::MEMO::::

2007年9月吉日。
赤飯堂は友人TさんYさんの全面的な協力により開設されました。
スペシャルサンクス。

ここのMEMOには、なにか書きたいことがあったら
自由に書いていこうと思います。
不定期、気まま更新です。

・新しい記事は(2009.9.1)

   ◆

上の記号の先にあります。





・珈琲屋さんにて(2009.8.7)

先月末、ここんさんでの九月の展示の打ち合わせ。
ここんの店長さんはあついコーヒーを。
汗かいてぽくぽくやってきた私は、アイスティー。
お店の方が、すごくおいしい手作りの
水羊羹をごちそうしてくださいました。
お話をしながら、
私は帳面に、なんともラフなイメージを描きます。
今出来たイメージを、その場で伝える。
店長さんの想像力に頼りがちだったと思いますが、
いろいろのイメージ、共有できたでしょうか?
こういうの、たのしいなあ、と思いました。

また間があいてしまいました。
7月29日、「赤飯堂さんより」という題で
ブログで紹介していただけました。


・鼻歌

作詞/作曲 小関

♪ちゃ、ちゃ、
 ちゃのまるぷーでー
 し く は っ く

作業がひと段落。
「散歩は脳科学的にも良く、気分転換にも有効」
そういうことを上記、先日の打ち合わせにて伺いまして、
散歩に出ました。
ひとりでに出た、上記の鼻歌。
四苦八苦をみじんも感じさせない
キャッチーなナンバー。
私の鼻歌なんて、いつだってそうだ。
実際は、がんばっています。

散歩の出先にて、豪雨。
風による微妙なリズムや波を持ちながら
アスファルトに激しく跳ね返る水を見て、
(ラッキー)と思い、ずぶぬれの帰宅。
こんにちは、視覚馬鹿です。

8月5日、
谷中「茶ノ間」のワークショップ、第2回目。
3回シリーズのまんなか。
講師はマルプデザインの代表・清水さま。
それでこのワークショップ
「チャノマルプ」。
作家の山田マチさんの、「百字文学」という、
おかしみがきゅっと、なおかつ、ゆる〜くつまった文章に
参加者たちが絵をつけています。
この日はラフの発表会。
マルプのみなさまは、描いたものを
決して否定はしません。
肯定し、受け止めたうえでコメントをくださるのです。
だからきっと、だれもいやな思いをしている人がいないはず。
そのうえで、ためになるお話がたくさん、たくさん。
このワークショップの存在を教えてくれたYさんに、
本当にありがとう!なのです。
私はたくさん韻を踏んできました。
自分の名前も韻だし。

今月末、3回目で仕上げて、
最後は芸工展で、展示。お祭りです。
詳しくは、こちらこちらにて。まる投げだね、こりゃ。



・そんなこと書いたなあ(2009.7.21)

ふと、4年前の雑記帳が出てきました。
横罫ノート、万年筆で縦書き(当時25才か)
私としては かなりきれいな字で書いてあります。
今は全く見ていない、あの頃の日曜日の依存ぶり。

「2005 5/15 日曜日.

今日は、笑点で歌丸さんがセブ島に行っているのを見ました。
付き添いで行った楽太郎さんが疲れたと言っていました。
山田君ちの息子さんが今日、十七の誕生日だったそうです。
大喜利の後半がとても面白かったです。

サザエさん宅の食卓に
ビーフジャーキーが出ているのを初めて見ました。
伊佐坂さん宅のハチが日常食べており、
タマがその味を気に入ってハチから頂戴していて、
もらうばかりでは義理が立たぬと思ったタマが
サザエさん宅の台所、食卓近辺の食肉・動物性たんぱく質の類を
無断でくわえてゆくようになったので、
サザエさんかフネさんが買ってきた
と思われるの(ビーフジャーキー)を、
波平さんとマスオさんが昼間から
ビールのつまみに 手づかみで食べていました。
それを見たカツオ、ワカメ、タラちゃんが
食卓に参加し、両手手づかみで食べ始めました。
皆おいしいと言い、タラちゃんは
うっすら頬を赤らめてさえいました。
なんだか野蛮な感じがして嫌だったのと同時に、
伊佐坂さん宅はやはりお金があるのだな、と思いました。

日曜美術館で見た片岡球子のまとめ髪がとてもチャーミングだったのと、
はな(モデル)のつけていた赤いネックレスがいいと思いました。

今日は 
―中略― 
食器棚の背面にシートを付けたりと
―後略―」

後半はごそごそと生活をしています。



・夏草や(2009.7.9)

むくげが咲いた。
のうぜんかずらも。
夏である。

ぎざぎざの、大きなあざみが群落をつくり
美しい色の花をつける。
その綿毛は手の平にふうわりと、とても大きい。
夏の野の、かたばみの黄色があれほど美しいとは思わなかった。
草は強く高く伸び、もはや私の背をこえた。

夏草や
私は野で姿勢を正す。


・便箋つなぎ

古巣の文具屋さんへ行って
先日お目にかかったばかりの店長さんに
こんにちは、とごあいさつ。
「便箋屋さん」と言われる。
私、便箋やさん。

  時間の使い方が、やはり上手ではない、私。
 なかなか書けなかった、書きたかった事柄を、
 ようやく。長いリレー …


1.神楽坂

お話をしていて、店長さんは風のような人、と思った。
とても風通しがよい、その、話をする時間そのものが。

とにかく、こころよい時間だったのだ。

前に伺った時、「いつでもよいから」とご提案をいただいた。
ぽち袋にレターセット。
ものをつくるということ。
試行、錯誤。
だんだん気づいていくことがある。
最初、つらかった。
だんだん面白くなった。
また、つらいと面白いを繰り返したり、
時間がかかりました。

