日本百名山のあれこれ情報

九州 編


山 名 地域 標高 説明 温泉
95 九重山
(くじゅうさん) 
久住山・大船山・久住  1791m 白山火山帯に属する火山群の総称。
くじゅう連山、くじゅう連峰ともいわれ、くじゅう火山群をなしている。
中岳、久住山、星生山など1000mを越える山が35峰もある。
最高峰は中岳で、九州本土の最高峰でもある。
主峰は久住山でその山容は、西からは鋭い三角形、南からは優美な姿に見える。
くじゅう連峰の地形は複雑で、多くの峠や温泉や、広大な高原や湿原があり、変化のあるさまざまな行程を楽しむことができる。山内には天然記念物のミヤマキリシマやコケモモ、イワカガミなどの群落があり、シーズンには見事な花を咲かせる。
法華院温泉
九州で一番高い場所にある温泉
筋湯温泉
スキー場近くにある打たせ湯の有名な温泉
96 祖母山
(そぼさん) 
小原・祖母山・豊後柏原  1756m 大分県と宮崎県の境に位置し、祖母傾国定公園の中心的存在。
荒々しい稜線と切り立った岩峰や岩壁をもつ。
深い原生林に覆われ、ツガ、モミ、カヤ、ヒメコマツ、ブナなどの林は国の特別保護区に指定されており、また高山植物も豊富だ。
奥岳川水源の原生林には特別天然記念物のニホンカモシカが生息している。
小広い山頂からは九州のほとんどの山々が眺望できる。かたわらには祖母山の祭神である健男霜凝日子と神武天皇の祖母豊玉姫が祀られている。
97 阿蘇山
(あそさん) 
阿蘇山  1592m 熊本県と大分県にまたがったA級活火山で、安山岩からなる二重式活火山といわれる。太古より4回にわたって火砕流を九州中部一帯に流しつづけ、これによって形成されたカルデラは東西18km、南北25km、周囲90kmにも及び、世界最大級であるといわれる。中央火口丘群をなす根子岳、高岳、中岳、杵島岳、烏帽子岳を阿蘇五岳と呼ぶ。中岳は有史以来、現在でも噴煙を絶やしたことがない。また最高峰の高岳山頂は岩屑が堆積していて、周囲にさえぎるもののない展望には、外輪山の連なりをはじめ四方にそれぞれの山が望める。
98 霧島山
(きりしまやま) 
韓国岳・日向小林  1700m 宮崎県と鹿児島県との境に位置する。
韓国岳や新燃岳、高千穂峰をはじめとする22の火山からなる。北西から南東にかけて火口が連なる。
周辺には火口湖が点在し、最も大きいのは高千穂峰の東側にある御池。最高峰は韓国岳で、えびの高原から簡単に登れるところから人気が高い。
高千穂峰を東岳・東霧島というのに対し、韓国岳は西霧島と呼ばれる。麓のえびの高原からは爆裂したとき崩れ落ちた岩壁が荒々しく見える。
山頂からの展望は霧島山群随一といわれ、東に高千穂峰への縦走コース、北に市房山、南西には紺碧の大浪池が見える。
99 開聞岳
(かいもんだけ) 
開聞岳  922m 薩摩半島の南端、長崎鼻の西に位置し、海上を航行する人々のよき目印の役目を果たしている。
霧島火山帯に属する休火山で、富士山型のコニーデ型の下部にトロイデ型の溶岩ドームが乗った二重式火山。秀麗で美しい山容から「薩摩富士」とも呼ばれる。
大きな岩だらけの山頂には枚聞神社奥ノ宮の祠がある。
眺めはもちろん素晴らしく、天候のよい時は屋久島まで見えるという。一周約120mの火口跡には、浅い窪地にイヌツゲやユズリハ等の常緑樹が茂っている。
100 宮ノ浦岳
(みやのうらだけ) 
屋久宮之浦・宮之浦岳  1935m 鹿児島県屋久島のほぼ中央に位置する九州地方の最高峰。
標高1500m以上の山が11もあり、島全体が山塊といっても過言ではない屋久島にあって、永田岳、翁岳、黒味岳などをしたがえてどっしりとそびえている。
1カ月に35日雨が降るといわれるほど雨の多い土地。
年間降雨量は山頂部で8000mmに達する。
しかし花崗岩と森林のために雨が降っても水は濁らない。山麓の亜熱帯植物から山頂の寒帯系植物まで、日本では類例のない変化が楽しめる。
また屋久島は世界自然遺産に登録されている。山頂からは360度を海に囲まれた島の山ならではの素晴らしい景観が展開する。