MIDI系コラム NO.4
まず最初に私のMIDI環境を。基本的にXGとGSのデータごとに、DS-XG SynthesizerとVSC3.2を使い分けて聞いています。好みでTimidi95を10MBGUSファイルで使い、たまにMicrosoft Synthesizerで聞いていたりします。
Timidity++はサウンドフォント専用機になっていて、サウンドフォントは曲を選ぶので、クラシック用サウンドフォントをデフォルトに設定して、相性のいいカノン(クラシックの方)やウィザードリィのMIDIに使っています。
この組み合わせは、S-YXG50に2000円前後かかりますが、体験版を駆使すれば7ヶ月は大丈夫です。S-YXG50のみになってしまい、しかも期間が1ヶ月なので素直にサウンドカードのバンドルや正規ものを買ったほうがいいです。
TG300Bモードによって、XG音源は非公式ながらGS音源にかなりの互換性を持っていますが、それでも完全ではありません。曲によってはGSの曲なのにGSリセットが入ってなかったり、GSリセットを受けてTG300Bモードになっても、NRPNによる数値の解釈の差異によって曲が非常に音痴に演奏されてしまうことはそれなりにあるものです。
そうした場合に、Timidi95やMicrosoft Synthesizerが大変役に立ってくれます。この二つは(Timidity++もだけど)GSへの対応度が高く、完全再現するというわけではありませんが、TG300Bモードよりも優れた演奏をすることが多いです。音質的にはTimidi95のデフォルトGUSファイルの方が優れており、導入も楽なので、S-YXG50とTimidi95の組み合わせは、低価格(または1ヶ月無償)の割にかなり強力でしょう。
DirectX6.1以降がインストール済みなら、Microsoft Synthesizerの方が導入が楽ですがそこは好みにお任せします。落とす必要のあるものは、WINAMP(またはA QRS MusicPlayer)とTimidi95です。
まぁたまにTG300Bモードの方が、製作したGS音源よりすばらしく演奏されるという化けもありますが。この化けを楽しむのも一興です。
低価格で手軽にGSもXGも楽しむというのであれば、これが最適な組み合わせでしょう。S-YXG50がバンドルされているサウンドカードで質のいいものは1500円から手に入ります。
VSC3.2はあいにくサウンドカードにバンドルはされていないのですが、Internet社の音楽編集ソフト、Sound itにバンドルされています。この製品は実売が7000円程度と、製品版VSC3.2とほぼ同額ながら強力な編集能力を持っているので、編集ソフトとソフトウェアMIDI音源がついてこの値段ならとてもお買い得だと思います。
体験版で、ということならS-YXG50とVSC3.2の両方で1ヶ月使うことが出来ます。
S-YXGとVSCをダブルインストールする場合、トラブルが発生する場合があります。これは両ソフトウェア音源がWindows起動よりメモリ内に常駐し、OS内の共通する部分を使用しているためと思われ、わたしの環境では音源の切り替えのタイミングを損ねると発生しました。
特にS-YXGとVSC-88H2の組み合わせで頻出したような覚えがあります。VSC3.0(VSC3.2)とS-YXGの組み合わせではそんなに頻出はしなかったと思いますが、これも環境次第でどうなるかはわかりません。
しっかりと切り替え作業を無理なくマルチメディアのプロパティから行えば、ほとんど問題らしい問題は起きなかったと記憶します。同時使用を控えれば、特別不具合が出るわけでもないでしょう。つまりどちらかで演奏しながら、もう片方を使うなってことです(^^;
安定性を取りつつ、GS音源の音を廉価で聞きたいのならば、SC-88のご購入をオススメします。なお、下のYMF7x4との組み合わせならば、モジュール共有などでトラブルは起こらないでしょう。
このような基礎的なことにしてなかなか重要なことを記述していませんで申し訳ありませんでした(^^; MIDI掲示板にてご指摘くださったAlpha-Wさん、感謝いたしますm(__)m
サウンドカードを増設することが出来る人なら、こちらの方が圧倒的にオススメです。というか大して難しいことでもないので、皆さんこちらにしましょう。YMF7x4のMIDI機能は、S-YXG50に比べても更に軽く、ほとんどパソコンの負荷になりません。
全カードが更にハードウェアレベルでWAVEデバイスの2重再生に対応しているので、他のカードだとMP3等を鳴らしているとICQ/MSNのメッセージ着信音が鳴りませんが、このチップの搭載カードはそんなことがありません。
ただ2000円程度のサウンドカードでは、ノイズが混入されているものや、質の悪いものも一部にあるので、おすすめのYMF7x4カードをいくつか挙げます。
YMF744チップ搭載のサウンドカードです。ほぼノイズレスで音質も良く、ヘッドフォンユーザーにはおすすめです。アンプ内蔵スピーカーでもすばらしい音を奏でてくれます。
反面アンプ無しの安物スピーカーとは相性が悪く、音の迫力にかけるそうです。紹介するもの中でもっともコストパフォーマンスに優れ、2680円で売られているところもあります。
私の使っているサウンドカードで、ヘッドフォンでの性能はAW744と基本的に同等以上、YMF744チップ搭載のサウンドカードです。AW744と違ってアンプなしスピーカーでも、ある程度の迫力ある音を出してくれます。
ヘッドフォンで使っていますが、ノイズレスで低音の効いたすばらしいカードです。
ちなみに同社はYMF754のSP420Dというカードも出していますが、SP410DのYMF754版ではありません。Labway社のXwave6000という製品のOEMで、いろんなXwave6000の評判を聞く限り、音質はSP410Dに劣るでしょう。
実売は4000〜5000円でしょうか。
Hoonteck社のサウンドカードで、YMF744/754ともに出ています。
アンプなしスピーカーの音質は少々迫力を欠くそうですが(いい品に安物スピーカーを使うなってことです)、ヘッドフォン、アンプ内臓スピーカーでの音質は、YMF744/754チップ搭載サウンドカードの中でも随一の迫力を誇るそうです。
それだけに上二つのサウンドカードよりは少々値段も張りますが、それだけの価値はあります。プロ用のオーディオカードを抜かしたら、おそらく最強のサウンドカードではないでしょうか? 私が見た最低価格は、YMF744版が6480円、YMF754版が7800円です。
以上がYMF7x4カードの上位3品でしょう。ちなみにYMF7x4カードは、MIDIやWAVE同時再生に関してはに関しては超強力ですが、 3Dサウンドを使うゲームにはそれほど強くないです。洋ゲーに弱く、ギャルゲーに強いというと、何かYAMAHAのスタッフは傷つきそう(汗
少しお金のある人は、この組み合わせもおすすめです。これにMU1000あたりを買えば完璧ですね。