![]() 薄紅のハマナスを摘んで そっと君の髪に飾った日 ルーランの浜辺は優しく 西の果て遠い地平線には 海の蜃気楼が浮んでいた 目を細めてみていた魔法 揺らめいていつか消えた ハマナスが実をつける頃 夏の日はもう去っていた ルーランの伝説が聞えた 涙の岩はハマナスいろに 君はもう届かない蜃気楼 肩をすぼめて見てた落日 胸までも零れ落ちた水滴 ハマナスは砂丘をつくり そして砂丘は海へ伸びる ルーランの想いで蜃気楼 君は小高い砂丘となって 想い出をここに止めおく ハマナスのまぁるい実を そっと岩の上に飾ろうか 2002・08・28 TAMON
|
| BACK | HOME | NEXT |