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僕が歌う詩



僕の全ては夜を駆け巡っていた

焼きつけられた映画のフィルム
映像が一瞬で替わって行く想い

心の内側で塊たちが叫んでいる
力強く繊細な声で呼んでいる
「ここから早く出してください」

言葉をどうしても作れなかった

虹に憧れて
海を聞いて
空に涙して
炎に語って
人に触れて

そっと感動すべき時の中で
大きな呼吸を吐き出した瞬間
心は彩られた発露を投げ出す
魂の詩を織り成していくんだ

めくり忘れた暦のよう
僕の想い出は魂となって生きていた
流れていく時間の中で無垢な純白に

忘れない君のこと
愛することは生きている証
だから
想い出は美しく輝くべきもの

僕たちはまだ魂が繋がっているんだ
そして救われる時を望んでいたんだね

悲しい時が昇華される僕たちの命
なんて素敵なことだろう

僕の全体は長い夜に駆け巡る
深い夜に魂を吐き出すために
そして今日も詠いつづけている



2001・08・15  TAMON



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