ないしょの話
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ないしょの話・・・その1 「幻の個人アルバムのこと」
ユー○ッ○スから声優さんが月代わりでCDアルバムを出していたバブル時代のお話です。
たまたまディレクターさんとお友達だったお友達からの又聞き。
それが私の入ってきた理由は、お友達が皆に内情や進行中の話をペラペラ話さない人だったからで、その彼女のお友達がたまたま小杉さんファンの私だっただけの話。
小杉さんに質問してみなくっちゃ!と伺ってみた私。
ここからは、その時の会話。
(「お」は質問をしている自分で、「小」は答えてくださっている小杉さんです)
お:「あの〜、小杉さん今度アルバムっていう話と或る所から伺ったんですが」
小:「・・・よく知ってるね〜。情報早いなぁ。誰から聞いたの?」
お:「又聞きなんです。友達がユー○ッ○スの○○さんのお友達で・・・
小杉さんのCD出さないんですかって?聞いてくれたんです。それで」
小「うん、事務所経由で話はもらった。俺がですか?ってびっくりしちゃったよ。でも今回は俺舞台があって
ちょっと無理だから。」
お:「えー。じゃあボツになっちゃったんですか?」
小:「いや、今回はちょうど舞台稽古の最中にレコーディングっていうことで無理だっただけだから
○○に譲った」
お:「・・・それで、○○さんなんですね?突然雑誌に載っていてびっくりしたんです。」
小:「そーなんだよ、俺から○○?って思った。だから舞台終わったら話詰めるんじゃないかな?」
お:「本当!(目がハートです)じゃあ、お友達とかに話してもいいですか?」
小:「話きちんと決まったらね」
ところが・・・
ここで日本経済に大変なことが起こったのです。
このお話があったのはバブル時代。そして皆さんご存知ですね、バブルがはじけてしまったのを!
運悪くちょうどその時期に当たってしまい、結局そのお話は消えてしまったようです。
それだけの理由ではないと思いますが、これ以上はそれぞれの会社に事情があったのであろうとしか推測はできませんが、だから「小杉さんが歌うまいのに・・・あの声なのに・・・」と思ってCDを出されないのを不思議に思われている方がたくさんいらっしゃると思いますが・・・
上記のような理由で小杉さんのCDアルバムが流れてしまったというのが私の知っている限りの秘話(笑)です。
でも、ファンである私達もがっかりしましたが、小杉さんご自身のほうが、もっとがっかりされたのでは?
・・・と思って当時自分を慰めていました。
ないしょの話・・・その2 「幻ライブのこと」
ある友達から聞き捨てならない話を聞いて、すぐさま「これは小杉さんに確かめなくちゃ寝られなくなっちゃう」ってなことで、あんまり行かないスタジオ出待ちをした健気な私(今思うと)
め:「あの・・・嬉しすぎるウワサが耳に入ったんですけど・・・」
小:「???」
め:「小杉さんがライブやるかもしれないって」
小:「え??」
め:「大沢事務所から聞いたって言う話が回ってきて・・・」
小:「・・・・・」
め:「(言っちゃいけない話題だったの?)あっ、でも又聞きの又聞きの・・・私のところに来るまでに10人くらい間に入っていると・・・」
小:「・・・そうなんだよ!うちの事務所も何考えてるんだか・・・やだって言ったんだよ」
め:「エー、ファンも絶対喜ぶと思うし、CDの話もそれきりだし・・・」
小:「俺なんかのに来る人いないって言ったんだ」
め:「(勿体無い!!)私は絶対!行きます!行かせていただきます!」
小:「エヘ(すっごく照れくさそう)そんな人数集まらないしさ」
め:「四谷コタンとかは?とも・・・中尾さんが昔弾き語りやっていらしたライブハウス」
小:「俺ひとりじゃねぇ・・・」
め:「あそこって、確か3人ぐらい立てる場所ありました。中尾さんの時、中尾さん以外にピアノとヴァイオリンが・・・」
小:「ヴァイオリン?」
め:「中尾さんたっての希望で・・・」
小杉さんはこの後別の仕事場に向かわれたため、とっても尻切れトンボになってしまいました。
結局アニメ誌にも情報雑誌にも噂話にものらなかったことを考えると、それきりになってしまったのだと思われます。
でもねぇ・・・小杉さんの弾き語りかっこよかったでしょうねぇ。
今からでも遅くないので、やってください!!
