|
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
|
まるで生きもののように、真っ赤な炎を吹きだして噴火する山々。一瞬にして街を壊滅させ、鋭い爪あとを残す大地の揺れ。すべてのものを巻き込み、暴れ狂う空。この「フォース オブ ネイチャー〜大自然の脅威〜」は、火山、地震、竜巻など、現代もなお人間社会を脅かす自然の巨大な力を映像に捉えたドキュメンタリー映画である。
この映画は、10年という長い歳月をかけて、ナショナルジオグラフィックがグラフィック・フィルムズ社と共に作り上げた超大作である。ナショナル ジオグラフィックは、これまでドキュメンタリー映画でエミー賞をはじめ、その他映画界の賞を数百回も受賞。20年以上に渡って大型映像の製作を行ってきたグラフィック・フィルムズ社は、5度のアカデミー賞ノミネートを含めて国内外で100以上の賞を受賞。経験と実積を積んできたこの2社が集結して生まれた絶妙なコンビネーションが、ここまでの超大作を誕生させた。噴火寸前の火山から揺れる断面を通り、怒り狂う竜巻雲に迫る壮大なスケールや映像と音など、最高の技法を用いて自然現象のパワーや驚きをスクリーンいっぱいに映し出す。
自然災害と向き合いながら、犠牲者を最小限に抑えるためには何をすればよいのか?大自然の力の前では、人類は無力なのか?映画はそれぞれの分野のエキスパートたちの活動を通して、自然災害の現場を捉えていく。命の危険と隣り合わせでいても、最新の科学技術を駆使して自然の謎を解明しようとする3人の科学者たち。その真摯な姿と並大抵ではない努力が、真実のストーリーをさらに感動的に描き出す。
大自然の力を侮ってはいけない。しかし、脅威にさらされているだけでもいけない。この映画は、自然と人の共存へのサクセスストーリーである。
|
|
 |
|
 |
|
|
|
| Production Notes |
|
|
 |
|
 |
|
|
 |
ディレクター兼プロデューサー
ジョージ・ケイシーが語る制作エピソード
自然の女神は、最も起伏の激しいプリマドンナです。撮影には難問が次々と襲いかかりました。最高の映像を撮るために、的確な場所に的確な時間にいなくてはならない。しかしそれは、まさしく危険そのものであり、映画制作に10年以上もの長い年月がかかった理由です。
モントセラト島では、山際を駆け下りる火砕流の素晴らしい場面をカメラに収めました。しかしその時、突然風が方向を変え、空から泥が降るように灰と雨が降り注いできたのです。シェルターもない場所で、担当プロデューサーは固い帽子とガスマスクを装着しただけの姿で、全力でカメラを守りました。
トルコでイズミットの地震直後を撮影していた時、マグニチュード6.4もの余震が起こりました。私たちはビルの一階のショップにいたので、とっさに逃げ出しました。混乱していたので私は気づきませんでしたが、その現場にいた息子の説明曰く、私を踏みつけてでも自分が一番にドアから外へ出ようとしていたスタッフがいたそうです(笑)。さまざまな危険な状況においても冷静でいられるスタッフたちによって、この映画は完成したといえるでしょう。
|
|
|
 |
|
 |
|
|
|
| 大自然の脅威と戦うエキスパートたち |
|
|
 |
|
 |
|
|
■マリー・エドモンド博士
スーフリエール・ヒルズの活火山を研究するために、この映画の舞台となったカリブ諸島のモントセラト島で3年間を費やす。ガスの放出を測定する革新的な分光器の開発で有名な科学者である。現在、彼女の研究はハワイ諸島にまでおよび、名誉あるメンデンホールの博士号を取得した。
■ロス・スタイン博士
地球物理学者であり、地震危険度に関するエキスパート。東京からイスタンブールまで、世界を股にかけた地球断層線の研究を行う。彼の調査は地震の応力相互作用。一つの地震が広がることによって、揺れを生じる地域と生じない地域がある謎を解明しようとしている。地震によるゆがみのプロセスやそれに伴う地質構造も研究している。
■ジョシュワ・ウルマン博士
トップクラスのトルネードサイエンティスト。世界中で気象学上の器械の使用方法や乱気流の講演を行う一方、多くの時間を車の中に設置したレーダー研究室で過ごし、アメリカミッドウェーにある有名なトルネードアレー(竜巻通り)で台風を追いかけている。革新的な研究で、雷雨や竜巻の順応性の高いデータコレクションを作成。 |
|
|
|
 |
|
 |
|
|
|