お店に置いていただけることになりました。
お店の品々を拝見、
店長さんとお話をしながら
(次はもっとよいものを)
欲がでました。

ここん.神楽坂店

大分時間がたってしまいました。
6月20日、「手紙」というタイトルで
ブログに掲載していただけました。


2.和

Iさんは私のとこのご近所さんで
WEBのお仕事をしていらっしゃる。
共通の趣味が多く、和のものもお好きで、
出会ったころから私の絵の
「和」のところを見出してくれ、
引っ込み思案の私をたくさん応援してくださった。

「神楽坂にすてきなお店が」
と、ここんさんへ。
本当に、すてきなお店でした。
Iさんのおかげで、元気出たし、勇気出ました。
しどろもどろな私につきあってくれて、気にかけてくれて
本当にどうもありがとう。
いつもお世話になりっぱなし。
もし私にできることがあれば、なんなりと。


3.文具

かつて、文房具店、
私はレター用品の担当をしていました。
その割には、うとい。

私には心強い友人がいるのです。

制作にあたり、とにかく、
とみゐさんに相談しました。
こういう感じのレターセットがある、とか
こういう方が使いやすい、とか
はたまた下絵を見てもらって、
助言につぐ助言。
それ以外にももろもろ
いつもお世話になりっぱなし。
とみゐさんはやさしい。
本当にどうもありがとう。

おかげでできた、レターセット。
とみゐさんのいる、古巣文具店にて、
(売り場の邪魔になりつつ)お披露目、
だけのはずでしたが…
Iさん、Rさん、ヨゲさん、
お買い上げありがとうございます…!
とみゐさんに「行商」と言われる。
古巣のみなさん、とみゐさん、
本当にありがとうね。

(そんなとみゐさんの ネコさん絵日記はこちら


4.西荻講習会

現在、私のものづくりには
パソコンが欠かせません。
さて、

パソコンが、
いろいろ苦手です。
………

YさんとTさん。
Yさんは大学の時に知り合って、
セツで、イラストのお仕事で、ご一緒。
イラストレーターさんです。
Tさんはデザイナーさん。
実はTさんともセツで出会っていました。
お二人とも、本当にすてきな絵を描く方たちです。
そのお二人がご夫婦なのです。(すてき)

ご厚意で、Photoshopの講習会をしてくださったのでした。
西荻のお住まいにて。
居心地のよい、とてもすてきなお部屋でした。
ハングリーな私が
Yさんに買ってもらったあんぱんをほおばりつつ
講師のTさん、助手のYさん、
丁寧なご指導をいただき、
トーンカーブやらレイヤーやら、
他にもいろいろ知らない私に
いろいろ教えてくださいました。
本当に、ありがとうございます。

そうして技術面でも(胃袋面でも)支えられ、
赤飯堂の紙文具ができました。

お二人も、お部屋も、西荻の街も、みんなすてきなのです。
あの、やさしさ。
居心地の良さ。

(私がいちばん、繊細じゃないなあ)
と思った、あの日。


5.実践、評価と課題

もの。
つくったからには
やはりこの方に見ていただかなくては、とご連絡。
石神井公園は knulp AA(クヌルプエーエー)の店主さま。

絵はがきなどを置いていただています。
その絵はがき、残りわずかとのお知らせをいただき
西荻講習会の実践編、
はがきを作成。
以前よりずっと効率よくできました。おかげさまなのです。
桔梗咲き朝顔と、お皿の上のお菓子の絵。
お皿はお気に入りの「ひらめ」です。

最近ようやく意識し始めた余白、
「正解」とおっしゃっていただけました。
次回の課題は「配置の妙」です。
どんな「もの」で実践しようか。

レターセットと新柄の絵はがき、
お店に置いていただけました。
七夕の日のブログ に掲載していただけました。


6.便箋つなぎ

便箋やさんの便箋つなぎ、
決してひとりでは できませんでした。
また、つなげていけたらと、
今度はいつかは、私がお役に立てますように
便箋つなぎ

(感謝の気持ちでお辞儀をしています)



・とりとめもなく(2009.6.5)

1.
「バナナフィッシュにうってつけの日」
サリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』にある話。
「うってつけの日」は確か原語「A perfect day」だったかと。
その日の曇天はスケッチに良かった。
めずらしく腰を据えて、屋外。
それでそんなことを思った。
高校生の頃に読んだと思う。
記憶で書いているのでいろいろ違うかもしれない。
新潮文庫の水玉の、その頃の私が好みそうな表紙だ。
他から、柴田元幸さんによる新訳が出ているそう。
気になっている。


2.
楽しい話がいいなと思う。
先月、ピアノを聴きに行って
私が思春期のつらい頃に弾いていた
ベートーヴェンのピアノソナタ、
思いがけずその日のプログラムの曲目で、
真っすぐ誠実な演奏に、ずっと泣いていた。
ピアニストさん、アンコールの曲目はいつも決めているって、
エルガー作曲、「愛の挨拶」。
好きな曲ではなかったけれど
背すじの伸びるような、とても良い演奏だった。
演奏家と聴衆との
あたたかな気持ちの交流が感じられるような。
演奏は仲道郁代さん。
後日ギターも聴きに行って
音楽はやっぱり面白いし、楽しいものだと思った。
(演奏家のみなさん、とみゐさん、ありがとうございました!)
ソナタ、テンペストはもう一度きちんと弾こうと思った。
それでもうつくしく鳴るように


