MIDI・HTML系他コラム等読み物のページ。
手持ちにあるMIDI音源のレビューを書いています。MU50互換のXG音源系が多いです。
何らかの理由で引用なさりたい場合は、報告無しに該当ページに直接リンクして頂いても結構です。公序良俗に反するような場所からのリンクはお断りします。
ドライバを探してこのページに辿り着く人がいらっしゃるようなので、ドライバへのリンクを記載しておきます。
Windows95/98/MeではVxDドライバの2019(もしくは2020)、Windows2000/XP環境ではWDMの5245が安定しているようです。
DS-XG Synthesizer は、サウンドカード、もしくはマザーボードに組み込まれた YMF724、そして機能を強化した YMF744・YMF754、ソフトウェアモデム機能を有したYMF738、YMF724の廉価版であるYMF740と呼ばれる、これら総称してYMF7x4系列のチップを利用してMIDIデータの演奏を行う音源の固有名称です。
音源としての機能は、音色メモリが2MB(2.3MB)、音色数が676、ドラムセットが21種、リバーブとコーラスが8種類、バリエーションエフェクトが32種、最大同時発音数は64、XG対応(TG300BモードによりGS用データにも最低限対応)と、一般的なサウンドカード内臓音源、低価格帯ソフトウェア音源に比較し、一桁も二桁ももランクの違う性能を持っています。
スペック上の数値はS-YXG50 V2と同じながら、音質の点ではかなりの差があり、特にS-YXG50はV3.1になっても高音がそがれている感じです。
YAMAHAのXG対応DTM音源(デスクトップミュージック音源)のMU50(音色メモリ4MB)の音色をベースにしており、44.1kHz/16bitのCDクオリティで収録されているMU50の音色を44.1kHz/8bitに量子化ビット数を半分に下げ、その上で多少の修正を施されたものを使用されていると思われます。
ベースのMU50のスペックは音色数737、波形メモリ4MB、ドラムセット22、リバーブセット、コーラスセットが11種、バリエーションエフェクトが42種というものです。
一見音源チップ、YMF7x4に音色メモリが内臓されている(またはカード、マザーボードの基板上にある)ハードウェアMIDI音源と思われていますが、実際は音色メモリはPCのHDDに保存され、メインメモリに読み出されて使用されます。
しかしながら単なるソフトウェアMIDI音源とは違い、演奏の制御等はYMF7x4が行うため、発音遅れはハードウェア音源並、CPU負荷かなり少ない(完全ハードウェアMIDI音源に比べるとやや使います)と、一概にハードウェア音源、ソフトウェア音源と言うカテゴリに収めることはできません。
発音遅れを感じないことは、DS-XG Synthesizer=完全なカード制御のハードウェアMIDI音源という情報をより浸透させることとなっています(情報として間違っていたとしても、実際機能はハードウェア音源といって遜色はありませんし、特別害はないでしょう)。
そしてこのチップはYAMAHAが開発したものですが、数多くのサウンドカードメーカーに提供されており、本家以外のYMF7x4搭載サウンドカードも数多く発売されています。
しかしながら初期にYAMAHA、NECの発売したサウンドカード、WAVEFORCE 192、PK-UG-X013以外の多くのものはチップの高性能に比べ音源の回路、D/Aコンバータ(デジタル/アナログコンバータ=デジタル信号で記録された音データを人間の聞くことのできるアナログ音に変換する装置)の質が低かったようで、そのあおりでYMF724=音が悪いと誤解されていた時期もあります。
そのチップの質の割に全体的に低価格なのは、この風評が思い切り足を引っ張ってしまったのではないでしょうか。
もちろん後発には本家Waveforceよりも評判がよさげ、かつSoundBlasterシリーズともためをはれる、もしくは凌駕する商品も発売されユーザーとしてはうれしい限りですが、YAMAHAとしては商売的に失敗だったのでしょう。
YMF754以降の後継チップは発表されず、YAMAHA自身のサウンドカードもYMF744が開発されたにもかかわらず、YMF724のWaveforce 192シリーズのみと、もはや撤退状態です。組み込み用途のYMF743/YMF752/YMF753にはまだ未来がありそうですが。
購入を考えるとすれば、以下のものが挙げられると思います。
