安中   ぐんま観察ポイント   ホームへ

   野殿は国道18号安中板鼻より富岡(国道254号を富岡から安中板鼻)に行く途中で、安中市と富岡市の境の安中市側(水境)に位置する。 この付近にはため池(県道をはさみ、東に6つ、西に3つ)が点在し、トンボをはじめ昆虫が集まっている。この地区は1988年(昭和63年)から観察している場所で、今年(2003)で16年目になりました。野殿全体で40種のトンボを見ることができる。
 
 春先はオツネントンボ、ホソミオツネントンボがみられるがいずれも数は少ない。4月中旬から5月上旬にかけては、アジアイトトンボが池の周辺の草むらでみられる。このころの雌は赤くて見つけやすい。5月上旬からはシオヤトンボ、クロスジギンヤンマ、コサナエ、ハラビロトンボが見られる。5月中旬から6月上旬はヨツボシトンボの天下で、交尾産卵が繰り返されるが、飛びながらの交尾はなかなか写真に撮れない。
 以前は5月中旬から8月中旬にかけて、アオヤンマの羽化、交尾、産卵がみられたが、最近数が減ってきているのが気になる。ショウジョウトンボは5月末から9月末まで見られる。オオシオカラトンボは7月中旬から9月中旬まで、数は少ないが葦の枯れ枝や葉に止まって縄張りを形成している。6月中旬から8月上旬はキイトトンボ、オオイトトンボ、セスジイトトンボ、コシアキトンボ、シオカラトンボ、ギンヤンマやオオヤマトンボが多数見られる。モノサシトンボは数少ないが産卵をしている。
 7月以降オニヤンマが10月初旬まで見られる。また夏から秋にかけカトリヤンマが裏山の木陰に止まっているのを見かける。
 2003年にため池から流れる川の一部が三面コンクリート化(?)される工事が予定されている。このためトンボの生息環境に影響が出る可能性がある。

群馬トンボリスト  更新履歴記録   ホームへ