3.
いろんな話が聞こえる。
雑誌を買った。
手に取って、めくって
とあるページの写真と文字の配置がとても快く感じられた。
『暮しの手帖』
いろいろな人の話、読者の話もたくさんある。
そういう話が聞きたいと思っていたから
私にとてもよかった。
こころよい話でふくよかになる、
それがいいと思った。
実家、昔いつも買っていた、この雑誌。


4.
きもちのよいデザインを、と思い
なかなかむずかしく思う。
ホームページのロゴ、消しゴムはんこを彫りました。
「かんたん てん刻 消しゴム印」
世界堂にて購入。
カッターの先を指の腹で受けとめる
私と刃物の信頼関係。
危ない。

「きもちのよい余白を」と考えているが、なかなか。
自室で制作を進める。
静かな雨、快い。



・こんなものを買いました(2009.5.25)

買った順に、

@ 青色の菊型の皿、陶器
A @とほぼ同じ型の漆の皿
B 和三宝のお干菓子
C 現代思想 ダーウィン『種の起源』の系統樹
D シャクヤク、切り花
E Esquire 3 ピアノ300年、音楽の真相。(2008年3月)

5月24日、誕生日でした。
30才。健やかです。周囲の皆さまのおかげです。
この機会に、家族、友人、お世話になっている皆さまへ
本当にどうもありがとうございます。
私は うつくしいものを成せるよう
これからも精進してまいります。

さて表題、「こんなもの」ですが
誕生日の名目で、というか、その時期に
「もの」としては、およそ上の6品目と思います。
いずれもお値頃の品々の、説明、解説。

@ 佐倉にて、美術館行きバス停前のお店の
A 佐倉の帰り道の池袋の駅構内の催事で
B きゅっと薄紙に包まれた、小さくて上品な甘さ
C 本、表紙が美しいと思った
D 毎年この時期かならず買う、鉛筆にて背景画
E 雑誌、古書店にて、ピアノは仕方がない

特筆、C、ダーウィン。
表紙の説得力は伊達ではありませんでした。
まだ途中までしか読んでいませんが、
ついついNewtonを買ってしまう文系人に特におすすめ。

「30過ぎたら早いよ〜」と、
古巣文具屋でお世話になっていたOさん。
ならばそれでは、いそいそと、
ほらほら早く、
小関セキ、制作中です。


・佐倉

マーク・ロスコ 瞑想する絵画
2009年2月21日(土)―6月7日(日)
川村記念美術館

千葉県佐倉市にあります。
以前からとても気になっていて
今を逃したら行けまいと思い、
遠いけれども行ってみた。

瞑想、沈思する、
黙っていてよい、
むしろ、それがよい。
その心地よさ。

絵を見ている間、豪雨
見終えたあと風が吹き、晴れた。
庭園にて持参の昼食。

食後、午後二時、
庭園の池
「未草(ひつじぐさ)」という。
未の刻(現在の午後二時くらい)
に咲くから、その名がついたとか。
日本の野生種のスイレンという。
私はしゃがんでスケッチした。
描き進めるうち、花はつぼんだ。
未草。

千葉県佐倉市。
歴史民俗博物館もある。
木々や水田がある。
わたしはここがすきだ。


・カードの(2009.5.12)

せっかくなので
WORKSに箱入りカードの画像をのせてみました。
電話機で撮影。写真、むずかしい…。
他に、豆と、お菓子の柄とがあります。


・つくる手(2009.5.8)

折り紙をつくりました。
薄手の画用紙に絵の具で色をつけます。
絵の具の水で歪んだ紙をひみつの手法でのばします。
まあ、アイロンをかけるのですが、
ひみつのひと工夫があるのです。

そうしてのばした色紙を、正方形に切り出します。
切り出したそれを折り、八枚、
組み合わせることで蓋付きの箱を作ります。

その箱に、手製の小さいカードを入れました。
カードもまた、いろんな工程があるのです。
紙工作。
楽しい、手のしごとです。

今日、knulp AA さんに納品してまいりました。
お店、相変わらずすてきです。
いつ行っても発見があります。
私は母の日のプレゼントを購入。

納品の後、公園にて
天気雨、のち、虹を見ました。
並行して、かきつばたをスケッチ。
昨日今日の偶然の、幸運の、
申し訳ない。
ありがとうございます。


・昨日、アイミティー、外国の古いピアノ

Kさんに会いに、夜、
渋谷の古き良き喫茶店「ケニヤン」へ。
紅茶の美味しいお店です。
最近知り合った彼女、実は同い年でした。
知り合いのあの人、気づいたら同い年、
というのが近ごろ多くて、
それは私、とてもうれしいことです。

お店に、外国製の
年代物と思われるピアノがありました。
木の、あたたかな色をしたピアノで、
お店の雰囲気にとても合っていた。

話がはずんで私たち、
あっという間に夜も更けて
それでは、とお会計をしたその時に
Kさんがお店の人にピアノのことを尋ねてくれた。

「詳しく、どういうものかはわからない、
 調律もしていない、
 けれども弾いてもいい」

ということを丁寧なことばで、店員さん。
私は、ピアノが絡むと周りがあまり見えなくなる。
まさかこんな展開になるとは。

まさかの音楽活動…
曲目は、バッハ作曲、ヘス編曲
「主よ、人の望みの喜びよ」

「主、主よ…」と、すぐつまづいた。
鍵盤、ごく軽く、おぼつかない指先。
気を取り直して最初から、もうひと区切りで終了。
1分間リサイタル。
およそ1か月ぶりのピアノ。
へたでした。しあわせでした。

あまく、独特のゆらぎのある
古い楽器のそういう音、
弱音が空気に溶けていくな、と感じた。
きっとクープランの曲が合う音だ。
と、私は音楽も曲もあまり知らないのだけれど。