YMF724を搭載したXwave5000と、YMF744/YMF754を搭載したXwave6000がありますが、この2つはまるで別系統のものと考えたほうがよろしいです。まだお勧めできるのは6000のほうで、YMF7x4サウンドカードの中では一番の知名度と入手の容易さで知られます。風聞から音質は可もなく不可もなく、並程度でしょう。
5000はノイズがひどい上に出力が異常に高く、それによってパソコン起動時などに生じるノイズは・・聞いた人じゃないとわからないでしょうが、ほんと心臓に悪い音出します。音が高くてうるさいいうんぬんではなく、正直「やばい」音なんです。特にヘッドホンでなんて死ねますので、経験しないほうがよろしいです。
Xwave5100、Xwave7000、Xwave7100などはYMFどころかまったく別社のチップを使っているので、ここでは触れませんし、お求めの際はお気をつけを。
通販などを含めXwave並の入手の容易さに加え、低価格と音質のよさを併せ持つコストパフォーマンスのよいサウンドカードと思われます。また、玄人思考のYMF754 PCIもAW754のOEMです。
音質は並の上といったところらしく、また値段も2000円クラスからあると思われます。サウンドカード博物館の情報によると、質に若干バラつきがあるようです。
Xwave5000/6000のOEMであるSP401やSP402を作っているMINTON独自のカードで、おそらくYMF7x4チップを使用したサウンドカードの中で、もっともコストパフォーマンスと使い勝手がよいものです。
Xwaveや下記のDIGITAL-XGなどが拡張プラケットで光入出力などを利用するのに対し、設計の妙でうまく多機能を1枚のカードに凝縮しており、ノイズもほとんどなく、また値段もお手ごろと見事すぎるカードです。
しかしながら出回った数が少ないのか、通販サイトなどではほとんど見かけることがありません。
音源チップはYMF744のもののみです。MINTONは他にYMF754を搭載したSP420Dという商品も販売していますが、これもXwave6000のOEMのようで、品質の点でSP410Dに比べ大きく劣るものと思われます。
YMF7x4サウンドカードの中でもっとも音質がよいと定評があります。
お値段は正規品なら6500〜8000円程度と思われ、流通はAW7x4やXwaveシリーズほどではありませんが大きな電気店にもあったりします。
さて、ここからはVxDドライバに関することです。
まずYMF724/744/754の違いについて。
大まかにYMF724は2スピーカー・デジタル出力(48kHz固定)、YMF744は2スピーカーor4スピーカー・デジタル入出力(48kHz固定)、YMF754はYMF744に加えて44.1kHzのデジタル入力に対応しており、Windows95/98/Me環境でVxDを使う場合において、これら機能をほぼフルに使用することが可能です。
ここで気をつけなければならないのは、4スピーカーについてです。
これは2つあるステレオピンジャック(フロントアウト・リアアウト)に計4つのスピーカー(フロント2つ、リア2つ)をつけ、2つのスピーカーに比べ臨場感あふれるサウンドを実現するものです。
この4スピーカーはコントロールパネル(マイコンピュータ→コントロールパネル、もしくはスタート→設定→コントロールパネル等)にあると思われる、ヤマハ DS-XG設定というもので4スピーカーに設定しなければ、リアアウトのほうの音がならなかったと思います。
しかしYMF744(おそらくYMF754も)の場合、ドライバを入れたデフォルトの状態で4スピーカーになっているので気にされることはないでしょう。
しかしながら、これがDS-XG Synthesizerにとってはかなり致命的な現象を招いています。

これがコントロールパネルから選べるDS-XG設定の出力のタブです。4つのチャンネル、つまり4スピーカー設定が選ばれていることがわかります。
ではタブをシンセに変えてみましょう。

ここではDS-XG SynthesizerにMIDIを演奏させる場合のエフェクトを設定します。これによってリバーブ、コーラスなどのエフェクトを使うか否かを選ぶことができます。
ですがよく見るまでもなく、リバーブとSONDIUS-XGはチェックの可否が可能なのに対して、コーラスとバリエーションエフェクトは選択を選ぶことができません。さて、これが何を意味するかといえば、コーラスとバリエーションエフェクトがまったく機能しないということになっています。これではMIDI演奏の迫力が恐ろしく減退してしまいます。(聞きようによってはコーラスなしのほうがいい場合もあるでしょう)
ちなみにSONDIUS-XGとは、YMF7x4系統に何気に載っている物理モデル音源(VA音源)ですが、公開されている対応データがほとんどない状態なのでチェックを入れておいても、マシンパワーを食うだけで無駄です(対応データ持ってるなら別)。
