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脳機能と生きがい感


人生設計シリーズ

(8)「ゆとり」を生み出す5つのキーワード

(11)プラス思考で、人生を明るく生きよう

(12)快適生活は本質的な生き方・生活から生まれる

(13)悩みや不安を解消し、人生を楽しく生きよう

(14)生きがいの持てるライフスタイル

  生きがいとは、心で感じ取るものですが、心で感じ取っているということは、観念的な言い表しかたであって、基本的には脳の機能で感じ取っているだと言えます。

  脳の機能から生きがいの感じ方を見てみると次のように大別できるようです。

  先ず、脳幹の部分で感じるのが、食べる、寝る、動くといった人間にとって基本的な機能の満足や充足感によって得られる生きている喜びの中から感じられる生きがい感です。たとえば、基本的な身体機能がケガで損なった人が、機能を回復し、あるいはリハビリ等で回復していく時の喜びや生きる意欲を持ち得た時などは大きな生きがいを感じる時と言えるでしょう。食べる、寝る、といった人間の本能や基本的な欲求を満たせた時にも同様に感じるものと言えます。

  次に大脳辺縁系の部分で感じるのが、人間関係や音楽、芸術、自然、といった中から得られる情感次元の満足や充足感によって感じられる生きがい感です。たとえば、人とのつながりのなかでの笑い、悲しみ、喜びなどをとおしての存在感や安心感、心休まる音や自然環境、感動する芸術にふれた時に感じる素朴な感動などが得られたときに生きがいは感じるものと言えます。

  そして、前頭葉の部分で感じるのが、創作、愛、奉仕、学問といった精神行動の中から得られる満足感や充足感によって感じられる生きがい感です。たとえば、生涯学習で学んでいるものが、達成されていく段階や成就した時に得られる満足感や充足感、あるいは他の人のために自分の持てる力で助けるボランティア活動などで、相手の喜びを感じかつ自らも喜びや満足感、充足感、恋愛や隣人愛などのように共に愛が感じられる時に得られる満足感や充足感、このような時に生きがい感は感じられるものと言えます。

   「生きがいは何処で感じるものなのか」について、人間の基本的な機能の面から整理してみましたが、脳生理学については、まだ未開の部分が多く残されています。したがって、脳機能と感情面や心理面との関係については確実化されたものではありませんが、ここで参考にした脳機能については、多くの文献で取り上げていますので、生きがい感と関連づけることは問題ないと思っています。


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制作・提供:生きがい支援システム研究所 代表 臼倉登貴雄 メールはこちら