イスラームの6つの信仰
ぶあついコラーンもつまるところ...

1. アッラー(唯一の ※1)

2.天使達(神のことばを人間に伝えるもの ※2)

3.預言者(天使から神のことばを預かるもの ※3)

4.諸啓典(神からのことばを書きとめたもの ※4)

5.定命(定められた運命、つまり死 ※5)

6.最後の審判(死の次の世界 ※6)

※1.「神」と表すより、英語で「The God」とした方が正確かも。冠詞をつけて、唯一の。(EX. The earth, The moon)アッラーというのも、アラビア語で、[冠詞 -Al + 神 - llah ]であって、固有名詞ではない。「神」というコトバから、白い髭のお爺さんなどが連想されてしまうとややこしいことになる。
※2.天使。羽根付きのあの図像があまりにも流布されてしまっているけれど、アラビア語でマーライカ(複)。「真っ白な衣服を着た、真っ黒な髪の男」の姿だったこともある。どんな風に現れるのかは分からない。 
※3.旧約聖書のモーゼも、新約聖書のジーザスも預言者で、その数多い預言者のなかでも、ムハンマド(彼の上に平安を)が最後の一人。もう誰もいないの、最後の時まで。
※4.ユダヤ教やキリスト教の啓典も含む。ただし、改竄されずに無疵なものはコーランだけ。?と思った人はそれぞれの編纂方法を調べましょう。
※5.定め、運命ともいうけれど、とにかく人はいつか死ぬの。それだけは変えられない、それこそ運命。
※6.人はその「死」のち、自分の人生ともう一度向き合わなければならない。やりっぱなしではいけない。生きる、ことの責任を問われる日。



信仰をあらわす5つの行い
または実際のところをいってみる
T. 信仰告白(シャハーダ)

「神」という概念が表すものが1つしかなく、預言者ムハンマド(彼の上に平安を)ですら、信仰の対象たりえない、という宣誓を おこなうこと。

記念すべき日にしようと、友人を集めたり、場所を選んだり。でも明日死んだら困るので、思いついたその時、その瞬間にする。ムスリムの証人が2人いさえすればいい。
U. 礼拝(サラート)

日に5回、夜明け前、太陽が天中に達する頃、陽射しが傾く頃、日没後、夜が満ちたときに行う。礼拝とは神さまに向かい合うこと、自分の心の底まで覗きこむこと。

尊重される、夜明け前の礼拝。暗い中起きだしてできたときは、すーっとソラのむこうとつながった感じがする。その他のときは雑念が多くて、もったいないことをしている。回数はまもるけどほんとのお祈りをするのはやっぱりムズカシイ。
V. 断食(サウム)

年に1回、暦の定めた1月の間、黎明から日までの間を一切の飲食と、欲望を治めること。我慢することを体に叩きこんで、涼しい顔でいること。

一年で一番好きな月!ムスリム達がみんな、ちょっとお腹を空かせてて、日没を待っているというのが面白いでしょ。でも妊娠・授乳などで繰り越して独りで断食するのは、さすがにつらかったなぁ。
W. 喜捨(ザカート)

年に一度、財産のなかから決められた額を、喜捨として共同体に供出すること。もともと稼ぎとは、神さまが与えてくれたチャンスなので、一部を返却するだけ。

断食月の最後の日までに、日本だったら、1500円を自分の好きなところへ持っていきます。
このところはお世話になっているので大塚モスクへ。
X. 巡礼(ハッジ)

一生に一度、健康と経済力が許す限りにおいて、現在はサウジアラビア王国にある、聖地マッカに巡礼すること。年に一度のハッジの月には何万というムスリムがマッカを目指して集まってくる。
交通の便の良いこの時代、ムスリム人口が多い国からは出国制限があります。順番が回ってくるかどうかも、インシャアッラーですが、ちょっぴりせつない気もします。