恋愛詩集「恋詩織」        多聞の作品集へ



はじめの枯れ葉



その身いといて逃れし人なれば

遥か高嶺に背を向け我に涙する

木々の色は秋

風のおとは秋

落ちいずる枯れ葉を我と重ねて

人の世とは愁

あまりにも愁

燃える錦ともどかしく震えて


この身を堵した時があるから

先に舞うのも善きこととして



2007・09・16 TAMON