時間
濃密な空気に支配された部屋
機械の音が全身を震動させ
脳を圧迫して眩暈を起こさせる
息苦しい時間の流れ

意識が窓の外へと向かう
闇夜のはずの景色が
光に満ちていた
思いきって窓を開ける
部屋に充満していた空気が
一斉に解き放たれた

夜が明けたのだ

ただ唯一
時間だけが
一定に刻み続ける


                       (2003.5.16)