しかし次の画像では選べるようになっています。

これは単に出力タブで以下のとおり2スピーカー設定に変更しただけです
つまりのところ、コーラス・バリエーションの使用と4スピーカー設定は併用ができず、排他になってしまうということです。
その上1組のスピーカー、もしくはヘッドホンを使用している場合、通常音質も2スピーカー設定に比べかなり劣ってしまいます。これは4つのスピーカーに分散した音の、前方の音のみを聞いているのですからあたりまえの話です。知らずに4スピーカー設定になっている場合がありますので、Windows95/Windows98/WindowsMeでYMF7x4チップを使用なさっている方は一度確認をなさったらよろしいかと思います。
ご自身のドライバがVxDかWDMかわからないという方は、DS-XG設定の概要タブにバージョンが書いてありますので、10xx/20xxならVxDドライバ、22xx/52xxなどならWDMドライバということになります。Windows2000/XP環境ではWDMドライバのみです。
ドライバの差異なので、ハードの基本スペックは上記をそのまま適用という形でよろしいかと思われますWDMとはWindowsNT用に開発されたドライバであり、既存のVxDと比較して拡張性、将来性に優れているものと思われます。Windows98からも互換性の一環で使用できるようになっていますが、Win98にはまだ問題があったらしく、WDM関連を修正したWin98SEがリリースされています。
VxDドライバの方で前述のとおり、DS-XG Synthesizerは変則的なソフトウェア音源です。もしくは音色をメインメモリにおいたハードウェア音源とも言い換えられます。しかしこれはつまり、ドライバにバンドルさせる音色次第で容易に音を変更させることが可能なことを意味し、事実VxD Ver.2019とWDM Ver.2234では大きく音質が異なっています。
さてこの音質差の決定的な原因ですが、以前はエフェクトも大きくさし変わっていると書いておりましたが、これは全てではないにせよ間違っていたようです。
というのもこちら側でDS-XG設定の方を完全に見落としており、コントロールパネルから見てみたところ、なんと2スピーカー設定になっているにもかかわらず(というか4スピーカー選べませんが)、エフェクトはコーラスとバリエーションが選択不能になっているのです。
これが音質差の最大の要因でした。
コーラスとバリエーションはセットアップ時のinfファイルを編集、もしくは拡張infに差し替えることで使用可能になるのでしょうか?
追記ですが、インストール時のinfファイル(Nlds1s1.inf)の、機能の可否を設定するEnableControlsの個所の左から18バイト目の数値がDS-XG FM MIDIの出現に関すると去れていると、YMF7x4 FAN PAGEの掲示板で目にしたのでふと試してみました。
この個所を変更してDS-XG FM MIDIを有効にすると、場合によってはDS-XG Synthesizerの方がデバイスで表示されなくなる場合もあると、この書き込みのレスでYMF7x4 FAN PAGEの管理人N.Shim@さんがおっしゃっていましたが、こちらの環境(Windows98 SP1/WDM2234)ではFM音源は出現せず、なぜか選択不能になっていたDS-XG設定(VxDの欄の画像参照)のコーラスとバリエーションの選択が可能になっていました(^^;
バリエーションはチェックがついていても動いていないようですが(確認はアンプシミュレータのみ)、コーラスの方はちゃんと動作しておりました。
リバーブのみの比較でも、やはりVxDとWDMでは差異が感じられます。言葉での説明は難しいですが、VxD版が音色を包み込んで丸みを帯びさせているといった雰囲気なのに対し、WDM版では音色の素の音の持ち味を生かしつつ、綺麗に響きを与えているという感じを受けます。これはコーラスが有効な場合でも変わりません。
VxD2019のリバーブ&コーラスが元の音色を多少変化させる形でエフェクトをかけているのに対し、WDM2234のものは元の音色の持ち味を生かしつつ、上品に控えめに、しかし確実に効果のあるエフェクトをかけています。>さらに音色もエフェクトの変更に対応してか(?)高音が押さえ気味になっているように感じてます。
MU50の演奏にかなり近しいものになっていると感じることから、改良の最中なのでしょうか。開発放棄という事態になっていたら悲しいですけど。
