ご存じのとおり、いま人生は八十年時代になりました。この長くなった人生を健康で生きたい、そして生きがいを持って全うしたい、という願いが、私たちにはあります。それから、私たちの生き方は、経済的な豊かさの中で、多様なライフスタイルが持てるようなりましたので、生きがいを求めての様々な活動や生活ができるようになったということがあります。また、豊かさを享受するなかで、私たちの生き方観が会社や地域の組織依存傾向から個人の自立を求めるようになったことで、自分自身の生き方として生きがいが重要視されるようになったことがあります。それに、豊かさを享受する一方「生活への満足感があるが心の充足感は満たされていない」という私たちの生活意識でもわかるように、心の充足を満たすために生きがいが求められるようになったということがあります。このように様々な理由を挙げることができます。
では、生きがいはどこから得られるのかと言うと、私たちの日常の行動や行為、思考といったなかから得られているものなのです。したがって、生きがいを持つと言うことは、日常の行動や行為すなわちライフスタイルを見直すことにより、より多くの生きがいを持つことにつながってくると言えるでしょう。
そうすると、生きがいをより多く得るためには、ライフスタイルをどのように変えてみるのか、ということが必要となります。具体的なポイントとしては、現在の生き方や生活の仕方を見直し改善してみる。新たなものに挑戦してみる。行動をちょっと変えてみる。家族や地域や職場の人との係わりを積極的にしてみる。地域や社会の観方を変えてみる。このように、普段のライフスタイルをちょっと変えてみることによって、得られる生きがいは多くすることができると言えるでしょう。
また、ライフスタイルを変えてみるポイントとして、人との係わりからみてみると、生きがいの取得と大いに関係があります。たとえば、自分ひとりの行動・行為で得られる生きがいは自己の充足感が得られます。自分と家族、友人といった関係で得られる生きがいは充足感と存在感が得られます。自分と他の多くの人々との関係で得られる生きがいは充足感と存在感、それに使命感も得られます。このように人との係わりの中から得られる生きがいには、様々なものがあります。また、得られる生きがいは、人との係わりで多くもなるし少なくもなると言えるのです。したがって、生きがいをより多く得たいためには、自分ひとりの行動・行為より相手と共に行う行動・行為、さらには他の人々ととの行動・行為のほうが、より多くなると言うことができます。
この機会に、より多くの生きがいが得られるライフスタイルについて、一緒に考えてみませんか。

| 制作・提供:生きがい支援システム研究所 代表 臼倉登貴雄 tokio@usukura.com |