1/64趣味
トミカ リミテッド ヴィンテージが元気です。
2006年に入り精力的に新金型のモデルを出しています。
東宝とのコラボレーションシリーズもスタートしました。
第12回 2006年前半のトミカリミテッドヴィンテージ
トヨペット クラウンをベースにした救急車。
トミカではロングセラーとなった3世代目クラウンベースのモデルがありました。
トミカ リミテッド ヴィンテージではすでにセダンをモデル化している。
2世代目クラウンベースのモデルをミニカーにしました。
グリルなどから推測するに1965年以降のモデルのようです。
ワゴン型でクラウンシャーシ/ボディーを延長しルーフを高くしたメトロポロタン形ボディー。
フロントバンパーには赤色点滅灯(またはフォグランプ)。
ボンネットにはモーターサイレンとスピーカー。
ルーフには赤色回転灯と尾灯(?)と装備満載です。
ミニカーは、2種類の仕様があり。
ボディーサイドに赤色ラインが入り、赤色点滅灯が装備されているのが“東京玉川消防署”。
赤色ライン無し、フォグランプ装備が“高崎市消防署”となっています。
赤色点滅灯&フォグランプの違いは、バンパー上のライトの色です。
フォグライトは黄色になっています。
初代クラウン(RS型)のスタンダードタイプが登場。
見た目は1500CCエンジン時代の後期タイプ(1958年型?)のようです。
1955年に登場した初代クラウン。
日産がオースチン、いすゞがヒルマン、日野がルノーをノックダウン生産していた時代に、
純国産モデルとして登場しました。
最大の特徴は後部座席が後ろヒンジの観音開きのドア。
これは、タクシー、ハイヤー、社用車としての利用を想定して、
「ドライバーがお客様(ご主人)の乗り降りをサポートしやすい用に・・・」
との配慮とも言われています。
当時のタクシーは自動ドアではなかったので、
ドアの開閉をドライバーが行う必要もあったようです。
ところで同時に登場した営業用(タクシー/ハイヤー)として開発されたマスターは、
通常の前ヒンジのドアでしたけれど・・・(?)
ミニカーは黒色と赤&クリームの2トーンカラーの仕様が通常品。
パトカー&タクシー色違いの特注品があります。
3) LV−25 いすゞ ヒルマンミンクス
1953年からいすゞは英国ルーツ社の、ヒルマンミンクスをノックダウン生産していました。
1956年に完全国産化を達成。
以降は、イギリス本国の変更を追いかける形で、ボディー、エンジンなどの改良を続けていきます。
1960年にはボディーの後半部を変更、「ハイスタイル」と名付けられました。
そのころには、英国仕様より高出力のエンジンも用意されるようになっていました。
英国のルーツ社には、ヒルマン/サンビーム/シンガー/ハンバーの各ブランドがありました。
1960年代後半にクライスラーの傘下に入り、後にプジョー傘下となりますが、
現在、ブランドは消えています。
ルーツ社のモデルの中でも、ヒルマンミンクスは最重要モデルで、
各ブランドにそれぞれの性格に合わせたバリエーションモデルが設定されていました。
1960年代に入るとベレル/ベレットの生産を開始。
ヒルマンミンクスは1964年に生産を終了します。
ミニカーは「ハイスタイル」のボディーを採用。
白/茶のツートーンと水色ボディーのモデルがあります。
トミカ リミテッド ヴィンテージに360CC時代の軽自動車が登場しました。
第一期(?)は2メーカー、各2車種です。
1/64の統一スケールを採用しているので、軽自動車のモデルの価格はリーズナブルになりました。
軽自動車の第一弾はスバル商用車。
スバル360 カスタムはエンジンを横に寝かせてルーフを延長することにより、
四角い荷室部分を実現したモデル。
それ以前、スバル360には、セダンの後部座席を可倒式にして、
コンバーティブルと同じ開閉式のキャンバストップ、
後部窓部分を外側に倒れるようにした“コマーシャル”という商用モデルがありました。
カスタムの登場前に生産中止になっています。
スバル360カスタムの弱点は床下にエンジンがあるために、
荷室の床が高いということなのですが、当時すでにサンバーが発売されていたので、
用途が小口配送に限定されたことがあり、人気モデルとなりました。
ミニカーは白色/青色のボディー色で登場。
5) LV−27 スバル サンバー ライトバン
1961年に登場したスバル サンバーは、
スバル360をベースとする、フルキャブ(ボンネットのないタイプ)のトラック/ライトバンです。
リアエンジン/リアドライブの乗用車の欠点は。荷室の狭いこと。
そこで、ワーゲンやフィアットはエンジンを床下に寝かせて搭載することで、
荷室を造るという方式を採用していました。
サンバーも同様のレイアウトを採用、そして現在にいたるまでこの方式を使っています。
実は、荷台が二段になっているのですが、(エンジンの有無で床の高さが違う)
現在のトラックは板を張ることでフラットな床にしています。
板が取り外すことのできる、“引越し仕様”という特注モデルもあります。
以前は、床下収納のロッカーが設定されていたこともありました。
ライトバンタイプはその二段の境目のところに後部座席が設置されています。
初代サンバーは前席ドアが後ろヒンジなのが特徴。
初代クラウンの後部ドアのように前側が開きます。
サンバーはヒット作となり、スバル360よりも先に2世代目のモデルが開発され、
1966年にモデルチェンジを迎えます。
トミカでは1982年登場の4世代目のトラックのモデルがあり、
さまざまなモデルに使われました。
ミニカーは白色/青色の2色。
6) LV−28 マツダ キャロル
マツダ キャロルは、1962年に登場したマツダの軽乗用車。