ディレイを使ったデータでは徐々に弱くなりながら響くものが、弱くならずに多重に響くためにおかしく聞こえ、また同時発音数もかなり制限が加えられているそうです。
さらにMIDIマッパーにDS-XG Syntehsizer(WDM)を設定し、その上でMIDI演奏を行おうとすると、低確率ではあるものの、ブルーバックになってOSごと落ちてしまう場合もあり、挙動は不安定なようです。これはYMF7x4のWDMドライバがまだ未成熟なことを意味しています。
暫定的にはMIDIマッパーに設定しないか、起動時にMIDIマッパーを占有してしまうソフト(TMIDI Plaer/シーケンサ等)を使い、そのソフト上でMIDIを読み込んでいれば何とかなります。
要はMIDIマッパー(DS-XG Synthesizer)に幾度もアクセスしなければよいのです。
もちろんわたしの使用したものは、Windows98上でも動き、そして少々古いVer.2234であるため、WDM絡みの修正されたWin98SE/WinMe、はなからWDM対応のWin2000/XPでは同様のトラブルが起こるか定かではありません。最新版のVer.5245ではかなり安定しているようです。
ちなみにPowerYMFはWDM Driver Ver.2234には適用できません。近いバージョンとしてはVer2228を挙げておきます。
CrystalのCS4280という音源チップに内臓されたFM音源です。FM音源とは、少々古い携帯電話の着メロの音と思えばよいでしょう。
ファミコンのように波形音主体のものです。
通常は使用できませんが、YMF724 FAN PAGEのYMF724/YMF744 Utilitiesを使う、もしくはレジストリをいじれば使用可能になります。
FM音源だけあって音質はDS-XG Synthesizerと比べてアレですけど、非常に懐かしい温かみのある音質です。
YAMAHAのソフトウェアシンセサイザ。メインメモリに展開した音をCPUに計算させて演奏させるソフトのMIDI音源です。
波形メモリはV3.1まではDS-XG Synthesizerと同じMU50の半分の2MBで、V4.0からはWinXP対応かつ、 MU50と同じ4MBのWaveTable(環境・設定によっては2MBのWaveTableが用いられるらしい)も添付されています。
手元にはV3.0/V3.1がありますが、YMF7x4内蔵音源(VxD)よりはPCM音が質的に劣ります。エフェクトはS-YXGの方がいいように感じますが(これも比較はVxD)。
バージョン毎の大幅な変更点は、
ちなみにNTバージョンのV2.0/V3.0もありまして、現行のV4.0の元と思われます。
ところでバンドル版などで先行して出ていたNT版V3.0等は、WinXPに無理やりインストールすると起動すらできなくなります。YAMAHAから対応版を落として使いましょう。
GS互換のTG300B MODEはDS-XGよりも優れています。
ちなみに最新版はWinXP対応のV4.0ですが、現時点では表立って一般販売はされていません。こちらで単品通販できる他、YAMAHAから体験版のダウンロード、およびキープログラム(体験版解除)の購入が出来ます。
サウンドカードを増設する度胸がないけれど、手軽にいい音でMIDIを聞きたい人には非常にお勧めです。お試しに、1ヶ月の期限付きですがヤマハのページで使用期限1ヶ月の体験版がダウンロードできます。
この体験版はWin95/98/Me用のV3.1と、Win2000/XP用のV4,0です。
V3.1なら1500〜2000円の特定のサウンドカードにバンドルされているので、V4.0にこだわらない場合はそちらの方がよろしいかと。
わたしはFM音源からこれに乗り換えて、かなりのカルチャーショックをうけました。
DTM音源業界で最大手のRolandのソフトウェアMIDI音源です。これもローランドでダウンロードが出来ます。3.2はVirtual Sound Canvas 3.0のWindows Me対応版で機能は同等です。
元になった音源はDTM音源の代名詞的なSC-88Proですが、音質的にはかなり劣化しており、かなりSC-55MAPレベルの音があてがわれている感じです。素直にSC-88の方がよい音に聞こえます。
さらにSC-88Proの肝といえるインサーションエフェクトがまったく扱えません。インサーションエフェクトとは、ディストーション(歪みエフェクト)等をはじめとする他用途なエフェクト群の総称で、これを用いることで更なる迫力の向上に繋げることができるものです。
とりあえず廉価帯のものではGS音源データの最限度は一番でしょう。
GM規格が制定されて各社がこぞってGM対応のDTM音源を発売していた当時の名機GZ-50Mの製作メーカーCASIOのソフトウェアMIDI音源です。
