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ことばの星座

言葉には意味があります。でも、実際にはそれだけではなく、その背景にはイメージの雲のようなものを抱えているようです。

私が英語に興味を持ったのも、そんな言葉の姿からなのでした。
ずっと昔にメモした言葉
本箱を片づけていたところ、昔のノートを見つけました。その日に思ったことや、本を読んで感じたことを書きつけたものです。

時のはざま
天と地のはざま
ドラマの種は
幕間にふくらむ

こんな言葉、いったいどこで見つけてきたんでしょう。「ドラマ」ってあたりがテレビガイドのような気がするんですが(笑)


しかもこのページ、この4行以外、なんにも書いておりません。なんてもったいないノートの使い方をしてるんだ。

おまけに、後ろ半分は真っ白です。どうやら途中で飽きてしまったもよう。飽きっぽすぎるぞ、10ん年前の私(汗)

そんな懐かしい気持ちに浸りながら読んでいて、見つけたのがこの言葉なのでした。

「ことばの星座」

確か翻訳関係の本を読んでいたときに見つけたものです。

言葉からのぞいてみた世界


その本には、言葉の本来ある姿としてこんな特徴をあげていました。

「語は1語だけ独立しているのではなく、意味や音を通じて語と語が網の目のようにつながっている」

「ある言葉が中心となって、本来持っている豊かな闇のかなたまでお互いに響きあっている姿がある」

つ まり、“beautiful”という語があるとすると、ある方向へ向かって“graceful”→“elegant”→“delicate”と連なっていって、 ある方向へは“bright”→“brilliant”…。またある方向へは“pretty”→“lovely”… という具合に、意味やイメージの連想が星座 のようにつながっているというのです。

本には、「語が形成する意味場」と表現してありました。

「望遠鏡でのぞいただけでは、日本人にとって「beautiful=美」なのが、英語圏の宇宙の中で、どんな星座の中でキラメキあっているかということまではわからない」

言われてみると、確かに。

そんなキラメキを見渡す視力を持つのって、なんだか大変そうだなぁ。そんなことを思っていた10ん年前の私。そして、やっぱりそんな視力も持たず、のほほんと過ごしている今の私。

似ているね、私たち←どっちも自分です

でも、違う言語で世界を見ると、どんなふうに変わって見えるんだろう… 英語がまるで理解できてないのに、そんな興味を持ったのも、この言葉がきっかけなのです。

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