「どうでしたか?」
と、心配そうに、店員さん。
「すてきな音でした。」
と、とてもうれしそうな私。

Kさんと原宿駅までのんびり歩く。
話して笑ってる、そんな昨日の夜。


・小さな(2009.5.1)

ご報告です。
宣伝です。

このたび、私の描いた絵のはがきを
お店で扱っていただけることになりました。

私の住んでいる町、石神井公園の、
本当に、すてきなお店です。

knulp AA
クヌルプ エーエー というお店です。

「日本のよいモノ集めました」
そういう、すごくすてきなお店なのです。
(私は、すごくうれしいです)


絵は、何かを伝えるためのもので
私の絵、気に入ってくれる誰かに
届いたらいいな、と思ってました。
その誰かの、「何かを伝える」の
お役に立てたら、すごくいいな、と思ってた。
その、すじ道をいただけた、と思っております。

店主さま、奥さまに
心から感謝です。
本当にありがとうございます。

私、よいもの出来るように、がんばります。
次。小さい、折り紙式の箱入りのカード、
只今鋭意制作中です。


・あたらしい(2009.4.9)

四月、新年度がはじまりました。

おなかに、せすじに
りん、と

鈴の音(ね)みたいにまいりましょう。
自戒です。


・横笛、ハモニカ、三味線

私の町にも桜が咲いた。
公園は柳もきれいだ。

いつものように散歩して
新年度のスケッチ初めをする。
やまぶき、シャガ、へびいちごの花(たぶん)。
桜の花見に、いつもと違う人がたくさん来ているのがわかった。

スケッチブック 兼 メモ帳に、シャープペンシルにて。
替芯は2Bを愛用していたが、
これからはHBに変更しよう。
筆圧が以前より強くなったかもしれない。
細かいところ、2Bでは崩れてしまう。
ごまかさない技術は必要だ。

描いていたら少し体が冷えた。
黄色と白の、小さい、鉢花二つ
花屋に寄って買って帰った。
外国語の、よくわからない名前で
黄色い方は名札がなかったので、名前忘れてしまった。
部屋で花の絵描いた。

表題は、私が今まで公園で見かけた演奏
いつもいる人もいなかった。
本日の演奏は、バイオリン。


・強風(2009.3.23)

この時期、気づくといつも風だ。
少し前、上野の美術館に行った時、
噴水が風で流れて空中、水玉がとてもきれいだった。
水と風。
水溜まりには さざなみ。

シャガが咲いていた。
シャガは、小さいアヤメみたいな花で、
ごく淡く紫色。
「シャガのつぼみってきれいなかたちなんだね」
とか呟いて、帰った。
ルーヴル展の時だったか。
ラトゥールの絵、
バーミリオンのひみつ


・青色、母方のおばあちゃんのこと


おばあちゃんもきっと、青色が好きだった。

田舎でよもぎを摘んで、草餅をこしらえてきた。
ひざをついて若芽を摘む、
その土も芽も、とてもやわらかだった。
春の恵み、鬼の所業、
など言って、一所懸命こしらえる。
楽しかった。おいしくおいのちいただいた。

おじいちゃんは畑にジャガイモをつくる。
種イモを撒きに行った。
畑の周囲のやわらかな土を一面、
オオイヌノフグリが覆っていた。
その青。

農業。土の仕事をして生きていた。
おばあちゃんは太っていて逞(たくま)しかった。
亡くなって骨になったとき、
「高齢なのに骨がしっかりしている」と、
これは、ほめられたのかねえ? おばあちゃん。

おばあちゃんはいつも、青い柄の入ったネッカチーフをつけていた。
これはもう、農業を引退してからのこと。
少しの間、おじいちゃんとおばあちゃんで習字の先生をしていて、
その頃の記憶は私の中で とてもなつかしい。

おばあちゃんが亡くなってから
「まふら」と書かれた袋から出てきた。
ネッカチーフはジバンシィのハンカチだった。

私 今日、ネッカチーフしてみた、
おばあちゃんのジバンシィ。
なんだか思い出して、書いてみた。
今日は彼岸明けか、おばあちゃん。

(あいしてんよ)


・私の出来る範囲で(2009.3.10)

とみゐさんのリンクが出来て、少し達成感…
それでなんだか良い機会と思い、
文字の形とか、色とか少し変えてみました。
文字は一応Macにも対応するつもりにしてあるのですが、
私のとこはWindowsで、結果どうなっているのか、分からないです…
WORKSにも見出しみたいな文字をつけたり。
HTMLの辞典見ながら、私の勘の及ぶ範囲で、
そう、理解ではなく。勘です…
試行錯誤をしながら
しっかりした土台をつくってくれた友人たちに、やはり
心から感謝なのでした。


・生活

夕飯を終えて、皿を洗う。
泡をすすいで積み重ねる、
ふと、梅柄の小皿、
かたわらに淡い黄緑 格子模様のふきん。

朝、ご近所のお庭の梅、見事だなと眺めた。
ごく淡く、白に近い紅(くれない)。花びらが散る。
散らしたのはメジロだ。

目のまわりの白い、
黄緑みたいな色の小さい鳥。
梅に寄るとは風情な習性、
春とは妙(たえ)なるものであるな、などと。

私の後ろ
未就学児2人とその母が明るく、
話をしながら歩いて行った。


そうして、重ねた皿を
拭いた、しまった。


・待ち

少し実家に帰ったのね、二月。
おばあちゃんが笑ってくれて、とてもうれしかった。

言葉は分かるし、失ってはいないのだけれども、
すでに、もどかしい。
おばあちゃんは うわのそら。
言葉はその意味を、あまり成さないようなのだ。

(認知症という 苦しみ)