通信カラオケ用のソフトLANAのライト版(フリー)に添付されており、通信カラオケ用のMIDIを購入して楽しむためのベース(基盤ね)音源らしいです。惜しむべきことにダウンロードは終了してしまったようです。
GMの枠を越える性能は持っておらずS-YXG50やVSC3.2に比べるとやや見劣りしますが、基本音色128音の容量は上記の2製品より多く、音質は上々です。添付のキラキラ星のMIDIの迫力はかなりのものがあります。
エフェクトが全体にかけるリバーブ(2種類)くらいしかないのが残念なところですね。
バンクセレクトも無視するので、XGやGSのデータも比較的マシに演奏できます。
コラムでも書いてありますが、事実上フリーの音源としては破格級の音質です。購入の形になりますが優れた専用データも非常に多いですし、シェアウェアといっても文句がでないような音源です。
何気にWindows98以降に標準添付されているソフトウェアMIDI音源です。
正確にはDirectX5.0以降に内包されていたソフトサンプラー的なDirect Musicの別名というか、ローランドの音色ファイル群gm.dls(gm16.dls)を使用した場合の名前のようで、それが標準で搭載されているWin98以降、というわけです。
確かWin98リリース時には「MIDIを標準でサポート」と謳っていた気がします。こんな謳い文句使うからMIDIとPCM系ファイルの区別がわからない人が増えるんです。実際はDirectX6.1以降で使えるようになったと思います。
音色はおそらくSC-55のものをベースとしており、GSとは名ばかりに機能的にはGM音源としての能力しか持っていないものと思われます。ドラムセットのみSC-55のMAPを持っているということを聞いたことがあります。
NRPNも効かず、音質ははっきり言ってあんまりよろしくありません。これがこれからの標準音源として設定されているのは悲しいものがあります・・。CPUの性能とかが向上しても、サウンドはだめだめなままです。ただでいい音を楽しみたいのなら、上記のSW-10の方が数倍ましというものです。
デフォルトのWin98ではMIDIマッパーとして設定はできないと思いますが、サウンド機器に WDMドライバを使うと選択可能になるようです。WinMeならばWin98より使える場合が多いでしょうし、WDMドライバが標準のWin2000/XPならば確実に使えます。
その際のMIDI Mapper上での名称はMicrosoft GS Wavetable SW Synthとなります。呼称がころころ変わるので、DirectXやWindowsのバージョンによっては名称が異なるかもしれません。
VxDドライバでも、WINAMPなどにこの音源で演奏可能にする設定等がありますので、DirectXさえいれていれば聞くことは容易です。
もちろんMIDIマッパーとしては選べないので、WINAMPでの演奏専用ということになりますが、Microsoft GS Wavetable SW Synthではおそらく負荷を下げるために抑えられているDirect Musicの機能をほぼフルに使えるのと、プラスバンクセレクト無効などの設定があるために、MIDI Mapperのものより音質が向上して聞こえる場合もあります。
追記事項ですが、なんとこんなものでもバージョンで演奏に差があります。詳しくは知りませんが、DirectX 7.0付属のDirect Musicでは無効だったコーラスがDirectX 8.0(DirectX 8.1)では有効になっており音質が丸みを帯びています。
あと7.0で明らかに大きすぎたドラム音量(Electronic Kit)が、今度は逆にさげられすぎています。そのため7.0のMicrosoft Synthesizer用に調整したうちのGMデータは8.0では何ら迫力を持たぬ燦々たる結果に。
GUSと呼ばれる楽器の音をサンプリングしたデータを組み合わせて演奏するソフトウェアMIDI音源です。
標準で添付されている基本音色は3MBですが、5MBの高品位音色も追加でDL出来ます。このTimidi95はフリーですが、かなり音のバランスと音質はいいと思います。
わたしも結構このTmidi95で演奏させて聞くこともしばしば。GSやXGのMIDIも、結構バランスよく演奏してくれます☆
個人的におすすめな音色ファイルのは、このTimidi95を作られたソフト工房乾さんのページからジャンプできる、10MBのGUSパッチ(下記のTimidity用)です。
演奏専用で、ゲームのBGM等には使えませんが、機能向上版のシェアウェアTimidiSSは、サウンドドライバとして組み込めるため、ゲームのBGM等でも使用が可能です。
