[時間が止まった瞬間]





婚約者の美喜は、孝に背を向けながショーツに足を通していた。
セクシーなヒップが悩ましく目に入ってくる。
いま抱いたばかりなのに孝の肉棒は煮えていた。
そっと美喜に近づく孝・・・
穿いたばかりのショーツに手を滑らせていく。

「アン・・・駄目よ、孝・・・・・」

色白で誰もが美人と褒めたたえるであろ美貌とスタイルの女性だ。

美喜は、腰を振って抵抗するが気持ちは裏腹だった。

「でも身体が嫌だって言ってないよ。」

「もぉう・・・・意地悪なんだから・・・」

美喜は、そう言って孝の肉棒に手を当てた。

「フフフ・・・凄い・・・孝ったらもうこんなに。」

「美喜がそうさせてるんだ。」

「嬉しい・・・でも、もう行かなくちゃ・・・・」

「そ・・・そうか・・・残念だな・・・」

美喜とは遠距離恋愛だった。
今日は、平日だというのに、わざわざ新幹線に乗り
横浜から、ここ京都まで足を運んでくれていた。

「明日は、最後の仕事なの・・・」

「そうだったな・・・」

美喜は、結婚のため今週限りで会社を退社することを決めていた。

「就業後、同僚たちがお祝いしてくれるって。」

「飲み過ぎるんじゃないぞ。それに男の誘いに気をつけろよ。」

「大丈夫よ・・・私は孝だけのもの。」

「感激だよ。」

「それより孝こそ他の女性に気をつけてね。」

「ハハハ・・・俺にはお前しか見えてないさ。」

「嬉しいわ。」

美喜は、孝に抱きついて暫しの別れを惜しんだ。

「じゃ、今週の土曜日・・・早めにチェックインして
 コーヒーでもの飲みながら、このホテルで待ってるよ。」

「ええ・・・翌日は、孝のご両親と食事もあるし
 着くのは夕方ころになるけど、ゆっくりできるわ。」

「そうだな。・・・よーし、その日は今日程度じゃ済まさないぜ。」

「もうっ、孝ったら・・・濡れちゃうじゃないの、馬鹿っ。」

美喜は、そう言って孝にキスをすると衣服を纏いコートを羽織った。



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孝は、美喜との結婚前に片付けなくてはならない事が残っていた。
他の女性との縁を切ることだった。

元来、女好きの孝にとって遠距離恋愛ほど苦痛なものはない。
美喜とは、お互いが商社勤めなこともあって
月に一度ぐらいしか会うことが出来なかったからだ。

そういう意味も含めて美喜以外との女性付き合いは少くなかった。
しかし、結婚を機にそれも必要なくなったか。
孝は、きれいさっぱりな身となるべく今までの女性との交際を清算していた。
四人いた女性のうち、既に三人は縁を切ることができた。

ところが残る一人は、一筋縄ではいかない女だ。
孝の胸に不安な気持ちが浮かびあがる。
それもそのはず、付き合いも一番長く孝との結婚を心底から信じていた女だからだ。

(・・・悩んだってしょうがないな・・・正直に話すか。)