大沢事務所さん!!
ないしょの話・・・その3 「ビバリーのだ〜れだ?のこと」
あれは忘れもしない「ビバビル」のスタジオで入り待ちをしていた早朝のことです。
アニメのレギュラーがお休みでお芝居のチケット代を小杉さんに支払うべく大金を持って入り待ちをしていました。
多分祝日で会社がお休みだったと記憶しています。
ところがアニメスタジオと違って入り待ちしている人なんて誰もいません。
どう見ても普通のマンションのエントランス・・・管理人さんらしき人があさのお掃除をしているだけ。
それに待っている場所もない。
・・・かといって隣にあるド○ールで待っていてスタジオの中に入られてしまったら元も子もない。
この日を逃したらお芝居の初日しかお会いすることはできないし・・・差し入れも持っているし・・・
仕方がないのでさっきまでお掃除していた管理人さんをたずねて管理人室へ。
あ:「あの〜すみません。ここはCスタジオですよね?」
管:「そうですよ」 (とても愛想がいいおじさんです)
あ:「こちらで今日録音があると伺ってきたのですが、まだどなたもお見えになっていないのでしょうか?」
管:「え〜っと・・・多分あると思いますよ。え〜っとね、そこの廊下を曲がって105と106がスタジオだから
カギがかかっていれば今日はないんだけど、かかっていました?」
あ:「え??(管理人さんそんなことまで話していいの?)確かめていないんですけど・・・」
管:「行ってしまっていいですよ。どちらかに皆さんいらっしゃるはずだから。」
あ:「えっと、もう少し待ってみます・」
管:「中で待っていても平気ですよ。」
あ:「(平気じゃないと思う絶対)ありがとうございます。」
どうしようかと思っているところにSさんがやってきました。
私の顔(姿)見て「何で入り待ちがいるんだよ!」という顔。そりゃアニメスタジオではないけど小杉さんに用事が
あるのだもん、芝居代金持ってきたんだもん。
Sさんあなたに用事があるんじゃないもん。
と一人慰め寒さに震えながら(日陰だけしかないの)待っていました。
でも小杉さんがSさんより遅い??そんなばかな・・・
次々とMさんやもと同級生Hさん(かれの車のトランクにはゴルフバックが)がスタジオへと入っていきます。
どうしよう・・・もう管理人のおじさんに預けるしかないのかなぁ、でもあの人のよすぎるおじさんを利用するみたい
だし・・・と迷いに迷っているところに小杉さんが!
もう後光が差して見えました。(日が当たっていただけなのですが)
あ:「おはようございます」
小:「あれ?こんな早くにどうしたの?」 (ちょっと驚いたかんじ)
あ:「チケット代金・・・」
小:「あー!そうだったよね」
あ:「(そうだったですぅ)小杉さん待っている間にSさんに睨まれてしまいました・・・」
小:「え?Nもう来ているの?言っておくよ」
あ:「勝手に待っていただけだから・・・10分くらい前かな?でね、これが現金。結構大金です」
小:「どれぐらいだっけ?」
あ:「全部で30枚くらいかな?」
小:「・・・!!そんなに!」
あ:「はい(FAX流したじゃないですか)」
小:「えっとね、俺・・・」
あ:「明細も中に入れておきました」
小:「・・・わかった。’中身を見ています)おーありがとう」
あ:「で、これは差し入れです」
小:「いいのに・・・」
あ:「人数が多いのか少ないのかよくわからなかったのですが、結構長丁場だと伺ったので」
小:「よく知ってるね〜」
あ:「小杉さんが前に・・・」
小:「そうだっけ?」
次々役者さんたちが入っていく横でなんだかかみ合わない話をしていました。
早朝だったからね、寒かったし、眠かったし・・・
後日お会いしたときのこと
小:「この間差し入れありがとうね。めったにないからさ、皆喜んでバクバク食ってた、Nなんか特に」
あ:「(人のこと睨んでいたのにぃ)喜んでいただいて・・・機会があったらまた持っていきます」
しかし・・・その後ディランは傷心のままバイクに乗ってビバリーヒルズから去り私は行く必要もなくなり
(平日朝だし)・・・もうすぐビバビルは最終回を迎えます。
ないしょの話・・・その4 「明日へフリーキックで・・・あらら!?のこと」
それは友達との電話から始まりました。(「友」と言うところは友人の言葉です)
友:「え〜、だったらさ、そのスタジオに寄ればいいじゃない。」
い:「スタジオ得意じゃないのしっているじゃない」
友:「せっかくその日同じ場所にいるんだから・・・それに最終回だよ」
