| 2002年度3月1日 第20号(通算65号) 『作業所だより』最新号より 前号を読まれてない方はここ、64号へどうぞ |
![]() 水俣みかん季節です |
| ■主張/振り返ることの大切さ |
3月24日の総会『つどい』を目指して今、議案書作りに取り組んでいます。作業所の取り組みを方向転換するにいたった経過をまとめるのですが、作業所の前身である「1号店」の時代からリサイクルもリンゴやミカンのはんばいも始まっていますから大変な作業です。「1号店」時代が7年、『島本障害者共働作業所』になってからさらに7年ですから長丁場です。記憶が定かでない部分もたくさん出てくるのは仕方ないことです。 でも、今まとめて置かないと、これから先ますます忘れられていくことが増えてしまうでしょう。一つのチャンスなのだと思います。 リサイクルは古本から始まりました。それも閉鎖された学習塾から下足箱をもらって来て、そこへ店長の私物の本を並べたら結構売れることが分かり、そのうちこれまた閉鎖された貸本屋から、在庫のマンガ本を大量にもらって来て始まりました。さらに、店長の「やまぶき園」時代の経験を踏まえて自転車のリサイクルを扱うようになりました。自転車には盗難車が多いから、購入車がトラブルに巻き込まれるのを恐れて「永代供養」ならぬ「永代レンタル」なんてアイデアだったなんて笑ってしまうような話もありました。 このような話を整理していて思うのはこれまで本当にいろいろな人との出会いがあり、それらの人々とのつながりが仕事の展開を支えて来たのだなあということです。それは決して「ボランティア」と言われる人々ではありません。肩肘張らずに普通の市民同士のお付き合いとしての情報提供や協力なのです。あるいは、おもしろそうだからと関わって来られた方々との「共働」です。 一つには「1号店」以来一貫して、“社会運動”の側面を持ちながら運営して来たところがあります。組織としても個人としても、障害者解放の運動とつながる他の運動ともいつも関係を結んで来ました。そこから広がる人間関係がこの作業所を支えて来たとも言えると思います。 例えば、水俣のオレンジや青森の無農薬リンゴを扱い始めた経過をとってみても、街の「水俣病患者と連帯する運動」や「反原発運動」と作業所自身が関わることで、人の広がりや仕事の広がりとなっていったいきさつがあります。「障害」者の運動だけに閉じこもって来なかった経過は、これからの私達作業所の展開や運動を考えるうえでとても大切な部分だろうなと考えます。 ただ、今の社会状況として社会的な運動が少しずつ逼塞して行くような、特に若い人たちがあまり関わって来ないような傾向があることが、これからの作業所を見通すうえで心配な点です。3月3日の「ゆんたくひとり芝居」への取り組みの成功がとても気になる昨今です。 こんなことなど振り返り、経過をまとめながら、この小さな作業所も社会情勢の変化と共に大きく舵を切ろうとしていること、正しい方向に切りつつあるのかどうかを、今この段階で皆さんで検証することの大切さをしみじみ思っております。 |
| 初体験/ラーメン作りの出前! |
さる組合の女性部が、2月20日に夜の学習会をするためのお弁当の注文をしてくださいました。ところがその日はパンの販売日…早朝から箕面に向かって走り午後2時頃まではバタバタとします。お弁当はそんな事情でお断りして、かわりに「ラーメン作りの出前はいかがですか?」と水を向けたら、それで結構だとのこと。確かに、寒い時期に冷えた弁当を食べるのはつらいことです。 当日は3時から作業所を閉めて、ふれあいセンターの料理室に道具を運びました。食数は20食ですから、ずん胴ナベを使わず料理室のナベをいくつか出し、それで麺を湯がくことにしました。時間までネギを刻みチャーシューや「なると」を切り分け、スープを作りました。三階の料理室から一階の学習会会場まで、出前の練習もしました。 ところが組合の役員さんが来られて、会場で食べるよりも料理室の試食のテーブルを使いたいとのこと…それまで廊下に向けてラーメン作りを流すように設定していたことも、また出前の練習もむだになってしまいました。しかし、手っ取り早いのは確かなこと。それぞれ分担を決め直してお客様を待ちました。 5時半ごろから三々五々、仕事を終えたお客様が来られ始めました。チケット係・出来たものを運ぶ係などに分かれて作業開始です。部屋は暖房が効いて暖かなうえに、目の前で作ったラーメンはどんぶりを暖めるところから始めていますから本当に熱々です。「暑い暑い」と言いながらも皆さん「おいしい」と言って下さいました。その証拠に食べ残しはどんぶりの底のスープに残ったコーンと刻みネギぐらいのもの。どなたもが、ほぼ完全に食べて下さいました。 食べ終わって、このラーメンを手に入れる方法をおたずねになり、注文票をくださいと手を出される方もありました。後日、組合事務所にお礼状と共に注文票をお届けしておきました。こうして、私達の取り組みがしっかりと根を張るようになればうれしいことです。 出前が終わったその場で、スタッフの私達も一食ずつ試食しましたが、やっぱり確かにおいしかったです。 |
