MIDI系コラム NO.6
なんか表題は真と銘打ってすごそうですが、そのすごい事実上フリーの音源、CASIOのSW-10は配布終了しました。
一応記事は残しておきます。
さて、今回ご紹介するソフトMIDI音源の名は、CASIO SW-10。計算機やワープロ等、そして業務ソフト楽一で有名なカシオの通信カラオケソフトLANAのLite版(フリー)に添付されているソフトウェアMIDI音源です。
GM企画が制定され、各社メーカーからこぞってGM音源が発売された当時、 CASIOが発売した名機GZ-50Mのソフトウェア版なんでしょうか? 128音+8ドラムセットとGM企画に準拠しています。
この音源がフリーとは思えないほど優れたところは、Windowsに組み込まれること・・・。つまりマルチメディアのプロパティから標準のMIDI音源として選ぶことができるわけで、ゲームのBGMや、WEBページ上のMIDIを鳴らす音源に使えるということです。
しかもGSやXG用のMIDIも、よほど凝りに凝ったデータでもない限り、ある程度以上の音質で演奏してくれます。通常一般のGM音源等は、GSやXGの拡張音色を使ったデータ出くわすと、そのパートにどの音色を設定していいかの判別が出来ずにピアノで演奏されてしまうことがあるのですが、どうやらこの音源は、拡張バンクの音色はその基本音色で代替発音するようにプログラムされているようです。
音色はYAMAHAのでもRolandのでもないので、似ているわけではありませんが、基本的にアンサンブル用の落ち着いた感じの音色が揃っているためか、演奏が音痴になることはまずまれです。
音色に2.5MBほど使っているそうで全般的に音質が高く、エフェクトをかけない素の音質は、 676音+21ドラムセットに2MBの容量のDS-XGよりもよく聞こえます。せいぜいパンフルートとその次の77番の音色の音に不満がある程度で、残りの音色はかなりのものです。
反面エフェクトは若干弱く(使えるコントロールチェンジがわずか)、結果的に演奏結果は DS-XGの方が優れているように思います。ただWebページで公開されているMIDIはほとんどがGS、またはXG音源で製作されているので、純正XG音源、かつ非公式ながらGS互換モードを持つDS-XGの方がよく聞こえてしまうのは仕方がないことと思います。
SW-10がGM音源ながら、XG用、GS用データをここまでの音質で演奏できるさすがという感想です。ちなみにLANAには、きらきら星のMIDIがついていますが、専用データだけあって迫力は相当なものです。
さて導入方法ですが、CASIOのLANAのページで4.5MBほどの自動解凍形式ファイルをダウンロードして、解凍後セットアップを実行すれば、それで終了です。再起動後には、コントロールパネルのマルチメディアのプロパティにあるMIDIタブの一覧の中にSW-10が表示されています。
それを選んでOKを押せば、標準に使われるMIDI音源としてSW-10が選択されます。それはそうとわたしの環境では、何故かLANAが起動しないんですけど(汗) ちなみに音源部分とLANAは別物なので、LANAの異常が音源に影響することはありませんでした。
っと、デフォルトの設定では、22kHz/24和音/リバーブなしに設定されているので、 44kHz/64和音/リバーブ1に設定することをオススメします。この設定の場合でもCPU負荷率はそう高くはありません。ここでいうリバーブはコントロールチェンジのリバーブではなく、演奏時に全パートにかけられるものです。リバーブ1が浅いリバーブ、リバーブ2が深いリバーブだそうで、これはお好みに任せます。
それとこの設定画面は、やたらとわかりにくいところにあります。普通の人ではまず見つけられないでしょう(汗)
設定画面ですが、マルチメディアのプロパティのデバイスタブにある、 MIDIデバイスの機器の中(PNGイメージ/8KB)のCASIO SW-10をダブルクリックするか、選択して右下にあるプロパティを押して、その中から設定を押せば設定画面が出てきます。
サンプリングレート(〜kHz)、発音数(**和音)等の設定をしてください。設定はこれで終了です。