い「間に合わないと思うけど」
友:「大丈夫!!最終回だから皆来るって言っていたし皆で小杉さん止めておく努力をしてあげよう」
い:「(そんなことできるのかな?)わかった、その言葉を信じて走っていく!!」
実は友達の結婚式に着る洋服のお直しを取りに行く日と「あしたへフリーキック」の最終回の録音の日が丁度重なったのです。
ところが私の会社からスタジオまではちょっと遠くて小杉さんが出てくるであろう時間に間に合うか合わないかの時間で上記のような会話になったのですが・・・
当日某スタジオの前にて
友:「お疲れ様でした〜」
声:「お疲れ様」
友:「あ、小杉さんだ・・・お疲れ様でした」
やけに急いでいるらしい小杉さん。
小:「お疲れ様」
友:「あ!もうすぐ来るの!・・・だから・・・」
小:「あーごめん、俺さ今日の打ち上げの幹事になっちゃってさ」
友:「そうなんですか・・・」
小:「ごめんねぇ、今から急いで「かに道楽」に行かないと間に合わないからさ」
友:「わかりました、お疲れ様でした。」
小:「本当にごめんねって言っておいてくれる?お疲れ様」
などというやさしい言葉を残して小杉さんは走り去って(まるで「8マンのようだった」友人談)行ったそうです。
・・・で、その頃私は何をしていたかと言うと・・・
何でこんなに遠いんだ〜!!と心の中で叫びつつ地下鉄の出口を出たところでした。
そのままの勢いで走って角を曲がったとたん、2人の男性と正面衝突寸前!
い:「ごめんなさい!!」
S&M:「すいません」
といいながら、顔を途中まで上げると私の目の前にS,NさんとM,Tさんが仲良く頭を上げている途中。
普段なら「お疲れ様でした」の一言を言いますが、小杉さんに会うために1分1秒が惜しい私。
ろくに顔も上げずに走り去っていきました。
ところがその後にもまだ、私の行く手を阻む一団が・・・
でもここで躊躇していたら小杉さんには会えない!!そう思った私は、その一団をものともせずにひたすら走って向かって行ったのです。
すると・・・「十戒」と言う映画で「紅海」が割れるシーンをご存知でしょうか?
まるでその映画のように集団が分かれてくれたのです。ちなみに先頭を歩いていたK,Tさんは反復横跳びのようにさっ!!とどいてくださいました。
普段着の私なら決してあんなにきれいに路を明けてくれるとは思いませんが、その日は会社帰りのビジネススーツにビジネスバック、8センチのヒールも履いていました。そんな格好をしたのがもの凄い勢いで走ってきたら・・・
そんなこんなで、スタジオの前に着いた時にはもうヘロヘロでした。
なのに小杉さんにはお会いできず友達に慰められても仕方ないので皆でお茶を飲んで帰りました。
もちろんお直しはきちんと取りに行き、2日後の結婚式にはそれを着て出席しました。
ないしょの話・・・その5 「最新情報のおかげで・・・のこと」
当時の私はいまからは想像もつきませんがまだ社会人生活に燃え体力も気力も充実にあった頃で土曜日に習い事をしていたのです。
選んだわけではないのですが、たまたま某スタジオのそばを通って毎週かよっていました。
ある日忘れ物を購入してコンビニからでてくると見たことある人が角を曲がってきます。
う:「小杉さん?」
小:「え?あれどうしたの?」
う:「私は習い事に・・・小杉さんは?」
小:「俺?仕事」
う:「何かのゲストですか?」
小:「いや、隊長役」
う:「ロボットもの?」
どうやら小杉さんは偶然ではなく、入り待ちをしていたんだとこのときまで思っていたようですが、私があまりにもとぼけたこと聞くので
「小:「怪傑ゾロに出てくる隊長なんだよ」
う:「ゾロって昔アラン=ドロンがやった?」
小:「また古いの知っているね〜」
う:「好きだったから、あのときのドロン(・・・ってほかはキライなのだけど)」
そんなこんなでどうせ毎週通る道。
だったら小杉さんにお会いできるなら・・・というのでスタジオ通いを始めました。普通のアニメの録りだと新番組でも何周か経つとファンの人たちが集まって来ます。
ところが何度行っても私以外には誰もいません。たまにいるのはビルのオーナーが季節の花を植え替えたり
しているだけでした。
土曜日の3時なんていう変な時間帯でしたから余計だったのかもしれませんが、おかげで小杉さんとはお話できるし、他の声優さんたちも親切にしてくれるし、すごく良い環境でした。
大げさに言うとファンにとっての「蜜月」というやつでしょうか?
