試験管の中の雪



伊島小 福井 試験管の中で塩化アンモニウムの結晶が生まれ,大きくなりながら降ってきます。その様子は星か雪のよう。とても静かな『いやし系』の実験です。[材料] ・塩化アンモニウム(500g1500円程度)・温度計・ビーカー・試験管(18cm,人数分)・ゴム栓(2号)・薬さじ ・かくはん棒・電気ポット(70℃で保温ができるもの) ・電熱器・ティッシュペーパー [準備のやり方] ビーカーに水を入れ電熱器で60℃に保温します。水の量は用意した試験管のすべてを満たす位であり,適当で良いのですが,温度管理は温度計を使って正確にしてください。水温が60度であることを確認しながら塩化アンモニウムをどんどん入れて溶かしてください。塩化アンモニウムの量も溶け残りができる位が目安で適当でいいです。もうこれ以上溶けなくなったなら,しばらくは60℃で保温して,変化がないのを確かめてから試験管に上ずみ液だけを入れ,ゴム栓で密封します。この時,ゴム栓を潰すようにして試験管の中の空気を追い出すのがコツです。(空気が残っていると再加熱したときにゴム栓が外れます)[演示のやり方] 電熱器やポットなどで70℃の湯を沸かし,試験管を入れて保温します。試験管を取り出し,中が完全に溶けているのを確認してから上部に濡れたティッシュペーパーを巻き付けて子供に手渡します。とても熱いので落とさないように気をつけてください。しばらくながめていると,下の方に小さな粒が現れ,だんだん成長しながら上がっていき,上部でUターンをして下に落ちてくる頃には3o大の星のような結晶になっています。冷えて結晶が下にいっぱい積もったら終わりです。再びお湯に入れて溶かせば何度でもできます。私の家には5ヶ月前に作った物があり,子供が遊びに来たら見せてあげています。[参考文献] ・『星が生まれる降り積もる』上山雅史,青少年のための科学の祭典2000実験解説集 |