私はおばあちゃんに、何かを話しかけたい気持ちで、
口をぱくぱく動かしたのね。

通じた。
よかった。

……

帰京をする、高速バス。
間が悪く、2時間待ちという。
バス停近くのアウトレットを見て帰ることにした。

アウトレットはお洋服のブティックがいっぱい。
やっぱり私も気になるところをのぞいたり、
でも、買う気は無い。
時間は、有る。

私、ロイヤルコペンハーゲンのお店に入った。
イヤーズプレートとか、有名。
私もそのくらいしか知らないし、そのお皿は欲しくない。
でも店に入った瞬間、目に入った、ガラスの、

「ホルムガードじゃないですか…!」

こっそり小声でひとりごちた。
ホルムガードは完璧だ。そのフォルム、その技術。
一分の隙もない、全き(まったき)美。
なぜ知っているかというと、以前に花瓶をプレゼントした、
母に。
私には不相応の、結構な高級品、スカンジナビアの。
その、アウトレット。
まったき美の、一部の隙がここに流通されている。
私、見た、隙を。

ガラスの花瓶の腹には、細長く、斜めに気泡があった。
それが、とてつもなく、色っぽい。
ホルムガードの製品はすべて、職人の手仕事である。
それはつまり、ひとつたりとも同じものは無いのである。
完品であっても、その色合いはすべて微妙に異なる。
それを選ぶのが消費者の楽しみでもある。
ここに流れた、隙のものもまた、

熱心に見入るものだから、店員さん、箱の中のものも
すべて出して見せてくれた。
するとまた、微妙に異なる、淡く美しいフォルムが
出てくるのだ…

「選べませんでした」
と言って、二つを買い上げた、思いがけぬ上客。
花瓶であるが、球根の水栽培もできる。
商品名、ヒヤシンスベースと書いてあっただろうか。

……
今、大家さん宅の裏庭のヒヤシンスが
とてもきれいである。うすく あやめの色している。

私は来春の楽しみが ひとつ出来た。


・ぺんぺん草が咲いています(2009.3.5)

表題、先日朝、ふらふらして見つけました。
また、別の日
小用あり、近所の伯母宅へ、
途中で よもぎの生えているのを見つけ、

年末の餅つき仲間の伯母は、草餅仲間でもあります。
「また草餅大会しましょうね」と言ってきた。

それからまた少し日が経って、啓蟄。
ハコベもホトケノザも咲いています。
クロッカスもたんぽぽも咲いています。
オオイヌノフグリもたくさん咲いています。


・猫さん

友人、とみゐさん。
接客時代の青春をともにした、すばらしい友。
いつもいろいろと、心からありがとう。
そんな彼女が以前から描いていた、ナイス猫。ナイスバランス!
絵日記でその活躍ぶりを見ることが出来るようになりました。
ナイスファイト!とみゐさん!すてきな絵日記です。
リンクをはってみました。
ちゃんとはれてるといいなあ。
文字の色が、あれだなあ。
あとで、あれ…してもらいたいです……ああ、すみません…。


・そういう(2009.2.10)

worksのいちばん上の段一列、画像を追加しました。

少し前に、美しい木目の木の器を手に入れました。
それは多分アカシアの、大きな木だった。

削り出されたその肌に触れる
罪深い、みたいな贅沢
贅沢みたいな


そういうものが好きなのだ。
色の層がやってきました。


・借景(2009.1.26)

私の部屋の窓から見える紅梅の林
今、とても美しい。
面積は小さいけれど、林と呼びましょう。

朝、7時
空は青い光を
畑は土中の水を白くして霜
その奥の梅林は紅梅色の粒を集めて

もうすぐ 畑の方にある木、しだれ梅も咲くようです。

私のとこの そういう春。


・デトックス

先日、大量の古着を簡易カートに乗せて、
区の回収に持っていった。
回収所は近所だったけれど、やっぱり少しく迷子になった。
途中で うそみたいに毛がぼさぼさの猫に会う。
最初寝そべっていて、死にかけかと思ったら、実にしなやかに歩く。
ただ単に毛がぼさぼさしているのである、格好いい。
途中まで「あ、方向一緒ですね」みたいな感じで歩く。

回収所の係のお兄さんが気さくで、
古着を持ってきた女の人たちも気さくだった。
良いまちです。


・ライブ

リンク先のDanyさんにお声を掛けていただいて
1月18日、渋谷CYCRONというところへ行ってまいりました。
Danyさんに紹介してもらって以後お気に入りの
kamomekamomeのみなさんが参加。
ライブハウスみたいなとこ、10年ぶり(怖)くらいだったと思う。
感覚的に異邦人
私、色々見ていた。
暗さとか、光とか、壁を這う管とか
kamomekamomeの唄う人、向さん
唄いながらも、おどる人です。
表音と表意の動きが両方ある。
身体の 音に対する、


・バッハの

引用
「バッハの音楽が美しいのは、バッハが構造を考えていたからではないのです。即興演奏では時々、構造は自然と表れてくるものなのです。バッハの音楽に接すると分かるんですが、バッハはいつも前もって考えていたわけではない。音楽が終わった時に完璧であるためには、いま何が自然かということを考えている場合が多いのです。だから、構造を作っていたのではなく、音楽を作っていたのです」
  ――キース・ジャレット(ジャズミュージシャン)
  キース・ジャレット「平均律クラヴィーア曲集・第1巻」の帯より