色々なお話をうかがわせていただきました。
たとえば・・・
・「ウンナンの世界征服宣言」という番組の中でナンチャンが自転車で旅をするコーナーがあったのですが、そのナレーションを小杉さんはやっていらっしゃいました。
スケジュールの関係で他の声優さんに代わったこともありましたがナンチャンの「十郎太の声はいい!!」の一言で最後まで他の方に代わることなく最後までやられることになったこと。
・ゴールのときは生放送となったのですが、ナレーションも現場でと言う話が出て、だったら小杉さんにと番組から以来があったこと。
→しかしアノ業界のことですから「おじゃん」になったのですが、私はしっかり観覧希望のハガキを出していました。
・ゾロで小杉さんは隊長の役ですが、その部下を元同級生のHさんがやるとか・・・
小:「隊長は俺がやっているのだけど、なんとKが部下なんだよ」
う:「嬉しそうですねェ」
小:「そんなことないよ」
う:「いじめてたりして?」
小:「役の上ではね」
う:「(なんか嬉しそうなのだけど・・・喜んでやっている気がするのだけど)」
などなど取り留めのない話を小杉さんもイヤな顔せずに話して下さいました。
行事があるとそれに沿った差し入れももちろんお渡ししていました。
ところがある日いつものように某スタジオへ行くと・・・人がいます。いること自体は不思議ではないのですが半端な数ではありません。
私の姿を見つけた友達が・・・
友:「ひどいですよ〜。知っているんなら教えてくださいよ、録りの日」
う:「知ってるんならって・・・なんでこんなにたくさんいるわけ?」
友:「この間、教えてくれたんですよ」
う:「誰が?私しか来てなかったのに?出待ちの人とかいたのかな?」
友:「出に誰もいなかったらしいですよ」
う:「じゃ、なんで?皆どこから湧いて出たの?」
友:「この間イベントがあったんですよ」
う:「「ゾロ」の?(そんな話聞いてないけどなぁ)」
友:「うううん、違うんですけど、その時に話したんですよ」
う:「(なんだか話が見えてきた)誰が?なんで?」
友:「S、Tさんが・・・」
う:「S君が?(彼が劇団の研究生の頃から知っているので「君」付けです)」
友:「そうなんです、イベントでスタジオの名前と時間を言ってしまったんです」
話を詰めていくとどうやらイベント中に「最近新番組を録っていて、ファンが誰も来ていない」ようなことを話したらしいのです。
ファンに追求されていくつかヒントを言って本人は誤魔化した(と思った)らしいのですが・・・
その日スタジオへいらっしゃった声優さんたちはファンの中を足早にスタジオの中へ。
でも不思議だったのは誰一人私に非難の目をしなかったのです。普通だったら私しか考えられないのに・・・
そんな中に小杉さんもいらっしゃいます。思わず挨拶の後に出た言葉は・・・
う:「なんか、どなたかがばらしちゃったらしいんです。(うわっ、まずい嫌な言い方した!)」
小:「うん、そうだって聞いた」
どなたから聞かれたのかはわかりませんでしたが皆さん私でないことをご存知でいらしたのでホッとしたのを覚えています。
結局そのスタジオでの入り待ちは私をあわせて5人程に落ち着きましたが、一番最初のような「蜜月!」は戻ってきませんでした。
うえ〜ん。
ないしょの話・・・その6 「魔法騎士レイアース」編〜悪魔と天使どちらの勝ち?のこと」
今回は6回目ですね。少し女の子の作品でと思いまして「魔法騎士レイアース」のお話を・・・
スタジオが当時の会社から15分という驚異的な近さもありまして、小杉さんにもお友達にも会えるというので毎週通っていました。
でも、大勢の人が集まると自然に「派閥もどき」が出来てきます。
私はもともと小杉さんのファンだという友達がいなかったので気にせず皆さんに小杉さんからの情報を教えていたのです。
(次週の録音があるとかないとか)
仲間の一部は、ある一派を指して「あいつらに親切にしてやる必要なんてないよ」といいます。
けれど折角スタジオまで来てもお会いできなかったことを思うと・・・
でもやがて彼らは教えてくれて当然!!とも思えるような態度に段々なっていったのです。
