日本百名山のあれこれ情報

北関東 編


山 名 地域 標高 説明 温泉
36 男体山
(なんたいさん) 
男体山・中禅寺湖  2484m 日光火山群の一峰。二荒山など多くの別名をもつ。
山岳信仰の霊山として名高く、現在でも二荒山神社から登山する場合は一般登山者も登拝料を払うのが習わしとなっているため、全国でも数少ない有料登山の山でもある。
また、登山できるのは例年5月5日の山開きから10月25日の閉山祭までであるが、北面の志津小屋から登る場合には特に制限はない。
山頂からの眺望も見事で、中禅寺湖や戦場ヶ原をはじめ日光連山が望める。
37 奥白根山
(おくしらねさん) 
丸沼・男体山  2578m 栃木県と群馬県の境にそびえる、関東以北の山々の最高峰。
一般には日光白根山として親しまれている。近代まで噴火を繰り返してきた火山で、山頂の西側には爆裂火口のおかまがあり、火口湖となっている。
また火口の周辺には熔岩壁の断崖が荒々しい。日光修験の霊場でもあり、山頂には奥白根神社が祀られている。
360度の大展望が開け、眼下には全国有数の透明度を誇る菅沼や丸沼などいくつもの湖が見える。
湯元温泉
戦場ヶ原の北西、湯の湖の北岸にある硫黄泉
38 皇海山
(すかいさん) 
皇海山・袈裟丸山  2144m 栃木県と群馬県の境に位置し、日光火山群に属する。
足尾山塊と呼ばれる一帯の山々の主峰。
日光の近くにありながら、訪れる登山者は少なく、原生林と密笹に覆われた山は関東最後の秘境ともいわれる。
庚申山から鋸山までは鋸十一峰といわれ、それぞれに信仰登山時代の山名が付けられている。山頂からの展望はわずかに南側が開けているのみ。
39 武尊山
(ほたかやま) 
鎌田・藤原湖  2158m 七つ峰頭を連ねる山塊の主峰。
南側に爆裂火口があり、それを囲むように剣ガ峰、前武尊、獅子ヶ鼻山など2000m級の峰が連なる。
古い火山のため侵食がすすみ、麓には武尊渓谷、赤倉渓谷など見事な渓谷を形勢している。
古くからの信仰の山で、山名からも分かるように、日本武尊と深い関わりがあるといわれ、山中にも銅像が立っている。山頂には方位盤があり、360度の展望では、谷川連峰をはじめ、日光の山々が望める。
川場温泉、武尊温泉など多数の温泉が点在
40 赤城山
(あかぎさん) 
赤城山  1828m 火口湖の大沼を中心に、主峰の黒桧山ほか地蔵岳、駒ヶ岳、鍬柄山など多くの外輪山の総称。
那須火山帯に属し、八つの村にまたがる広い裾野をもつ。
山頂からは、大沼と小沼の青く澄んだ水や、沼をめぐる山々の色づきが、絵葉書を見るように美しい光景が見える。
祠などもあり、近在の信心深い住民は古くからこの山へ御参りする習慣があったという。
また、東には袈裟丸連峰や皇海山、北には燧ヶ岳や至仏山が展望できる。西側は潅木が少し視界を遮るが、浅間山や榛名山などが望める。
赤城温泉郷
荒砥川上流には国定忠治、大前田英五郎のゆかりの地として有名な赤城温泉や忠治温泉が湧く。また粕川湖畔には滝沢温泉が湧く。 
41 草津白根山
(くさつしらねさん) 
上野草津  2171m 長野原駅草津口から山頂まで行けるバスもある。
4月中旬から11月中旬まで運行されているが、確認すること。
白根火山大駐車場からなら徒歩約1km。山頂までのロープウェイも。
現在は火山活動が活発なため登山は本白根山のみで、湯釜も展望台から眺められるだけである。
草津温泉は古くから湯治場として有名。温泉街中央にある湯畑が中心。草津温泉と相対して白根山西麓には万座温泉がある。
42 四阿山
(あずまやさん) 
四阿山・菅平  2354m 長野県と群馬県との境に、根子岳と並んでそびえ立つ。高山植物も多い。
また特別記念物のミヤマモンキチョウに出会えることもある。中腹にある的岩は、その昔源頼朝が弓の的にして矢を命中させたという伝説の岩。
山頂は北峰、南峰の二股をなす。三角点があるのは北峰。南峰には信州祠と上州祠が、それぞれ長野県側、群馬県側を向いて立っている。360度の展望では草津白根山やバラキ湖、浅間山などが見える。
43 浅間山
(あさまやま) 
車坂峠  2568も 長野県と群馬県にまたがる三重式コニーデ型火山。
第一外輪山(黒斑山、剣ヶ峰など)、第二外輪山(前掛山など)、中央火口丘(釜山)がある。
前掛山の第二火口の直径は約800m、釜山の現在の火口の直径は約450m。
ほか小浅間、車坂山などの寄生火山を抱えている。もっとも最近では1983年に小噴火が見られた。
幼年期地形で侵食があまり進んでおらず、山容は優美だ。黒斑山山頂からは浅間山を正面から見据えることができる。
千曲川から高峰山の尾根までの間に、高峰、菱野、中棚、湯の瀬、布引、小諸、天狗の七つある。
平成11年10月8日には布引温泉から引湯した日帰り温泉「あぐりの湯こもろ」がオープン
44 筑波山
(つくばさん) 
筑波  876m 男体山と女体山の双峰からなる筑波山地の最高峰。
花崗岩をさらに花崗岩の結晶が貫くという特殊な構造の筑波型花崗岩より成る。
関東では古く万葉の昔から「西の富士、東の筑波」と称され、信仰の対象として、また大衆登山のメッカとして親しまれてきた。
百名山のうちで最も標高は低いが、遠くから眺めてもよし、登ってもよしの数少ない山のひとつでもある。
植物の垂直分布が比較的はっきりしていることでも知られ、高度をかせぐごとに植物の変化を目の当たりにすることができる。