音楽は、自然として、構造をつくる
「いま何が自然か」
描くこともまた、そうではないか

ジャレット氏の演奏について、初心者の個人的な感想。
体温としては平熱、潤いがあって、甘い。
私の耳には、第10番のプレリュード、奏法が合っていて心地よいと感じる。

バッハはまた、多くの宗教音楽を。
たまたま見た、NHK教育テレビの「ドイツ語会話」にて
「バッハ・コレギウム・ジャパン」を主宰する鈴木雅明さんのお話

聖書かなにかに書き込まれたバッハ自筆のメモ書き
それを読み、解釈し、
「バッハはこの節をこう読んだ、
 だからこの曲のここを、このように複雑にしたのか」
というようなお話をされていたかと思う。

バッハのそういう、音楽の仕方。


・あたらしい いちねんと(2009.1.08)

背景画をかえました。
モデルはグループ展の折にいただいた花たち。
帰省中に母に見せたところ、文字が見えない、と。
見えなくてもいいと思ったのだけれど
「あたらしい いちねんと」です。

昨年は、周囲の皆さまのおかげで
歩き始めることができました。
心から、どうもありがとうございました (深く、礼)。

新年、みなさまにとって、よき年でありますように ――
 あたらしい いちねんと


・8時50分

その前後、
ごみを出す、
そのついでにぶらぶら歩く酔狂。
草が見たくて
枯れているその中に、 淡い緑のロゼット

餅つきをした年末の いなかの田のあぜは
日溜まりにオオイヌノフグリの青、小さい
あちこち
冬でも咲くのですな


・水

寒い、手が冷える。
お茶。
やかんで1リットル、ティーバッグを入れて沸かす熱湯。
注いで碗から立つ湯気を凝視、
立ちのぼる白い、すじが見えるのだ。
柾目(まさめ)の木目のような、うつくしいのが
かすかな鼻息でゆがみ、また立ちのぼる

寒さ
その効用。


・もちつき

2008年12月30日。
母方のおじいちゃん宅にて。
おじいちゃん、伯母さん、母、私、というユニット。
うぃんうぃんとプロペラが回り、ふかした餅米を撹拌し
非常に能率的に餅をつく、という画期的でいて古典的な器械を前に、
しゃもじが冴えるね 私。
ユニットの面々、
序盤、快調。
のし餅を二枚。

プロジェクトX。

業務遂行に当たり、基本中の基本であるところの
「ホウ・レン・ソウ」を怠ったため
私たちのプロジェクトは大きな困難に見舞われていた。
お供えを作るはずだった最終回の餅米が、
分量が少なく、うまく蒸気が通らなかったためか
半分以上が生だった。
すでに餅つき器の中、
プロペラは不気味な音を立て、回転していた…。

プロジェクトX。

飛び交う罵声、
「来年は手製のお供え餅は無しか…」
「今までずっと作ってきたのに…!」
うそ。
罵声とかは無かった。
生餅米は無理やり蒸し器でどうにかしようとして、
そしたらまた、水が足りなくなったりとかしていて、
部分的に焦げたりしたのだけれども、
ごくわずかの、白くふかし上がった、
いつもより ものすごく少なくて、ものすごく硬めのものを、
無理やり餅つき器のプロペラに当て込んで、
ぐりんぐりん回しながら ぶさいくな餅をつくり、
その餅で ぶさいくなお供えを作成 ―― 完成。
お正月、万歳!
私たちに餅つきを伝授してくれた、仏壇のおばあちゃんに捧ぐ…

プロジェクトX。


・12月15日(月)(2008.12.16)

今朝とても寒かった。
窓を開けたら、地面が白。
霜。雪かと思うくらいの白。
息が白くなるのはすこし楽しい。
寒いところを歩いていると、私は鼻が赤くなるみたいです。
本日も公園と周辺を散歩。
草木の冬のたたずまい。小鳥も見た。
猫の鳴きまねで猫を振り向かせるのが特技なのだけど、
今日の猫は振り向いてくれない。音量が足りないのか?技術の問題か?
夕方の郵便局はあまり人がいなくて良かった。


・グループ展、無事に終了いたしました。

とても貴重な体験をさせていただきました。
突然はがきが届いてびっくりな方もいらっしゃったと思います。
突然申し訳ありませんでした。。。

私、結構お年寄りですが、学校以外での展示は初めてでした。
なにぶん、どこまでもマイペースなものですから・・・。
ご来廊くださった皆さまへ、
ギャラリーでお出迎えできず、心より申し訳ありませんでした。。。
(ありがたいことにイラストのお仕事をいただき、
 展示期間中はもっぱら自室で絵を描いておりました。)
オープニングパーティーでは、すてきな人たちと出会えました。
友人からお花もらってしまった。うれしい。

出品の絵は、私の中でまだ未消化。
そんなものをお見せしてしまい、本当に申し訳ありません・・・・・。
描くこと、見てもらうこと、など、いろいろ。
次回(いつだろ…)は納得の出来るものを。


・「アンリ・ミショー風」(グループ展・追補(2009.1.26))

そのように言っていただいたのです。
ある大先輩のイラストレーターさんがお年賀状をくださって
グループ展のご感想を書いてくださいました。

アンリ・ミショー。
不勉強な私はその人の名前を知っているに過ぎなかったのですが
むしろなぜ名前を知っていたのだろう、というくらいだったのですが…。
ある時期は一種のドラッグを用いて、
得られた感覚を絵にしたり、詩にしたりというような
そういう人だったそうです。

ドラッグはしてませんが(ダメ、絶対)
(私、近い)と思いました。
音楽で得られた感覚を、私は描きます。
works内の色えんぴつのぐにゃぐにゃはみんなそれです。
展示に出したものも、大きな意味で、音楽を捉え直したものでもありました。
絵を描く人の視点は、やはり鋭いのです。

