2002年度3月15日 第21号(通算66号)
『作業所だより』最新号より
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総会『つどい』です
   
■主張/消費者不信

  雪印食品に端を発した偽物食品騒ぎは、根強い消費者不信を引き起こしています。もちろん私たちの製品も同じような目で見られている可能性はありますが、真っ先にお断りしておきます。私たちは「さすが!」と言われたい気持ちが強く、古いチャーシューに新しい日付のシールを張り替えるようなインチキは一切しておりません。

 もちろん、それができたら楽です。冷凍したチャーシューはそんなに品質が落ちないから、在庫になってしまったチャーシューを売りつくすにはその手があるわけです。でも、それをやったらおしまいです。一定の品質を保っているからこそ信用されていることは私たちが一番良く知っているつもりです。

 こんな私たちも、生肉を買い入れたりサツマイモを仕入れたりしています。すると、どうにも不審な事にさらされることが多いのです。例えばサツマイモは必ず「なると金時」を仕入れます。これは黄色い箱に入っていて、箱には芋の寸法と生産地の名前と、その芋が採れた畑が数字で表されています。

 常識的に、同じ生産地の同じ畑の物なら同じ味がするはずだし。「今仕入れて来たところだ」と説明を聞けば、真新しいと思ってしまいます。ところが、一つの箱に違う味の芋が入っていたり、仕入れたてのはずが腐っていたりすると、肉の報道で火が付けられた私たちの不信感は「だれかがどこかで操作している」と思ってしまいます。他の産地の芋と「なると金時」では値段が全く違いますから、輸入牛肉を国産の箱に詰め替えるのと同じぐらいの率で儲けが出るはずなのです。

 いや、これは「植え付けられたことによる不信感」から考えてしまうことで、決して確証がある話ではないことをお断りしておきます。

 流通機構に対するこんな不信感、今から考えたら給食の牛肉だって「給食だから大量購入するし国産牛でも安く手に入るのかなあ」と思っていたけど、いったんあのように報道されるた途端に国産牛肉がそんなにたくさんあるわけはないわなあと、妙に納得してしまいます。

 作業所でも扱っている三重県の無農薬米の農家のニュースにもあった笑い話。「魚沼産コシヒカリは生産量の30倍も流通しているそうです。『お宅の米はおいしいので、新潟産と言うことで出荷します」と長野県の農家の方が言われて、笑えない気持ちになった」とのこと。

 小さな欲望を満たすための背信行為は、大きな信用を失い、自ら墓穴を掘る行為です。

 見込み生産のチャーシューが、見込み違いで余ったからと言って、1週間後にシールを張り替えて回すようなことを、もしも一回でもやったら、わずか2、3000円のために、数十万円の損につながるでしょう。

 でも、私たちが信じて加工している肉だけど、知らない間に背信行為に巻き込まれているのかも知れないと、「鹿児島産豚肉」と書かれた段ボールの箱をにらみながらしみじみと考え込んでしまうこのごろなのです。

 いよいよ24日『つどい』です

 以前から書いておりますように3月24日は、島本障害者共働作業所の総会『つどい』の日です。午後1時半からふれあいセンター一階の“健康相談室”で開きます。

 この2年ほどの間に、私たち作業所は少しずつ方向転換を始めて、昨年4月の「家電リサイクル法」の施行と共に食品の加工販売に活動の比重を移してまいりました。作業所の前身である『1号店』から数えて15年目を迎えている今、この間の経過を振り返りながら、今進みつつある方向についてご理解をしていただき、アドバイスをいただくことがメインの話し合いになると思います。

 もちろん、当日は作業所で働くメンバーが全員参加します。新しく加わったメンバーも皆さんにご紹介したいと思います。「久しぶりの交流」をも目的としておりますし、総会とは言え、いわゆる“議長選出”から始まるような堅苦しいものではありません。簡単な茶菓もご用意いたしまして、フリートーキングを中心に置き、皆さんからのアイデアなどを口から出まかせ(失礼!)でいいから聞かせていただきたいと思います。

 よく作業所に出入りしてくださる方はもちろんですが、めったにお越しいただけない方々にも是非とも足を運んでいただいて、外から見た作業所について辛口のご好評などたまわりましたら、本当にうれしいと思います。

 なお今回からは、新しくインターネットでも議案書の一部を公開(総括はここ方針はここ)し、参加できない方や遠くにおられる方々からもインターネットを通じていろいろご意見を聞かせていただく取り組みを始めたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。

鳴門近辺にお知り合いはありませんか?

