投稿者---松尾多聞(2003/02/19 20:16:55)
http://u-go.to/koisiori/
「その星の神様」
その星はひとつしかないのに
かみさまがたくさん住んでいる
かみさまは土地がすきで
ひとびとにとりあいをさせている
かみさまはひとごろしがすきで
ひとをころす道具をつくらせている
その星はひとつしかないのに
かみさまがたくさんいる
かみさまはひとりじめがすきで
たべるものをたくさんすてさせる
かみさまはおもいやりがなくって
とおくのたべものがないひとが死ぬ
その星のかみさまたちはお金がすきで
みんな病気になってもきにしていない
その星のかみさまはそんなふう
信じているひとたちを動かしている
投稿者---elemany(2003/02/19 22:46:41)
http://nizi.net/elemany/
「地球の心」
僕らの地球は今泣いている。
自然を削られ戦争でボロボロになった
自分の姿があまりにも惨めで。
どんなに訴えても人間は聞いてはくれない
傲慢で身勝手な生物。
草や花や他の動物の命など関係ない
自分の欲を充たす為に
同じ人間同士でさえ殺しあう。
こんな世界で良いのか
地球は今、怒っている。
きっと人間に対する報復は
自らが招く事になるだろう。
その時になっても誰も私の心など
気が付かないでいるのかと
地球は冷めた目で人間の争いを見ている事だろう。
投稿者---詩水(2003/02/20 00:42:43)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~waters/
「祖父と戦争」
戦争に行ったことのある
じいちゃんは言った
戦争は絶対にしちゃいかんぞ
酒飲みでパチンコ好きの
おてんばじいちゃん
そのときだけは
穏やかな目ではなかった
その目は
戦争を見据えていた
ぼくは何も聞けなかった
投稿者---うらら(2003/02/20 11:00:23)
「原 爆」
青空に禍々しい敵機の影
ピカリと目を眩ませる激しい一閃
恐怖におののきながらも
子を守り上にかぶさる父と母
地を震撼させて
炸裂する不気味な轟音
熱い 痛い 水 水 水
焼け焦げた人々は
川へ川へと水を求めた
衣類は焼け落ち
全身からは めくれて
垂れ下がる爛れた皮膚
この子を助けて
絶叫する無残な父母
男も女も子供も
腐って膨れて
水に浮かぶ地獄絵図
物語ではなく本当の話
私たちの国に起こった
恐ろしい戦争の話
投稿者---jun(2003/02/20 11:53:41)
http://www.geocities.jp/syu8068/
「傷 跡」
階段から蹴落とされ
給食に唾をかけられ
行った事のない国に
帰れと罵られ
国籍が違うだけで
受けなければならない
差別と言う名の審判
戦争の残した傷跡
今も残る深い傷跡
自分達の撒いた種は
刈り取る日が必ず来る
まだ気付かないのですか
また同じ事を繰り返すのですか
投稿者---きらら☆(2003/02/21 01:38:10)
http://eclat.gaiax.com/home/fairykirara
「 還 」
青い地球は星々で生まれ
また人は海から誕生した
だから
そのままの美しいまま
星に還すべきだ!
そう
この青い地球(ほし)は
誰のものでもないからだ!
だから
神さまから
借りたこの地上の星に
もうこれ以上
無闇な戦いや争いで
血の雨を降らせては
絶対いけないのだ!!
投稿者---備前(2003/02/21 01:45:54)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Christie/6806/
「ささやかな抵抗」
ボクたちの世界に足を踏み入れた巨人たち
お日さまをかくさないで
風をさえぎらないで
花をふまないで
よんでないよ
はやくかえって
なにしにきたの
ボクの手は小さいから 銃はにぎれない
泣くことで
叫ぶことで
歌うことで
ボクはたたかう
小さな虫けらでも
息をしている
いっしょうけんめい生きようとしている
泣きながら
叫びながら
歌いながら
ボクはたたかう
友のために
家族のために
そして
ボクを育ててくれた
この地のために
投稿者---ミズキ(2003/02/21 03:21:49)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Christie/6918/
「先 生」
君は忘れてしまったの
踏み潰した蟻に涙した日のこと
君は思い出せないの
摘んだ花に心を痛めた日のこと
私は覚えてるの 君
蟻の行列を熱心に眺めてたじゃない
私は失くさないの 君
愛しげに花びらを撫でてたじゃない
君は大人になったけど
先生は誰 思い出して
勤勉な蟻を見習って
君は大人になったはず
優しい花に諭されて
君は大人になったはず
投稿者---にわたずみ(2003/02/21 23:44:54)
「ひとつのほしに生きるから」
ももいろのくも
きんいろのほし
ただひとつの願いごとは
このうつくしいあさが
あしたにつづいていくように
すみれいろのもや
ぎんいろのつき
ただひとすじに夢みるものは
このやすらかなゆうべが
ゆうきをそだてていくように
なまりいろのくも
いやなにおいのするもや
ひとつの願いも
ひとつの夢も
かなわないことが
そんなせかいが あるだろか
ひとつの希望
ふたつのひとみにもやしていよう
かなたのほしと かたるよに
まだ来ぬあすが
もう来ぬあすにならぬよう
投稿者---ノラスケ(2003/02/22 23:49:57)
「 土 の 下 」
この前までは
灌漑を作るための
少し壊れた鋤で
掘る穴
彼女は哀しげに
でも 手を休めずに
掘り続ける
ちょうど
子供が入るくらいの
穴を
空には
憎しみの鉄が
轟音を響かせ
彼女は少し身をすくめ
通り過ぎるのを
待っている
それでも 手は休めないで
土の下に
埋められたものが
さらに
深い深い地中のものによって
未来を奪われたことを
彼女は知らない
埋め終わった後
彼女は
花がない代わりに
せめて
涙を手向けようとしたが
砂と埃で
すぐに消えてしまった
投稿者---桂(2003/02/23 00:08:50)
「静かにお聞き」
いいかい 静かにお聞き
この星は青かったのさ
本当だよ
いいかい 静かにお聞き
人はみんなお互いに愛しあってたのさ
本当だよ
いいかい 静かにお聞き
神様はね、時には万能だけど
本当はいたずらっ子で悪さだってする
わたしたちを助けてばかりじゃないのさ
忘れちゃいけないよ
いいから 静かにお聞き
わたしたちはね、人間なんだ
人を憎むことは簡単だけどね
人を愛することだってできるのさ
忘れちゃいけないよ
いいかい 静かにお聞き
そうさ、この星は美しかった
そうさ、人々はいつも楽しく笑ってた
いいから 静かにお聞きよ
人間が本当は素晴らしかったお話を
投稿者---すぺあきィ(2003/02/23 00:16:20)
「忘れないで」
戦うこと
争うこと
人の命を踏みつぶすこと
どうして簡単に出来てしまうの?
