■2001年4月15日 Sun  偽装結婚

最近知り合いになった中国人女性のKさんが持ち掛けて来た話しである。中国の若い女性で日本に来て結婚したいという人をたくさん知ってるので紹介したいと。私は、そういう話しなら是非という人も何人か知っていると答え興味を示して見せた。
たどたどしい日本語なので最初はそういう話しとして聞いていた。ところが彼女が言う事をよく聞いてみると、正式な結婚ではなく偽装結婚をしたいと言うことらしい。最初は冗談で言っているのだと思ったのだが、彼女は真面目な顔をして繰り返し偽装結婚と言うのである。
私は彼女に正式な結婚話しならするけど、偽装結婚は犯罪になるし倫理的にも良くない事だと話した。 これに対し彼女は無頓着な表情で、東京や大阪には、こういう事をしている人は幾らでもいると言うのである。そしてそれが犯罪行為とは全く思っていない様子なのである。どうしてそんな事をしてまで日本に来たいのか目的を聞くと、その答えは予想した通り日本で働いてお金を稼ぐ為だと。
ちなみに偽装結婚の相手になってくれた場合の報酬は50万円とのこと。
この話しが本当ならたぶん裏にブローカーが隠れているのだと思う。
ブローカーに大金を渡して入国できたとしても今の日本で稼ぐのは大変だと思うのだが。徳さん(料理長)から聞く話しによると中国の経済も混乱しているところが有るようだ。経済の自由化に伴ない、民間企業との競争で立ち行かなくなった国営企業が大幅なリストラを実施しているとのこと。
高い経済成長率を誇りながらも一方では大量に失業者が出ているのだろう。こういう人達が無理をしてでも日本に出稼ぎに来ようとしているのかも知れない。中国の社会主義はほとんど形骸化してしまっている。 まあいずれにしてもこのような非合法な話しには協力できないと断った。

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