小杉さんがある日帰り際に
小:「来週録音はあるけど俺はでない」
・・・と教えて下さったのです。
小杉さんが出演されないなら私は行く必要も無いので、その旨仲間に伝えて帰りました。
ところが、ある友人と録音の日にスタジオのそばのレストランへ食事に行くとに・・・
当日の反応は当然の「え〜!!どうしたの?」
理由を話すと、彼女がくるまで一緒に待っていてくれるという優しい言葉。
やがて録音が終わり声優さん達が次々と帰られます。
時間になっても友人はやってきません。遅くなるので仲間達には帰ってもらい1人寂しく待っていました。
残っているのは私と横柄な彼ら一派だけです。
携帯電話なんてまだ普及していない時ですから公衆電話でようやく連絡がとれました。
が、彼女は急用ができて行けなくなったと電話の向こうで平謝りに謝ってくれました。
わざとじゃないから仕方ないよね・・・と電話を切ったとたん私の中の悪魔がささやいたのです。
時々時計を気にしながらも何食わぬ顔をしてスタジオの前に私は立ちました。
残っていたスタッフの方々も帰っていきます。
彼らは私のほうを気にしながらも待っています。やがてシャッターが閉まり始めました。
彼らの1人が近づいてきて・・・「あのー小杉さんの方ですよね?」
え:「(変な日本語と思いながらも)そうですけど?」
彼:「小杉さんまだ出ていないんですよね?」
え:「小杉さん?今日は出てないよ」
彼:「まだ中ですか?」
え:「そうじゃなくって、今日は出番がないの」
彼:「え?じゃあなんで・・・」(段々声が小さくなる)
え:「今日ね友達と待ち合わせしているの、ここで食事することになっていて」
彼:「あの・・・○○さんは?」
え:「○○さん?一番初めにすっ飛んで帰ったって皆言っていたけど」
そう言いつつ公衆電話のほうへバレないように向かいました。
電話を掛けたふりをしてして戻ると彼らはまだいます。一瞬バレたかな?と思いましたが「ありがとうございました」と彼らが
お礼の言葉を言ったのです。
私の中の天使が「罪を告白するんだ!!」とささやきましたが悪魔の「そのまま通り過ぎたほうが面白い!!」の声には
負けました
その後彼らの態度は相変わらずではありましたが、何となく私のことを恐れているらしいという話を仲間から・・・
お灸をすえすぎたかなァ?
ないしょの話・・・その7 「シュラト」(登場人物が多いな〜〜)
今回で7回目になります。
お楽しみいただけていますでしょうか・・・
お:「だからなんでSスタジオの前なのよ〜」
友:「新宿で一番迷わないのはあそこじゃない」
お:「それはそうなんだけど・・・小杉さん、シュラトにもうでてないんだよねぇ」
友:「和彦さんは出ているよ」
お:「小杉さんのほうがいいもん・・・じゃSスタジオ前ね」
またまたスタジオ前でのお話。
友達と旅行に行こうと言う話がまとまらず会って話すことにしたのですが、神奈川県民と埼玉県民で超方向音痴の私達。
一番迷わず行けるのがスタジオというわけで上記のような会話に。
当日無事に会えた私達ですがスタジオ通いが趣味?とでも聞きたくなるような友人がいることを忘れていたのです。
旅行の話そっちのけで彼女たちと話していた私の目の隅にかすった人影が・・・
お:「えぇー!!な、何でいるの?」
小:「え?あー、俺?仕事」
お:「えー!だって、だって、マユリ死んじゃったじゃない」
小:「でも出てるんだよ」
お:「えー知らなかった・・・、出待ちしても良いですか?」
小:「い、いいよ」
この間10秒も無かったと思います。
誰も自分に気がつかないのを良い事に(皆、別の方向向いていた)こっそり入ろうと思っていたところを私の「えー!!」に
捕まって一瞬ギョッとした顔。
驚かせてごめんなさい、突然お会いできて嬉しさの余りでした。
ちなみに友人が言うには「小杉さんだよ」と私を突っついて教えようとした時は概に上記のような会話になっていたとか。
「もうねえマンガで”コツゼン”ってコマみたいだったよ」
・・・だそうです。
やたら人が多いなぁと思いつつも待っていました。(最終回が近かったそうです)
そして小杉さん登場です!!