イギリスフォードのアングリアをお手本にした、逆反りのルーフエンドが特徴でした。
1963年には4ドアモデルが追加されます。
600CCエンジンを搭載した普通車の“キャロル600”もありました。
2ドアモデルのミニカーはコナミがモデル化しています。
ミニカーは白いボディーに青か茶色のルーフというラインアップです。
7) LV−29 マツダ K360
1959年デビューのマツダ K360は、ダイハツ ミジェットをライバルとする、軽3輪トラックでした。
ミジェットより一足早く、丸ハンドルを採用。一回り大きいT600もありました。
東南アジアの国々では、タクシーなどとして大活躍しています。
変更を加えられながら、1969年まで生産されました。
トミカ リミテッド ヴィンテージのトラックとしては珍しく、固定式の荷台になっています。
青色ボディーに白色ルーフのノーマル車と、郵便仕様車の2タイプが発売されています。
軽自動車に続くのは消防車のモデル。
日産 ジュニアはダットサントラックの大型版。今回のモデルは1962年デビューのモデルのようです。
ちなみにヘッドライトが縦並びになる後継モデルが、
ドラマ「北の国から」に登場していたようです・
消防車だけあって、
ボンネットにはサイレン&スピーカー。
フロントガラスの上に赤色回転灯。
荷台にはホース、延長ホース、ホースヘッドなどを装備。
おまけ(?)として、はしごと引っかき棒が付属しています。
ミニカーは救急車と同じく。
“玉川消防署”&“高崎市消防署”の仕様となっています。
消防車第2弾は日産パトロール。
パトロールは三菱 ジープ/トヨタ ランドクルーザーをライバルとする大型4WD。
今回のベースモデルは1960年デビューの第2世代モデルです。
本来は自衛隊への納入を目指したモデルでしたが、採用はされませんでした、
代わりに警察/消防を主な販売先としました。
パトロールの名前はそこに由来しているようです。
消防車に使用できるように、電装系には念入りな防水処理が施されていました。
そのため、悪路の多い東南アジアなどでも人気のある車となりました。
1980年に後継モデルのサファリにモデルチェンジしますが、輸出用はパトロールの名前が存続します。
TV番組では「大都会 PARTIII」のオープニングに登場している・・・
など、日産が車両提供している番組には度々登場していました。
「スーパーガール」などにも出ていましたね。
ミニカーはほぼジュニア消防車と同じ装備が付けられていますが、
赤色回転灯が赤色点滅灯に変更されています。
こちらは、東京消防庁仕様、と
10)トミカ リミテッド ヴィンテージ 「東宝名車座」VOL1 日産 ローレル
「フレッシュマン若大将」より
トミーテックと東宝のコラボレーション企画。
東宝が製作したの映画作品の中で活躍した車をモデル化するようです。
大型のブリスターパックに大型のリーフレット(台紙)と専用ケースが同封されています。
台紙には車両解説やメーカーからのお知らせを明示。内側の面は映画作品の解説が入っています。
専用ケースは一般のトミカリミテッドヴィンテージではメーカーからのお知らせが、
明示される面が映画のポスターに変更されています。
「フレッシュマン若大将」は1969年のお正月映画(公開日は1月1日)。
自動車会社に就職した若大将の活躍を描いています。
日産 ローレルは1968年デビュー。
ブルーバード用のものを大型化したシャーシに、4ドアセダンのボディー。
エンジンは旧プリンス系のG型4気筒1800CCエンジンが搭載されていました。
日産&プリンスの合併効果で産まれたモデルでした。
廉価版やライトバンなどが設定されていない純乗用車でした。
ローレルは30年以上生産されましたが、
ライトバンやワゴンモデルは一度も設定されませんでした。
1970年に追加された2ドアハードトップには、2000CCも設定されます。
1971年には、セダンに高級仕様のGLと2000CCが追加されます。
1972年に2世代目モデルにバトンタッチします。
ミニカーは真紅のセダンです。
ちなみに、「東宝名車座」
第2弾は「俺の空だぜ 若大将」より“トヨタ トヨエース”(^^)
第3弾は「帰ってきた 若大将」より “日産 レパード”(^^:
の発売が予定されています。
そういえば、加山さんは「レパード」のイメージキャラクターでしたね。
補足)
ちなみに、トミカリミテッド ヴィンテージでは、
フロントデザインなどが違う「年式違いのトヨエース」が発売される予定です。
さらに1980年前後デビューのトミカになっていない車種をモデル化する。
“トミカリミテッド ヴィンテージ ネオ”
という新シリーズの発売が決まっていて、
そちらには、
「日産 レパード TR−X」(販売店違いの双子車)の発売が予定されています。
ちなみに、“トミカリミテッド ヴィンテージ ネオ”
五月女は、マツダ ルーチェと聞いて、
「縦目のルーチェ レガード」を想像したのですが、
意外やその次の型の前期4ドアハードトップだそうです。
この型のルーチェは初期のセダンモデルや、後期の4ドアハードトップモデルが、
「X曜 ○○○劇場」の
レギュラー覆面パトカー(^^:としておなじみだった記憶があります。
けれど、前期のハードトップは印象にないのですが・・・
ところで、
LV−21のトヨペット クラウン ワゴン
LV−22のマツダ ルーチェ ロータリークーペ
の2車種はこのコーナーで紹介済み。
LV−23は、バスのモデル化で、保管場所の関係で五月女は入手しておりません。
統一スケールなので堂々たる作品なのですが・・・(価格は乗用車の3倍です)
今回は長くなりましたね。読んでくれてありがとう。
さて次回は・・・(?)