【 曲 名 】シシリエンヌ (劇音楽《ペレアスとメリザンド》より)
【 作曲者名 】フォーレ
【データ作成者】 めめちゃ(cat@fuchu.or.jp)
ペレアスとメリザンドはフォーレが53才の時の作品である。
劇の付随音楽として作曲を以来されたが、上演までにあまり期間がなく、
公務におわれていたフォーレは、まずピアノ・スコアを書き上げ、
1893年に作曲したチェロとピアノのための「シシリエンヌ」を加え、
オーケストレーションを弟子のシャルル・ケクランの手を貸りた。
さらに1901年にフォーレが手を入れてまとめ直し、現在耳にする
形へと整えられた。
この第4曲にあたるシシリエンヌは、この作曲家のもつ抒情が、
その第一フレーズから大変際立った輪郭で聴くものの心に染み入って
くる珠玉の名品である。
曲は3武形式を根底においているが、フォーレらしくその型にこだわる
ことなく、音楽が自らの赴くところにしたがってその歩みをすすめている。