運良く出入り口の対角線上にたっていた私は小杉さんがスタジオから出てくるのがまっすぐに見えました。
なお嬉しいことに小杉さんが近づいてくる気配が・・・気のせいじゃなく、とびっきりの笑顔で近づいてきたのです。
(昔の少女漫画で薔薇の花背負っている場面みたいに。ありましたよねこんなシーン。まさにこれ!!)
お:「うわ〜〜。お疲れ様です。」
小:「久しぶりだね〜」
お:「はい。さっきすいませんでした、驚かせちゃって」
小:「いいよ、いいよ、でも本当に久しぶりだよね〜元気だった?」
お:「元気だけが取り柄ですから・・・1年ぶりくらいですよね?小杉さんもお変わりありません?」
小:「俺も相変わらずだなぁ」
いつのまにか周りに女の子が3人。
そのうち2人は色紙を持っているのですが、小杉さんは全く気付いたようすもありません。
彼女達は戸惑っている様子だったので・・・
お:「あっ小杉さん、彼女たちサイン・・・」
女:「すみません」
小杉さんはサインをしながらも私と取りとめも無い話をしています。
そこに1人だけ微笑みながら(変に?妙な?)私達のそばに立っている人が。
お:「小杉さんに?」
・・・と聞いたらその彼女は・・・
女:「いえ、大丈夫です」
小杉さんに用事じゃないのかなぁ?私は知り合いじゃないよね?と不思議に思いつつも小杉さんと話をしていました。
サインをしてもらった彼女たちはしっかりお礼を言って(言わないで「キャー」と嬉しそうにいなくなるだけの人も中にはいる)
次のターゲットへ(笑い)
小:「あっ!ごめん、俺次仕事なんだ」
お:「あーごめんなさい、お引止めしてしまって」
小:「全然構わないよ、本当に久しぶりだったし」
お:「あの・・・(小声で)小杉さん電車移動ですか?」(小さくうなづく小杉さん)
お:「(またまた小声で)あの、だったら駅までご一緒しても良いですか?」
小:「いいよ」
・・・と軽くおっしゃって下さったお言葉に甘えて新宿駅までツーショット(!)で歩かせていただきました。
地に足がついていない状態でスタジオまで戻ってきた私を迎えたのは”スタジオ通いが趣味?”の彼女とその仲間達の
満面の笑顔でした。
趣:「さすがAさん(本当はここで私の名前を言っていますが仮名にしておきます)です!!もう見ていて気分良かったですよ!!」
お:「??????」
趣:「Aさんの側にずっと立っていた彼女いるじゃないですか」
お:「・・・はいはい(妙な微笑みの)」
趣:「彼女突然小杉さんのファンに目覚めたらしくて、ずっと小杉さんとベタベタしていたんですよぉ」
お:「(ベタベタ?)小杉さんのファンが増えるのは良いことだと思うんだけど?それに小杉さんのファンなら謝らなきゃ。
私が小杉さんを連れ去ってしまったし・・・」
趣:「そんなことする必要ないです!!彼女言いまわっているんです、小杉さんのお気に入りはAさんじゃなくて私なのよって」
お:「はぁ、お気に入りって何?」
趣:(何言ってんの?そんなことあるわけない!!とかいってたんです。」
お:「はぁ」
趣:「小杉さんのファンでAさんを知らなかったら”もぐり”だって」
お:「何それ?やめてよねぇ」
彼女達は口々に私に訴えます。
最初は何を大げさな、彼女が嫌いだからってと聞き流していたのですが・・・
趣:「小杉さんの優しさに付け込んで、次仕事なんだと言っているのにずっとしゃべってるんですよ。だんだん他のファンが
声をかけても止まってくれなくなっていて・・・」
お:「単に仕事が詰まっているだけじゃないの?」
趣:「でも、彼女が側によると小杉さんが一瞬”しまった”という顔するんです、だから皆で最終回にはAさんに来てもらおうって
話していたんです。」
皆様、生で小杉さんにお会いした方はご存知のように小杉さんは大人です。自分のファンではなくても分け隔てなくあの
爽やかな笑顔で迎えてくださいます。
奢り高ぶりと思われても構いませんが、長年ファンをやらせていただいている私ですら笑顔が出ない小杉さんは2回しか
見たことがありません。
彼女達の個人攻撃だけだったら私もなんとも思わないのですが、実はその後も他の友人達から彼女がいろいろと言いふらして
いるという話を聞かされたのです。
そのたび教えてくれる友人達も友人達ですが、なかでも 一番傑作だった電話は・・・
友:「ねえねえ、小杉さんと喧嘩でもしたの?○○ちゃん(別の彼女です)が小杉さんが好きなのは私ぃ・・・とか言って
いるんだけど・・・」
ふぅ・・・
ちなみに私のそのときの答えですが・・・
「小杉さんが一番好きなのは、奥様だとおもうけど?」
ないしょの話・・・その8 「リューナイト、でも・・・うれしくない」
もうこのお話も8回目です。
一応区切りという事で今回が最後になります。
「リューナイト」はTスタジオ」で録音していましてそばにおいしくて安くてきれいだという居酒屋があったのです。
その居酒屋を教えてくれたのはアニメも芝居も全く関係ない友達のNちゃんです。
彼女も後輩に教えてもらったそうですが、本当においしいですよ〜とのこと。
その居酒屋で1度飲もう!!という話になり、ついでだから(?)「リューナイト」の出待ちもして小杉さんにお会いしよう!!