TimidityはTimidi95の設計思想の元になったと思われる、UNIX上でフリーMIDI音源の代名詞的なソフトです。
このTimidity++は、Timidity改良して作られたもので、GUSファイルのほかに、クリエイティブのサウンドブラスターシリーズ、SoundBlasterLive!やSoundBlasterAudigyで使用されるサウンドフォント(.sf2)ファイルを使用してMIDIを演奏できます。
このサウンドフォント、容量の少ないものから100MBを超える巨大なものまでありまして、かなり高品位な演奏が可能なサウンドフォントも少なくありません。
しかもほとんどがフリーです。・・と思ったら、結構不正にシンセから録音された音も出回っているようです。当然ですよね。素人があんな仰山高クオリティなものを。
もちろん独自に作られた、ちゃんと法に触れないものも多々ありまして、素晴らしいものを作られている方もいらっしゃいます。
バランス面ではヤマハやローランドのソフトウェア音源に劣ることもありますが、そこは調整次第ということで。設定が手書きなのでちょっと覚えるまで難儀するかもしれませんが、そんな難しくないので悪しからず。
名前からするとMU100の廉価版のように思われますが、音質はS-YXG50とそう大差ありません。
MU100以降にはプラグインボードというものがあって、FM音源やらVL音源やらを増設できるのですが、その思想をソフトウェア音源に取り込んだというものです。
具体的には、XG音源のほかにVL音源(物理モデル音源)とSG音源(計算で声を生成し、歌わせる)機能が付与されています。
GS互換のTG300Bモードの機能が上がっているという話を聞いたことがありますが、これはその人が比較したS-YXG50が古かったんでしょう。バージョン毎の差異のようなものと思います。
というかいくら高級版でもそんな基本機能に差をつけたらまずいでしょ。
2002年11月で販売終了だそうです。
S-YXG100の物理モデル音源(VL音源)機能を大幅にパワーアップさせた、 YAMAHA最新のソフトウェアMIDIです。
個人的にはXG部分を強化して欲しいところですが、まあこれはS-YXG50 V4.0で一応達成されていると思うのでよしとします。
専用のVL音源やVLボードと比べて音質は劣ると思われますが、専用音源でも同時に1音しか発音が出来ないヴァーチャルアコースティック音源機能を、最近の高速CPUの馬鹿力を如何なくに発揮して同時に8音まで鳴らすことが出来ます。
この機能をフル活用すれば、かなり壮大な曲が出来るものと思います。基本性能はS-YXG100Plusと同等です。
2002年11月で販売終了だそうです。
iMacで息を吹き返したアップル社の(ネタが古いです)代表的な、マッキントッシュに標準装備のマルチメディアソフトQuick Timeに装備されているソフトウェアMIDI音源です。
ローランドから音色データを提供されたそうで、Microsoft Synthesizerとどっこいどっこいの性能です。と、言いたいところですが、ドラムの抜けが激しくMS Synthのほうがはるかに優れています。
DS-XG Synthesizerと名前が似ていますが、姉妹品というか派生品というものらしく、組み込み用途(ノート・オンボード音源等)に使われるサウンドチップの音源らしいです。
YAMAHAのトップページにニュースとしてでていましたが、WindowsXPのSP1を導入すると、ドライバのバージョンが古い場合、ドライバが機能せずに音が鳴らなくなるそうです。ニュース先からドライバへのリンクもありますので、問題のある人は入れなおしましょう。
あくまで個人的な意見ではありますが、S-YXG50の、しかもV4.0の波形をそのまま流用できるという話から、音源部分はAC-XG用にカスタマイズされたS-YXG50なのかもしれません。
おそらくMU50の半分の2MBの波形を使い、S-YXG50 V2.0/DS-XG Synthesizerとスペックは同等でしょう。
このサウンドチップは、サウンドカードが行うべき通常音の発音等、主要機能をほとんどCPUに代行させるらしく、(一般の完全サウンドチップ任せに比べ)それなりの重さがあると思われます。
音源チップ名はYMF743・YMF752・YMF753となっています。
詳しい差異などはわかりませんが、単にYMF724→YMF744→YMF754のように単純な機能向上なのか、YMF724→YMF738のような機能付与(この場合はモデム機能併用)なのか、はたまたYMF724→YMF740のような廉価版的なものかもしれません。