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君だけを心から・・・




季節の風は憂いを抱いて訪れる

君の作った水割りを両手で包み
くゆるタバコの煙を目で追って
言葉に戸惑う僕がいた

秋が伝える言の葉は悲しい嘆き

もう少しだけここにいたいのに
わずかな気持ちを伝えたいのに
儚い夢が僕を締めつけてゆく

ここからその人は生きられる
確かな夢を創りあげていく
高い空を自由に羽ばたいて

秋の風は淡くかすかな味がする

もし君がいつか愛してくれるなら
この風に僕の全てを伝えておこう
君だけを心から愛したことを

いつか思い出して僕がいたことを
にが笑いばかりだった僕のことを


2001・09.11     TAMON


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