| 水俣ミカン完売ご協力ありがとうございました |
オレンジセット40ケース、甘夏15ケースを二回にわたって仕入れました。無農薬・省農薬とは言え、見栄えはよくないし、例年完売するまでに腐らせてしまったり苦労することが多いのですが、今年は例年ほどの苦労もなく、ごくあっさりと完売できました。おかげさまでわずかですが利益も上げることができました。これもひとえに皆様のご協力のたまもの…ありがとうございました! |
| 従業員慰安温泉ツアー 京都府の笠置温泉へ行って来ました |
2月23日の土曜日、友誼団体『ぴいぷるしまもと』の冬の行事として温泉に行くことになりましたので、私達島本障害者共働作業所も便乗して「従業員の慰安行事」と位置付けて参加しました。 当日は家庭の旅行で一人欠席した以外は全員参加。朝の9時40分に出発したけど、道路事情がよくなくて到着したら11時を回っていました。「障害」者割引と回数券割引を駆使して全員が200円ほど安く入れました。 早速温泉に直行です。しかし、数字が読めない人は、受け取ったロッカーナンバーが読めず、うろうろするだけ。同じ字の形を捜し出していたら夕方までかかりそうだから教えてあげました。着脱衣は皆さん問題がないから安心できます。 浴場はスロープ付きのも含めて大浴槽が二つと個人で入るジェットバスの浴槽が3つ。それに露天風呂とサウナがついていました。そんな大きな風呂場の中をサウナの窓から見ていると楽しかったです。親と来ていたらおそらく「洗いなさい」とか「ゆすぎなさい」など指示があるのでしょうが、誰も何も言わないからスッポンポンのまま、あっちうろうろこっちうろうろ…それでも自然に仲間同士一緒になって行動しています。露天風呂へ行ったと思ったらもう帰って来て、次に入る風呂を物色…結局ちょっとずつあちこちの風呂に入って、それでも結構温まって上がっていきました。 脱衣場へ行くと、蒸し暑いのにさっさと着替えてジャンパーを着込みリュックまで背負って汗びっしょり…これだって親が一緒なら「しばらくこのままでいなさい」と指示してもらえるのでしょうが誰もそんなこと言いません。「暑いか」「暑い」「暑かったらどうする」「どうするって…脱ぐ」「脱いだらええやん」と会話しても、脱ぐそぶりもなくしまいに「こんな暑いところにおらなくてもええやろ、外へ行けよ」と追い出してしまいました。 入浴後は食事です。セルフサービスの大食堂…レジが一つしかなくて手間取りましたが、ぴいぷるの皆さんの助けを受けながら皆さん食べるものをゲットして無事終わりました。 午後はレストルームで昼寝をする人、うろうろする人、二度目の風呂に入る人とそれぞれに時間を過ごして、4時前に集合…靴を入れた場所が分からなくなったり、ロッカーキーが行方不明になりあわや弁償しかけたり(無事発見)またまたひと騒ぎありましたが無事出発し6時前に作業所に帰着しました。 彼らにとって、家族抜きで仲間だけで行く温泉なんて初めての経験だったと思います。私達にも意外な部分を発見できたり、おもしろい取り組みでした。 |
| 作業所短信 |
| 飯田農園でゴーヤの栽培を |
沖縄の大学へ通うM君に頼んで、沖縄で栽培されているゴーヤ(苦瓜)の種を持ち帰ってもらいました。こちらでもゴーヤは栽培されていますが、苦みが足りないから本場ものをという企業努力です!沖縄料理店にも卸す予定。たくさん採れそうなのでもちろん店頭販売もいたします。夏には、苦み走ったいいゴーヤを使ってゴーヤチャンプルーなどいかがですか?ご期待下さい! |
| 「ひとりゆんたく芝居」へどうぞ |
3月3日、午後2時半からふれあいセンター『ケリヤホール』で開かれる藤木勇人さんの一人芝居、島本障害者共働作業所も後援しております。私達のホームページでも紹介しています。朝日新聞の催し紹介欄にも載りました。早速「新聞で見たけど…」と言う問い合わせも入りました。沖縄の心を知り考えるきっかけとして、ぜひともご鑑賞下さい。前売り入場整理券は私達の作業所でも扱っております。2500円(当日券は2800円)です。 |
| ホームページへのアクセス数28日です |
2月21日28000人目が誕生しました。ゲットしたのは埼玉県にお住まいの女性でした。もちろん、景品として商品券をお送りしました。2万人目からのゲット者が関東勢と関西勢4:4だったのが、これで関東勢が1ポイント上回りました。3万人目を目指して、27日現在28400人を越えております。 |
| 3月24日『つどい』へのご参加を |
24日は日曜日です。もしもお体があいておりましたら、ふれあいセンターの「健康相談室」へお運び下さい。作業所の総会『つどい』を開きます。多くの皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。 |
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