 1面の主張にも書きましたが、焼き芋の原料であるサツマイモで困っています。品質を一定に保つには、なると金時の生産農家から産地直送で送ってもらうしか手がないと考えています。ところがつてが全くないのです。

 できれば「松茂町」の“松茂美人”を作っている農家だと大変ありがたい。もちろん農協へ卸している値段よりは高く買わせていただきます。毎月150kgずつ送ってもらって、年間通してなら1トン近くは購入できると思います。

 もしも、親戚があるとか知り合いがやっているとおっしゃる方がありましたら、ご一報ください。直接産地まででかけて値段の話し合いをし、契約を結びたいと思っております。

 「まあそんな方はおられないだろうなあ」と思いつつ、それでも「もしや」の気持ちで書きました。

 春休み中の販売の取り組みについて

 学校の教職員の皆様には、パンを中心に私たちの販売活動を支えていただいております。3月24日からは学校が春休みに入りますので、パンの販売活動は中止させていただきます。住民の方々にもたくさん購入していただいており、ご迷惑かと存じますが、販売量が3分の1になってしまい、箕面まで仕入れに走りますとガソリン代も出ないという状態になってしまいますので、どうかご了承くださいますよう。

 なお、春休み以後のパンの販売日程は、4月5日に注文票を配布、10日に締め切って発注し、4月17日の水曜日を発売日といたします。

 ラーメンとチャーシューについては、学校への販売量よりも住民の皆様やインターネット販売が大半ですので、春休みの期間中も続けて営業いたします。学校関係者も電話やファックスでご注文いただきましたら、町内なら配達いたしますし、発売日である金曜日以後に作業所に取りに来ていただければ保管しておきます。

 以上のようにいたしますのでよろしくお願い申し上げます。

 
桜バザーは4月13・14日に開催

  大阪水上隣保館・遥学園の桜バザーは、毎年「第2土日」と決まっておりまして、今年は見出しの日に開催されます。気象庁の桜の開花予想では、今年は開花が早まるだろうとのことです。去年は満開の桜の下での桜バザーでしたが、今年は落花盛んか葉桜バザーになりそうな…。

 いずれにせよ、私たち島本障害者共働作業所は昨年どおり「本格ラーメンの店」に取り組みます。昨年は桜バザーの食品の中では値段が高いうえに、元からある遥学園の「タケノコうどん」に迷惑をかけてはいけないからと、控えめな販売予測を立てておりました。しかし、予想以上に好評で、まさに「行列のできる店」になってしまいました。初日200食の予定が、せっかくお越しくださったお客様に申し訳なく、追加して作り、翌日曜日には麺の追加仕入れに早朝から高槻まで走りました。

 今年は、そんな去年の反省を踏まえてお客様のご要望に応え食数を増やして、一日300食は売りさばきたいと思っています。この300食にものぼる取り組みには、作業所だけでは対応しきれないため、ポン菓子作りを中心に取り組む『ぴいぷるしまもと』の皆さんにも応援を頼んでいます。

 桜バザーでは、ポン菓子などの場合は道具類から材料、食器にいたるまですべてを遥学園の方が用意して、製造販売だけをボランティアとして取り組みます。しかし、ラーメンの場合は私たち作業所がすべてを準備し、場所だけの提供を受けますので、利益は遥学園と作業所で折半することになっております。

 今年も去年どおりの本格ラーメンを提供しますのでよろしく!

北生協店頭販売は28日です

 今月のカレンダーは2月と同じ曜日です。最後の木曜日である28日が店頭販売日となります。今月もあまり野菜はないのですが、飯田さんは「28日合わせてタケノコの初堀をしましょうか」とのこと。わずか2〜30kgぐらいしか採れないだろうけど…とのこと。

 今年のタケノコの初物となります。もちろん半月後にはうんざりするほど出回るタケノコですが、この時期はまだめずらしいものですから、もしもよろしかったらお早めにお買い求めください。28日は午前11時前から開店しております。タケノコは早くに売り切れてしまうと思われますので。

 もちろん、その他の商品はいつもどおり並べます。シーズン終わりがけの焼き芋も取り組みます。どうか、皆様お越しくださいますように。

 なお、シーズンになりましたら、おいしい飯田農園のタケノコの販売に毎日取り組みます。もちろん、ご贈答用の発送も取り扱いますので、ご用命は私共島本障害者共 働作業所にお願い申し上げます。

千切り大根に取り組んでいます

 飯田農園の青首大根は早くになくなってしまいましたが、「時無し大根」が結構長く採れておりまして、少し堅いせいか売れ行きが良くありませんでした。売れ残りは昼食提供日などを利用して、作業所が買い上げみんなで食べて来たのですが、それでは追いつかなくなり、売れ残りを千切り大根(切り干し大根)にしてみようと言うことになりました。

 どなたか経験者はおられませんか?効率の良いカットする道具などないものでしょうか。市販のスライサーを使うと細すぎて、まるで糸のような千切りになってしまうのです。また、一本の大根を切るとすごくかさ高くなり、一度に3本も切ると置き場所に困るほどです。この点についても、「こんな風にしてやればいいのだ」と言うアドバイスしてくださる方はおられないものでしょうか。

 以前はこの辺りの農家でも取り組んでおられたのではないかと思うのですが…なんせ私たちには始めての取り組みでまごまごしております。それでも乾燥すると、なつかしい千切り大根の香りがしております。

   
      


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