そして今、あらためてWikipediaを見てみたのですが
誕生日が私と同じ日で、ちょうど(?)80歳の差だそうです。
まあ、たまたまですよ、とは思うけれど、やっぱり一瞬ぎょっとしました。

他にも、大先輩イラストレーターさん、友人イラストレーターさんら、
すてきなご感想をいただいたのでした。
展示は やはり、ありがたい体験でした。礼。

描いたものに納得がいかなかったのは
迷いすぎて完全な集中が得られなかったからで、

我が道なのだから、探り探りしていないで、恐れず行け、と
自分に言い聞かせよう
と。


・読書

先日購入の尾崎翠さんの本(ちくま日本文学)、
読みました。全部でないけれど。
表紙、安野光雅さんのふきのとうの絵がすばらしい。すごく合っている。

お話は、あまりに「恋」で、ちょっとくらくらしました。
女の子って綿(わた)や羽毛のように恋をするのだなあ、と。
太宰治が激賞、という小説「こおろぎ嬢」は
食べることについての感覚の共有があったからではないかな、と。
「人間失格」の最初の方に、そんなこと書いてなかっただろうか。
私も少し、その感覚はある。
いとこの子(3歳)とごはんを食べたら、完全にごはんで遊んでしまった。
ごはんはおいしいけど、時においしくなかったり、罪深かったりいろいろだ。
それ以外も、翠さんの感覚にところどころ共感。

今、持ち歩いている本は「臨床の知とは何か」(岩波新書・赤)
こういう本の方が私、持ちなれているかも。
時々、読むというよりは、めくって琴線に触れるものに目をとめる。
邪道読書。私なりの方法。


・思いつくまま(2008.11.03)

昨日の夜につらつら下の記事群を入力しました。


・ふと

ちらかった部屋で正座をし、姿勢正しく温かいお茶を飲んでいる。
日々掃除はしているはずなのに、なんだこれ、
というのはどうでもいい
今、風呂待ち。汲んでいるところ。

今日、寄り道してきた。
ハンバーガーショップにてバーガーみたいなものを食う。
美味しいと思う。
次いで、ヨドバシ。
紙とヘッドホンを買う。
次いで無印良品をふらふらと見る。
本屋。今年の春以来のご来店。
前々から気になっていた人
尾崎翠の本を買う。
大した金額の物は買っていないけれど
なんか、ちょっとお買いもの、の気分がして、よかった。
いや、こういう寄り道が久しぶりで、か。 よかった。


・年賀状友の会

先月の中ごろですが
年賀状でお世話になっているレクスプレスの皆さんと
共通の友人とイラストレーターさんとで集まったゆかいな会。
大学とセツと年賀状がつないだすてきなご縁。
本当に、皆さんすてきな人なのでした。
この日いただいた言葉を私は大切にすること。
あと、愛知出身のNさんご推奨のお味噌調味料を入手すること。
探しています。ぜひ、かけたい。おとうふにかけたい。


・テレビのこと

視聴時間。私は、多分平均すると、1日2時間以内だとは思うのです。
が、なんだか最近、夜中のBS映画とかドキュメンタリーとか
面白いなと思って見ていました。
こないだ、
イタリアの映画で
登場人物のその人を、見ているうちに好きなったのだけれど、
演じていた俳優さん、若い人なのに、
その映画の撮影の後、亡くなったんだそうです。
『イル・ポスティーノ』という映画。
映画のよしあしは見る人の感じ方しだい、として
でも、とても悲しかった。

あと、ルーブル美術館の紹介の番組を見てしまって、
気がついたら号泣していた私。
そこまで絵バカであったとは、本人も驚愕の事実。
バーカ。絵バーカ。
(フランス行きたい)
と普通に思った。
行くあては、まだ全然ないです。


・大琳派展に行ってきたこと

琳派、愛しています。
先月の半ばに行ってきました。
光琳先輩作、「燕子花図屏風」が見たくて。
以前に根津美術館で見て以来の再会。
泣きそうになったけど、さすがにがまん。
この洗練にどこまでもあこがれる。
また、
鈴木其一先輩の「朴に尾長鳥図」が見られて良かった。
絵の中の主題の、どちらも普段からとても気にしていたから、
嘘かと思った。大シンパシイ。美しい絵でした。
其一さんのことを思う時、
頭の中での表記は「キーツ」
ちょっと外人さん。

愛しているし、展示替えがあるので、
もう一回行くつもりです。


・朝顔がね

めっきり秋ですが
先日私とこの 窓際の朝顔が最後の花をつけました。
もうつぼみがなくなったので、最後。
だんだん花が弱く小さくなっていたのですが
最後の花が立派で大きくて、なおかつ
窓外の太陽ではなく室内を向いて咲いた。
それがとてもいとおしく、うつくしかった、
という
とても個人的な話。


・魅惑のモノトーン と その周辺の事柄(2008.10.16)

それ、ピアノです。鍵盤。
時にピアノに触れねば
指が駄目、いえ、私が駄目です。

自室に電子ピアノを持っています。
でも、弾かない。
ヘッドホンを装着したって
押し隠せない指の音。
奏でるそれな 鬼畜の舞踏。
古いの、響くの、アパートメント。
集合住宅、ご迷惑はいけません。

そういうわけで少しく
実家のピアノさんを弾いてきました。


・東京→実家への車窓から(電車)

気になった看板

「ほっかほか灯油あります。」

(適度に熱された灯油が「あったか〜い」ということだろうか、
 大丈夫だろうか)と思う。


・実家→東京への車窓から(バス)