失った命に捧げた涙はもう忘れたの?
戦争が残した虚しさはどこへいったの?
脆く消えて良い命なんてない
踏みつぶして良い命なんてない
命授かり初めて学ぶこと
どうして今
先頭に立って諭さなければいけない人が
忘れてしまっているの?
忘れないで
想い出して
命に「もう1度」はないこと
途中でむしりとっていい命なんて無いこと
投稿者---叶(2003/02/28 00:16:16)
http://www.geocities.jp/sirotanhouse/page049.html
「鳥は唄う」
そうこの空はこんなにも青い
嘆きながら 鳥は唄う
その君の手はこんなにも赤い
遠き場所から流れるように
優しさで何を流すの
泉は止めどなく溢れて
哀しみで何を流すの
沼は果てしなく深く
君の地に咲く花よ
共に咲いてくれないか
守りたいその指先は
凶器を持つためのものじゃない
君の地に立つ人よ
共に唄ってくれないか
守りたいその瞳は
同じ空を見つめている
そうこの空はこんなにも広い
想いながら 鳥は唄う
投稿者---輝月風生(2003/02/28 15:30:21)
http://kagoshima.cool.ne.jp/kzkkzw/
「反戦の詩」
守りたいものがある
今はそっぽを向いている
あなたもそう
繰り返してはいけない過ちがある
痛み それが自分のものでなくっても
人を殺したことがある
そのやるせなさに
苦しさにもがく
前を向いて歩くのは
忘れるためじゃない
その準備は進められている
それを加勢する人たちも
無利益な争いに
飲み込まれて
欲しいものはなんですか?
そのためにこれ以上
無駄な争いを続けるつもりですか?
尊いものは何かを
知らないはずはないのに
繰り返してはいけない過ちがある
痛み 傷を深くするその前に
投稿者---Pero(2003/02/28 17:11:19)
http://www.k-ns.net/pero/index.htm
「戦争に贈る言葉 語り」
私の父はレイテ島から帰還した
戦友の屍を泣きながら踏み越え
死に切れずに投降し
恥ずかしながら復員したと
涙浮かべて語っていた
私の母は満州から引き揚げた
新天地と煽られて痩せた土地を耕作し
兵隊さんに見捨てられ
命からがら逃げ帰ったと
涙流して教えてくれた
戦争を知らない子供たちは
いつの間にか年を取り
戦争を伝える老人は
祈りを残して逝ってしまう
戦争の語りは川のように
いつまでも流れ続けなければ
悲惨な語りは道路のように
どこまでも途切れないように
伝えていかなくちゃならないんだ
投稿者---なお(2003/03/01 00:49:48)
http://u-go.to/douwa/
「既 得 権」
人々がいるから夢がある
母がいたから願いがある
人は誰でも普通にいたい
お願いです戦争はやめて
投稿者---待夢(2003/03/03 15:49:01)
「 いまここから 」
見開いた澄んだ目を見ていますか
真っ白な心は好奇心旺盛で
未来へ羽ばたく夢でいっぱい
ころころと笑う声を聞いていますか
小さな手を思いきり広げて
しあわせいっぱい振りまいて
夢をあたためて笑い声を絶やさず
いまここでいまここから
その夢をその笑顔を壊さないで
その銃を置いてください
その剣を下ろしてください
戦うことより平和の意味を
いまここでいまここから
投稿者---松尾多聞
http://u-go.to/koisiori/
挽 歌
やがて花は咲き誇り
人は春に身をやつす
満たされし大地の血液よ
彼の戦場に春を伝えてよ
嗚呼苦しみに生きる人
別離と病の友人たちよ
めぐる夢は遠くかすみ
足音だけを残しゆく
嗚呼力なき幼子たちよ
走りゆく母の手にあれ
叫びの吐息は風となり
とどき我が呼吸となる
遠く離れし大地にも
伝わり響いてくるよ
苦しみに生きる人たちよ
春の詩は必ず流れ来る
めぐる夢は風に乗り
いま世界にこだまする
諍いに挽歌を歌う声は
母なる地球に轟き渡る
やがて花は咲き誇り
人は夢に身をやつす
春を伝える大地の息吹よ
ともに挽歌を響かせよ
2003・02・23 TAMON
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