必見!!子どもをあがり症にしない育て方

なんとプレッシャーに弱い原因は、子供の頃にあったのです!密着したのは、明るくやんちゃな保育園の人気者、A君。
実は今、シンデレラの発表会に向けて子供達はその練習の真っ最中!A君は、ガラスの靴をたよりにシンデレラを探すという重要な役を演じるのです!
そして発表会当日、A君はいきなりガラスの靴を落としてしまいました!あんなに練習した台詞も出てきません!もう劇はドタバタ!先生大慌て!

しかし、いったいなぜこんなにアガッてまったのでしょうか? その原因は家庭にあったのです!それは、母親の何気ない言葉で、知らず知らずにA君にプレッシャーをかけていたのでした。

1 必要以上に「がんばってね!」と言うと…
子供は頑張ることを要求されると自分ではなく、 誰かのために頑張らなくてはというプレッシャーにつぶされる危険があるのです。

2 「期待してるからね!」は禁物!
期待している、などと条件をつけられるとカンペキにしなくてはいけないと思い込み、 強いプレッシャーを感じてしまうのです。

3 家で無理に練習させていた
無理強いをすると、何事からも逃げ出すくせがついてしまう可能性があります。

A君の失敗、それは母親がよかれと思っていた子供への励ましが 実は多大なプレッシャーとなっていたからなのです。


【アガる人の脳】
私たちの身体は、自律神経によって自分の意志とは無関係に、心臓や肺などの臓器や、汗腺の働きを コントロールされています。 この自律神経とは、私たちが活発に活動している時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く 副交感神経に分かれており、不安やプレッシャーのために、交感神経が副交換神経よりも優位に 立つことによって、臓器などが過剰の覚醒状態になって、動悸や多量の発汗、胃炎などを起こすように なるのです。 では、アガル原因ともなるプレッシャーに強い人と、弱い人の脳はどうのように違うのでしょうか?


●強い人の場合…思いがけず会議で重役な役目を任されてしまったBくん。いよいよ自分の番が回ってきました。この時、彼の脳の中では・・・?
前頭葉が発表すると決定したにもかかわらず、まだ視床下部は煮えきりません。すると、覚醒ホルモンのアドレナリンが登場!視床下部がプレッシャーを感じると このアドレナリンが分泌されるのです。

●アドレナリンの登場!
アドレナリンが自律神経を刺激し、その結果、手足の震えや大量の汗、動悸などが起こってしまいます。しかし、前頭葉が視床下部に不安を取り除くように情報を調節して伝えます。すると…?

●アドレナリンを抑える働きをする正義のヒーロー登場!
これがコルチゾール。アドレナリンの活動を抑えます。そして、コルチゾールの活躍により、アドレナリンは中和され、身体的な影響は出にくくなります。

プレッシャーに弱い人の場合は・・・?
なんと前頭葉が不安になる情報をそのまま視床下部へと伝えてしまうので、大量のアドレナリンが分泌され、コルチゾールの量も減っていき、コルチゾールはアドレナリンを抑えきれずに、自律神経が刺激されてしまいます。

●その結果・・・
先ほどの失敗を、海馬が経験として記憶します。さらにこのようなことが何度か繰り返されると、海馬がこれまで失敗した記憶を呼び戻しそれを視床下部に直接伝えてしまい、極度の緊張を伴う場面ではなくても、条件反射的に脳がアガリの状態を作り上げてしまうのです。

TBS「スパスパ人間学」より