ぐるぐるグルメ分家 香港思ひ出の味

忘れられないキョーレツな味や素材の食べ物。

忘れられないくらい美味しかったあの時のあの味。

思い出を語ります・・・。

※これはあくまで私が行った時に限る思ひ出です。その他の時もいつもこのようであるとは限りません。
また、味には好みがあるので、私と味の好みが違う方には同じように感じられないことをあらかじめご了承ください。

目次

   ☆思ひ出の味☆
        ▼
☆お店の思ひ出の味☆
      ▼
塩味の卵の黄身入りあんこパイ  文華
干しトカゲ入りスープ 〔金庸〕記
蛇スープ 福臨門
腸粉 茶餐廳
河粉 上海老正興
滬江
廿四味茶 新同樂 
さとうきびジュース 天香楼
慈姑ジュース COVA
福茗堂茶荘の「潮安鳳凰單〔木叢〕水仙」 創發潮州飯店
  和平館越南
  福興火鍋海鮮酒家
  太平館餐廳
  酔湖海鮮酒家
  ニューマハラニ
  農圃

 

塩味の卵の黄身入りあんこパイ

1991年ころ、尖沙咀にあったパン屋さんで買って食べた。その店は今はもうない。

ずっしり重いこんがりパイ。美味しそうなので1個買ってかじってみた。パイ皮の中にあんこ、その中心に塩味のついた卵の黄身。

この卵の黄身は月餅の中にも入っていたことがある。あんことともに。

この類のパイや饅頭は結構ポピュラー。慣れると美味しいものです。ボリュームがあって。

 

干しトカゲ入りスープ

たぶん1992年くらい、尖沙咀の阿二れん湯で。

この店がとても流行っていたんですよね。体にいいスープを商う店。

トカゲは何にいいのだったかもう覚えてないけれど、たしかに干したトカゲが姿のまま入ってた。

干したトカゲは乾物屋で普通に見ます。

今ならなんとも思わないけど、当時は大変びっくりした。

 

蛇スープ

冬の味覚の蛇スープ。蛇は「体を温める」食材なのだそうで。スープによっては食べてる途中から体がほかほかしてくるものも。

郷に入れば郷に従えとばかりに、冬に香港に行くとたまに食べる。蛇と言ってもスープに入ってるのは小さい切れっぱしなので、抵抗はない。

今まで食べた中で一番印象に残っているのは、〔金庸〕記の蛇スープ。安くて美味しかった。パンチの効いた味。

〔金庸〕記で蛇スープを頼んだとき、お店のおじさんがみょーに楽しそうにしたのを覚えてるなー。

 

腸粉

腸粉というのは米の粉を水でうすく溶いて、それを蒸して作るものらしい。シート状に作り、それをくるっと巻いたものがお皿に載って出てくる。

くるっと巻かれた中味はいろいろ。干し貝柱などが入ると値段は高め。

お店によって食感が違い、つるっと滑らかなものから、もちっとした固めのものまでいろいろある。

どれもそれなりにおいしいけど、個人的な好みとしてはつるっと滑らかなのが好き。

今までに食べた腸粉の中で一番つるっとしていたのは翠園酒家の。もちっとしていたのは九龍ホテルのレストランの。

翠園ではワゴンのおばちゃんに注文すると、その場で醤油をどばっとかけてくれるのが嬉しい。

どばっとかけても辛くない。甘い中国醤油と油が混ぜてあるのかな。

香港に行くと必ず食べてます。

 

河粉

これは粉とあるけど、麺のこと。

きしめんのように平べったい麺。でも、きしめんと言うより腸粉に近い感じ。

できたての河粉はつるっとして少しもちっとして、私の好み。

こればっかりは香港でできたてを食べないと、スーパーで「河粉」の乾麺買って帰って、家で作ってもぜんぜん食感が違う。

今まで一番美味しかった河粉は福臨門の。牛肉の甘辛煮込みが麺の上にかかって青菜が添えてあった。

もうひとつ、文華で食べたほたて貝柱と炒めた河粉も、少し麺についた焦げ目が香ばしくて好みでした。

河粉は冷めないうちに急いで食べなくちゃ。冷めると格段に味が落ちるような気がする。

河粉がテーブルに来たら、ものも言わずに一気に食べ尽くしています。

 