見たもの

広い川の、広い川原の、セイタカアワダチソウとススキの群れ

私の思う秋は、
紅葉染まる錦秋の山よりも
黄金色の稲田と、力強くはびこる雑草セイタカアワダチソウの黄色か。

故郷は関東平野です。


・ごはん

ところで最近、新米を食べました。
気分はとくべつ良くもなく、おなかも別にすいてない、
でもなんとなくご飯を食べた、というその時、
新米は圧倒的な説得力でもって、味わわせる。

「おいしい」

その説得力、ぜひ見習いたい。
ごはんに。


・お届け物

受取印を押して
いつもより少しうれしそうな声で「ありがとうございます」を言う。
封筒を開けて中身を確認
書いてある文字を確認―――!
「うひゅーう」「ぴー」などと奇声を発する
ものすごい小声で。
来年聴きに行きます、ピアノのチケットが届きました。

―来年までに無くしそうで怖い。
大人なんだから、本当そういうとこがんばりましょう。


・最近のことをまとめ書き(2008.10.07)

・新しい音楽

私は1年ちょっと前からクラシックのピアノにのめりこみだして
聴いたり聴いたり弾いたりの日々を送っていましたが
新しい音楽。

先日、親愛なるDanyさんに焼いてもらって、CDをいただく。
kamomekamome「ルガーシーガル」
どっちから読んでもルガーシーガルだね。
前に聞かせてもらった「ゲルバトル」が気になってお願いしてた。

ピアノ中毒の赤い飯、素人私見を以下に。

微妙にずらした輪唱とか、そらもう、すてきだ。
反復する旋律と選び抜かれた言葉群。そらもう当然、快感だ。
裏拍を主張してくれる音楽が好きだ。リズムがより活性化する。
歌声に添えられたギター(合ってる?)の副旋律、
大バッハさんみたいだ。
Danyさんが「バロックいいよね」
に、共感してくれたのが分かった気がする。
私は「プロメサイア」が今、しっくりです。
この曲の後半畳み掛けてしなやかに緩めるドラムの感じが凄いと思う。
力いっぱい絞り出す「レッツゴー」が頼もしく、共感で、同感です。
ピアノに織り交ぜて聴いてます。
やっぱりDanyさんは宝だねえ。


・箱根

友人たちにさんざんお世話をかけまして
箱根に行って参りました。(どうもありがとう!)
無駄に寝不足で最初からずくずくの私。


・ロマンスカーのネーミング

「ロマンスカー」の「ロマンス」ってどうなの?
「ロマン」の方が良くないか?
「ロマンス」しよう?
「ロマン」すか〜?
などなど友人たちの会話。
ロマンスカーを前に一人爆笑の私。

そのことを思い出して、私なりに考える。
描くこと、眼精疲労で小休止。
音楽聴いて目をつぶり、ストレッチする約9分。
脳内を駆け巡り、躍動し、荒れ狂うロマンスカー。

9分後。
「ローマカンス」。
それで落ち着いた。


・自由時間、箱根散歩で見たもの

深い青色の朝顔
模様違いで顔が同じ、双子猫の昼寝風景
川沿いの草原
川の真ん中のカモ姉妹
川の淵の奇妙なターコイズブルー

朝顔については、学生の頃の記憶がひとつ

黒板を背に、詩人の高橋順子先生
紺と仰ったか、藍と仰ったか、
何と言う言葉であったか忘れてしまったけれど
そういう深い青色の朝顔がいい、とおっしゃった(と思う)

初めてその色の朝顔を見て
確かに良い、
と深く納得するものがあった。
山色の背景も良かった。

旅 終わって
薄暗い自室に戻った時、
淡いピンクと淡い紫の縞模様
私の朝顔が咲いて待ってた。


・9月24日、秋晴れ(2008.09.24)

朝から陽光が強くて、
雨戸を開けると地面に映る樹木の影が美しい。
朝は風が強かった。

風が止んでから出掛けた。
マンション建設予定地(仮)の囲い中の草野原
ここの観賞は私の趣味です。

草を見ていると、気配に気づいた雀らが
ちゅんちゅん鳴きながら飛んだ。
でもほんの近くに移動しただけ。
私が動くたびにちょっと移動する雀ら。
雑草の茎・枝葉にとまる、その軽さ。
いとおしい―――

用のついでに公園の葦(アシ)を見に行く。
思ったとおり、穂が出ていた。
池の水面を観察。メタセコイヤの緑を反映して揺れる。
近くのお宅のお庭にヒガンバナ。
そういえば、今、お彼岸です。


・9月21日、新宿、白(2008.09.22)

今日は22日、寒いです。

昨日のこと。
昨日は新宿、高いビルの中にいて、
外を見やると、見たことのない白い街。
濃霧、新宿。

(今日も雲が低い)と思う。
明治神宮の杜から水蒸気が立ちのぼっている。
西新宿から代々木方面を見やると、住宅というか、四角い団地が多い。
四角い屋上に雨で水溜まりが出来ていて、
白い空を反映して、一帯の屋上が、みな白い。

視界一帯、まっ白い。

画用紙が無かったので音楽を聴いていました。


・9月18日(雨)(2008.09.18)

今日は自室にいて、雨。
ふと気づくと窓の外、空の色がきれいに二層に分かれていた。
雲が、とても低く垂れこめていたのだ。
黄味を含んだ重く均質な美しい雲に、ほんの少し赤みを含んだ空。
外は雨の音。
思わず画用紙を広げ、水彩をした。
描くうちに、見るほどに、空は刻々変化した。
画用紙にも種々の色が溶け込んだ。
こういう時、自分はとても幸運だなあと思う。
灰色は美しい。