すとっくるーむ


■神なき世界
 子どもの頃、大人は完璧なモノだと信じて疑わなかった。いつのまにか自分も大人と呼ばれる人になった。ヤバイ;ぜんぜん不完全ぢゃん(^_^;)
そしてまわりの不完全さ(私よりは幾分 マシではあろうが;)にも気がついた。期待していたワケでは無いけれど少し失望。 救いは無いものか...

 熱があって医者に行った。ここ最近、ずっと信じて来た「お医者さんは賢くてその道のプロだから、ドラマでやってる様な不治の病以外 スイスイ治してくれる」という考えが 間違っていたことに気がついた(’0’;)゛゛なんてことない熱なのに治せないという。大きな病院も親切な開業医も、いろんな科があって難しい研究が進んでいても...こういう単純なことが どこに行っても治せない; 「様子をみましょう」と ごまかして、気休めにもならない薬をくれたりする。病は気からとは言うけれど、物理的な痛みすら癒せないとしたら救われ無いじゃない(;_;) 人では人を治せないということか...

 苦しんでるってほどでもないのよ。ぜんぜん心配ないんでしょうけど...この御時世に、こんな些細な病気で「運を天に任せる」みたいな 神頼み的なことしか無いなんて馬鹿げてる!と辛くなる。 ちょっと怒ってる(−_−)


■たとえば消しゴムとしての人生
 朝、起きたら消しゴムになっていた。幸せかも?しれない。消えて無くなる。しかも人の過ちを消せたりもする。もろもろと床に落ちて、掃かれて、塵になる。捨てたと言う意識も無く捨てられていくのだ。しかし、こっちの意識はどうなるのか疑問ではあるが...

 先輩事務員Xは字が上手い。社会的に人間的に女性的には別としても、この会社では少なくとも優秀である。そして不出来な後輩事務員Zに言う「わたしは小さい頃から、お父さんに”消しゴムは使っちゃいけない”って言われたの。だってそんなの、自分が不注意だからミスをするんだ!って。本当に慎重なら そんなもの要らないわ。私もほとんど使わないし」。今日も昨日の寝不足で うつらうつらのZに、消しゴム無しのデスクなんて考えられないのに。

 消しゴムにも消しゴムなりの悩みはある。お肌のこと。真っ白でツルツルしたプラスチックな肌に、ブルーの紙&ビニール製の服が着たかったのに、ざらざらと鮫肌消しゴムな私。服だって一度脱いだらもう着られないラップみたいなヤツよ; 香りもそう。シャネルのココとまでとは言わないけれど、新しい付箋紙のいい匂いとか プラスチック消しゴムの花の匂いに憧れてるの。わたしはゴム臭いから。

 Zが庶務にやって来て、ロッカーをごそごそやっている。先祖がお公家さんで大きな神社の娘 Tさんは庶務係。ピッタリだ。T「消しゴム 一番上に無い?」Z「んー;カサカサのぢゃなくて消えるヤツぅ。コレなら引き出しに使い掛けあるし...」。まったく;コイツにまでこんな扱いされるとは。間に合わせで使われて 成仏出来ず、ゴロゴロと引き出しや机の裏に忘れられているんだよね。

 消えて無くなる幸せ、それが消しゴム。引き出しの奧の消しゴム 使い切ってね。 


■一楽
 えー、さくらは只今 アカデミー賞月間に入っていまして、毎週 映画チェックに忙しいんだけど...。 「一楽」とは、今では寂れた;香林坊映画街の角にあるラーメン屋さんです。

 昨日、アカデミーものは後日 友人と見る約束をしてしまったので、一人『BARに灯ともる頃』(伊)かな?を観て来ました。んー、ひとり暮らしをしたことがある人にはわかる 父子のやりとりを坦々と描いた作品。見どころは息子の彼女役 『ニキータ』のアンヌ・バリローと、漁師町のバールのかもし出す温かさ、切なさ みたいなところかな。

 映画にはデート向きと そうで無いのがあって、大きく分けてハリウッドものなんかは前者、ヨーロッパ系は後者かな。どちらも嫌いでは無いけれど、昨日 気がついたこと。帰りに「一楽」に行けるのが一番いいなぁ〜(笑) って。お酒の後のコーヒーやアイスクリームみたいな...映画のあとはラーメン!さすがに女の子ひとりでラーメン屋さんは さびしい;から行けないよ。

 メジャーな映画観てイタメシよか、一人でB級観てファーストフードよか、当たりでもハズレでも(笑)帰りに「一楽」!別に宣伝では無いです(笑) 昔 バイト帰りにタダ券とかあると、このコースだったのね。要は、ざっくばらん 安上がりコース(笑;) イベントで無く、ヲタクで無く、生活の一分と言うか...このニュアンスわかるでしょうか?(^_^;) 一楽的映画鑑賞 (笑)