香港のお粥は日本のとまったく違うのはご存知のとおり。

病人食どころか、健康でも小食な人なら食べきれないくらいのボリューム。

具もピータンやら家畜の内臓やら生の魚やらいろいろ。

お粥や麺を商う小さな店に行くと、お客が食べているそばでワンタンのしこみをしているのに出会うことがある。

家族らしい従業員総出でワンタンの皮に具を包みこんでいく、その手際が良いこと。あっという間に肉の山がワンタンに変身する。

あの山がじきお客の胃袋におさまっていくんだなあ・・・。

香港での朝は、時にお粥、時に三文治(サンドイッチ)と鴛鴦茶、時に菠蘿包(パイナップルパン)と鴛鴦茶、時にホテルでエッグベネディクト、時にホテルで和食、時に麺・・・。いろんな朝ご飯を楽しんでいます。

 

廿四味茶

涼茶舗で売られているお茶。店先でちょっと立ち飲みする生ぬるいお茶は、それぞれいろいろな効能がある・・・らしい。

私が時々飲むのは廿四味茶。何でもからだの熱気を取り去る効果があるらしい。が、だから何に効くのかと聞かれると、何に効くのでしょうねえ。

旅にでると、ちょっとした興奮状態になるためか、夜寝つきが悪い。たまたま夕食後に何となく廿四味茶を飲んだ時にとっても寝つきが良かったので、それ以後時々飲んでいる。寝つきが良いような、そうでもない日もあるような・・・。よくわからないけど、悪くはないように思うのでおもしろがって時々飲む。

味は苦〜〜い。

ほかに感冒茶などもあります。

 

さとうきびジュース

香港の街のジューススタンドなどに、時に物干し竿のようなものがある。短くカットされて湯につけられていることもある。

それは物干し竿・・・ではなくて、おっきいさとうきび。注文するとその場で機械で搾ってくれる。ほんのり温かくてうすあまくて、そんなにおいしいとは思わないけれど、何となく懐かしい味。

さとうきびジュースはほのかに植物の香りがする。

 

 

慈姑ジュース

缶入りの慈姑ジュースは、最初缶の絵を見て慈姑とは思わなかったのよね。

栗のジュースかと思って、「これは珍しい」といそいそと買いこんだ。

一口飲んだら何だかただの砂糖水のような味。「あれれ?」と思ってもう一口飲んでみると、缶の中から小さいつぶつぶがドドッと口の中へ・・・。

中華料理に使われる、しゃりしゃりした慈姑のみじん切りがはいっているジュースだった。

日本で一世を風靡したつぶつぶオレンジの慈姑バージョン?

 

福茗堂茶荘の「潮安鳳凰單〔木叢〕水仙」

基本的に壽眉か水仙のようにあっさりしたお茶が好き。以前は香港では普レイ茶ばかり頼んでいて、今でもとくにあぶらっこい料理の時にはたのんだりするけど、以前のようには飲まなくなった。

今まで香港で、はたまた日本でいろんな中国茶を買ったけど、一番印象に残って好きなのがこのお茶。

福茗堂で何種類か試飲をさせてもらって選んだこのお茶は、「花」の香りがする。別にジャスミンのようにお茶に花で香りをつけているわけじゃなくて、お茶そのものの香り。

花の香りがするというお茶は時々あるけど、これが一番香りが高かった。

香りが高すぎて料理・食べ物には合わないような気がするので、このお茶を楽しむ時にはこれだけ。松露のようなさっぱりした甘味のお菓子には、もしかしたら合うかもしれないけど、まだ試したことはない。お茶だけをデザートのように味わう感じ。

お茶を買って来たら、必ず冷凍庫で保存する。室温だと一夏すぎる頃には味も色も変わり、香りもなくなっているけど、冷凍庫ならかなり長い間変わらない味と香りを楽しめる。

余談ですが、中国のキーマンと言うところの紅茶も苦味・渋みが少なくて好きなお茶。

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