となったわけです。
当日階段を1段飛ばしで上がってくる小杉さん。
か:「お疲れ様でした〜」
小:「珍しいねぇ」(その場にいたメンバーの顔ぶれを見て)
か:「私達これから飲み会なんですぅ」
小:「俺も」
か:「一段飛ばしで来たからわかりましたよ」
小:「やっぱり仕事の後はね」
か:「そうですよね〜」(メンバーたちで)
小:「じゃ」
か:「お疲れ様でした〜」(私達)
か:「飲み過ぎないように」
小:「お互いにね」
なんて軽口をたたきながら小杉さんをお見送りして別のファンの友達を待ち・・・小杉さんと別れてから30分程後でしょうか?
居酒屋へ(心はスキップ)向かったのです。
友:「ここいら辺だといっていたけど・・・・」
か:「・・・でもここは喫茶店だよ〜ねぇねぇ、一番奥にスナック ジュン」がある!」
友:「年バレるって!!」「ねぇ縄暖簾があるよ」
か:「きっとそこだー!違っても今日はそこに入ってしまわない?」
友:「賛成」
そかしましい私達。お騒がせしました。
縄暖簾の先にあるすりガラスを開けようとした瞬間私の視界に入ったのは、にこやかに談笑している小杉十郎太さんでした。
入り口で固まったままの私に友達は口々に・・・
友:「どうしたの?」「いっぱいなの?」
などと問い掛けたようですが、私の耳にははいりませんでした。
か:「ヤバイ・・・」
友:「え?」
小杉さんが中に・・・と振り向いて言おうとしたときガラス戸が開いて
主:「いらっしゃい!!カウンターと狭くなっちゃうけど椅子席とどちらにします?」
・・・と勢い良く聞かれてしまいました。
か:「え、あの・・・その・・・」としどろもどろの私に業を煮やしたのか友達は
友:「カウンターで!!」
・・・と元気良く店内へと・・・その後を心の中で(見つかりませんように)と祈りながらコソコソと入っていく私。
でも神様は意地悪でした。
小:「あれ?」
友:「あら?」
今度は友達が固まる番です。
主:「テーブルでご一緒します?」
とタイミングの良すぎるおじさん。
か:「カウンターで!!(是非!)」
通常なら長尻の私達ですが、カウンターに座りビールを1杯(それでもハーフ&ハーフをしっかり飲む私達)
飲んだだけでもうダッシュして出てきてしまいました。
お店がもう少し広かったら・・・と思いますが、手を伸ばせば届くようなところでスタッフの方々と飲んでいる小杉さんが
いらっしゃるところでは、落ち着いて飲めませ〜ん。
ご主人にはみんなで「ごめんなさい!」と謝って早々に立ち去りました。
でも・・・最後に出てきた友達は見たのです。
小杉さんがスタッフの方々に「だれ?」と聞かれて「ファンの娘達でね〜」としっかり説明しているのを・・・。
結局その日は気が殺がれてそのまま帰宅しましたが、後日「リューナイト」が2本録りの時に
(小杉さん達がお仕事中にですが)お邪魔いたしました。
噂どうりに美味しく安く、感じのいいお店でしたがこの不況の波に勝てず閉店してしまいました。
あそこのコロッケ美味しかったのに・・・
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