1月23日作業所慰安ツアー レストラン桃山へ行きました |
私達島本障害者共働作業所のホームページの仲間、兵庫県川西市にある創作鍋物・麺レストラン『桃山』が年末に行ったインターネットを使った懸賞に、島本町のネット仲間が当選し、景品の食事券を譲って下さいました。それをきっかけに、宅配業務などで忙しかった12月の慰安会をやろうと言うことになりました。 『桃山』さんのホームページは、写真入りのメニュー、電車や車での写真入り道順などにぎやかに書かれています。前日からプリントアウトしたメニューを見て作戦会議…代金は作業所から支払われますから、自分は何を食べるのか決めました。それぞれ『カキ鍋』や『クリームコロッケ』などと決めていく中で、いつもトンカツ弁当を買ってきて「共食いやー」とからかわれる人は、相変わらず『カツ丼定食』!大笑い となりました。 当日、前の日にあれだけ大騒ぎしておきながらお弁当を持ってきた人が二人!家庭での理解に食い違いがあったことも確かなのですが、結局話し合いや会議の意味が分かっていないのだと思い知らされました。しかし、幼稚園児みたいに連絡帳を持たせるのもおかしな話だし、こちらがカバーしてしまってはいつまでも人任せになりますから、これからはもっと言葉で確認を取る必要を感じました。 持ってきたお弁当はむだにすることにして、川西市へ向けて10時に出発。開店の11時30分よりも早く着きそうなので、そよ風作業所へ寄ったりして時間調整し、きっちり11時30分に『桃山』へ着きました。ホームページをやっている奥様も、店のオーナーシェフのご主人も出てきて下さって大歓迎。まさにVIP待遇。前日の話し合いが功を奏して迷う事なく料理の注文もできました。 と、そこへ同じ川西市にお住まいのインターネット仲間であるT氏ご夫妻が到着。 ご夫妻は昨年9月の『ふれあい夜店』にも島本まで来て下さっていますから旧知の間柄です。ただでさえにぎやかな席が一層にぎやかになり、記念撮影まで撮りあって『桃山』常連のお客様からお店の人に「あの方たちどなたですか?」と質問があったそうです。間もなく運ばれて来た料理にみんな満足しました。みんなが「自分の注文した 料理はおいしかった」と思えたのですからたいしたものです。お店も、お客様が多くとてもはやっていました。食後はサービスのコーヒーをいただきながらおしゃべり。T氏ご夫妻がイチゴ狩りの季節に島本を再訪することや、『桃山』さんご夫妻も、ぴいぷるしまもとが開いているレコードコンサートの装置を見に来られる話がまとまって1時半ごろ失礼しました。帰りは篠山から園部、亀岡と回り4時半に帰着。 忙しかった12月を乗り越えた一日だけの慰安会でしたが、新しい人達とのつながりを深め合えてとてもいいツアーとなりました。 ホ−ムペ−ジでは、写真付きで紹介していただきました。 |
| 作業所短信 |
| “つどい”の日程が決まりました |
本当は11月には開かなければならなかった作業所の総会“つどい”は、今年からは会計年度に合わせることにして3月か4月に開くことになっていました。1月の経営委員会で3月24日に開くことに決まり、早速会場の予約をしました。いつもの、ふれあいセンター3階和室がふさがっていて、健康相談室になりました。 そろそろ議案書作りを始めなければなりません。リサイクルからの撤退や新しい取り組みの報告など、話し合い報告し検討いただくことはいろいろとあります。それに今年からは、インターネットの皆さんにも公開していくことになっています。 もしもお手すきでしたらたくさんのご参加をお待ち申し上げます。 |
| “昼食提供日”その後 |
1月から始まった週に一回の“昼食提供日”、順調に運んでおります。作業所勤務者全員が一回につき300円払って食べることになりました。お弁当を持たせていたお母さんたちにも好評です。 初回はシャブシャブでした。その後もご飯とみそ汁に2品ほどつきます。それぞれに売れ残りの飯田農園の野菜がたっぷり。例えば、タラのムニエルに野菜たっぷりの中華風アンがかかったものとか、今日は前回のパンの売れ残りを冷凍していたものをフレンチトーストにして出されるなど工夫もしのばれる料理です。 もちろん野菜をしっかり食べると言うだけではなく、家では食べたことのない料理を経験出来るという点でもいい取り組みだと自画自賛しております。もちろん、会計は黒字で、毎月作業所会計に繰り込めるものと期待しております。 |
| 権利擁護リーフレット作り |
これは私達でなく島本町の社会福祉協議会の取り組みです。まもなく島本町でも施行される「障害」者のための『成年後見人制度』や『介護保険制度』などを、「障害」者自身にしっかりと理解してもらう目的のリーフレットを作るのだと、担当の方が何度も足を運んで来られました。そんな中から、「障害」者たちを集めて彼らの手で作ると言う発想はどうですか?と提案したら早速取り上げられました。 「障害」者に直接関わる事を運ぶのに「障害」者本人の意見を直接聞く…最も大切だと思われる取り組みがやっと始まりました。言いたいことがうまくしゃべれなくても、仮に考えや思いがずれていてもかまわないと思います。自分に関わる決まりに自分も参画したという重みは、彼らには必ず伝わるし、何よりの『権利擁護』だろうと思います。社会福祉協議会のこの思い切った取り組みに敬意を表します。。 |
| 飯田農園の野菜のこと |
野菜がなくなって来たとお知らせしてから半月…本当に種類が限られて来ました。野菜の味巡りの会員さんには、回数の削減をお願いしてかろうじて注文に応じております。今日の火曜日はついに会員さんの配達分を取ったら、作業所前で売るための野菜がなくなってしまいました。31日の生協前の店頭販売は寂しいことになりそうです。 |
| 焼き芋の値下げ! |
この不況下で、正直者の私達は焼き芋の値下げに踏み切りました。サツマイモの市況が不安定で、とても高値だったのがようやく落ち着いて来まして、おまけに卸売業者にクレームをつけることがあったのですが、「おわびだ」とおまけしてくれまして結構安く仕入れることが出来ました。そのため、これまでの600円を400円に、400円で売っていた物を300円に値下げしました。もちろん値下げ前でも「安い」と言っていただいておりましたから、お客様からは「エーッいいのー?」と言われています。もちろん芋の品質は落としておりません。これまでどおり最高品質の物を焼いております。 |
| 職業体験一日実習生受け入れ |
2月1日町内の中学2年生、Mさんが職業経験のために実習に来ます。とても元気な明るい生徒で、にぎやかに仕事ができそうだと楽しみです。ちょうどラーメンの販売日なので仕分けから配達まで全部お手伝いしてもらおうと思っております。実習先としてはあまりいい場所ではないかもしれないけど、何かつかんでくれたらなあと思 っています。 |
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