孝は、下手な小細工をするよりも
ある程度のリスクを覚悟して正直に美喜と結婚することを話すことを決めた。

先程、仕事を終えた孝は、さっそく電話を掛けた・・・

「・・・あ、・・・江美・・・・俺だけど・・・」

「・・・実は・・・その・・・」

孝は躊躇いながらも勇気を出して話しを切り出した。

強い怒りをぶつけられると覚悟をしていた孝だったが
江美は、以外にもクールな口調で返答をしてきた。

「・・・そうなの・・・その女性を愛してるのね・・・」

「・・・ああ・・・ごめん・・・江美・・・・許してくれ。」

江美は、少々、間を空けた後、さらにクールな声で呟いた。

「解ったわ・・・」

「・・・済まない・・・江美・・・」

「・・・でも・・・でも最後に一つだけお願いがあるの。」

「・・・な・・・・なんだい・・どんな事でも言ってくれ。」

「いいの・・・本当に・・・」

「ああ・・・出来ることは何でもする。」

「ありがとう・・・あのね・・・最後に・・最後に・・・私を抱いてちょうだい・・・」

孝は、それで江美と縁を切ることが出来るのなら
江美の要求を厭わないと考えた。

「・・・江美・・・解った・・・だが・・・」

「孝さん、わかってる・・・思い出にしたいだけだから・・・」

「・・・そうか・・・・・で、どこで・・・今から・・・」

「駅前の・・・ホテル・サンシャイで・・・明日の正午に。」

「サ・・・サンシャイ・・・明日・・・」

「ええ・・・先に行って待ってるから。」

孝は、焦った。
明日、土曜日は、そのホテルで美喜と会うのだ。

「どうしたの・・・都合悪いかしら・・・」

ここで怒らせては元もこもない。

〔・・・しょうがない、美喜がホテルに着くのは夕方だし
 江美と会うのは、正午からだ。美喜が来る前までには終わるだろう。〕

孝は、江美の要求を了承して電話をきった。



翌日

孝は、約束どおり正午にホテルに現れた。
既に江美は、到着しておりロビーで孝を待っていた。

「本当に来てくれたのね。」

「あ・・・当たり前じゃないか・・・」

「嬉しいわ・・・部屋はもうとってあるの。行きましょう。」

「ああ・・・うん。」

孝は、先に歩いて行く江美の後ろを慌てて追った。


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ベッドの上では江美が孝と最後の痴態を繰り返していた。

「・・・うぅ・・・江美・・・凄い・・・」

江美は、孝の肉棒を巧みな舌技で刺激していた。

孝は、江美の凄技に我を忘れて唸っていた。
孝の肉棒を咥えたまま、江美は妖艶な視線を向けてくる。

「・・・江美・・・・」

「ンンゥ・・・孝さん・・・・お口にちょうだい・・・」

そう言って江美は長い舌を肉棒に絡めてきた。
孝は、江美の蜜壷を指で愛撫しながら分身を爆発させた。

「ングゥゥ・・・・・」

一滴残らず孝の分身を飲み込んでいく江美・・・

「・・孝さん・・・次は、私を満足させて・・・・」

仰向けに寝そべり足を開いた江美は
女芯を覆う薄皮を捲って指で撫であげた。
孝の肉棒は、江美の淫らな姿に早くも復調の兆しを見せていた。

〔・・・江美・・・・捨て難い女だぜ・・・〕

孝は、江美の蜜壷に吸い寄せられるように口を付けた。

「クフゥゥゥ・・・・・・・」

孝の後頭部を強く蜜壷に押し当てる江美・・・

「・・・・アゥゥ・・・・孝さ・・・ぁん・・・」

孝は、夢中で江美と戯れた。

どれだけの時間が過ぎたろうか・・・

ふと時計を見る孝・・・・

〔まだ四時前か・・・・〕

江美は、大量の蜜を股間から零したまま仰向けに寝入っている。

〔そろそろ部屋をとっておかないと美喜が来るな・・・〕

孝は、江美の頬にそっと手を当てた。
ゆっくりと目を開ける江美・・・
孝の顔が飛び込んで来ると涙を浮かべながら小さく囁いた。

「・・・・孝さん・・・ありがとう・・・・」

「・・・・・・」

「・・・これでもう思い残すことはないわ。」

「江美・・・君は最高だった。・・・僕を許してくれ。」

「・・・うぅん・・・・いいの・・・・いいのよ。」

江美は、そう言うと起き上がって孝に抱きついていった。

「孝さん・・・あと・・・あと一度だけ・・・・もう一度だけ・・・」

「江美・・・ん・・わかった。うんと激しく求め合おう。」

孝の言葉に素直に喜ぶ江美・・・
孝を興奮させるべく四つん這いになると腰を大きく上げた。

「江美、腰を振りながら僕を挑発してくれ。」

江美は孝の言うとおりに腰を振り始めた。
指で蜜壷を開き濡れそぼった肉襞を見せつけてくる。

「江美・・・凄くいい・・」

孝は、生唾を飲み込みながら江美に近づこうとした。

その時、徐にドアをノックする音が部屋に鳴り響いた。

「・・・・・ん・・・誰だろう。」

首を傾げる孝・・・・
江美も怪訝そうな表情で孝を見つめた。

「江美、ちょっと待っててくれ。」

孝は、ガウンを羽織るとドアに向かった。

「はい・・・どなた?」

「あ・・・孝っ・・私・・美喜よ。待てなくて早く来ちゃったの。」

〔な!・・・・・・・・・・み・・・・美喜?・・・・〕

驚愕する孝・・・・・

「どうしたの・・・開けてよ。もうアソコが濡れ濡れよ・・・フフフッ・・・」

「・・・あ・・・・ああ・・・・ちょっと待っててくれ。」

「何よぉ、孝ったら。早くしてね。」

孝は、僅かの時間で思考を巡らせた。

まだチェックインは、していないはず。
それに美喜には、ロビーでコーヒーを飲みながら
待っていると伝えてある。

それなのに何故、ここに居る事が・・・・

〔・・・・あ!・・・・・・・・ま・・・まさか・・・〕

奥のベッドを見る孝・・・・
自分を見つめる孝に、江美は、甘い声で囁いた。

「孝さん・・・早くぅ・・・早く入れてぇ・・・・」

ベッドの上では、江美が自慰を続けながら孝が戻るのを待っている。

「・・・・江美・・・・江美ぃっ・・・」

強い口調で江美を呼ぶ孝・・・
勘違いしたのだろうか。
江美は、両手でヒップを左右に割ると
さらに激しく腰を降り始めた。

孝は、ベッドに向かって歩きだした。

「江美・・・・江美・・・」

孝の尋常ではない表情を見て動きを止める江美・・・

「ど・・・・どうしたの・・・孝さん・・・」

孝は、江美を見つめて問いただした。

「江美・・・・この部屋は誰の名前でとったんだい。」

「え・・・・あ・・・・あの・・・孝さん・・・だけど・・・」

その返答を切っ掛けに孝の全ての時間が停止した。

〔・・・え・・・・江美・・・・・美喜・・・〕

孝は、暫し沈黙のあと大声で笑い出した。

「・・・・ど・・・どうしたの孝さん・・・何で笑ってるの。」

江美の質問には答ず、孝は、江美の蜜壷に肉棒を強く挿入していった。

「ンッ・・・グッフゥゥーッ・・・・」

江美の絶叫がこだました。
激しく肉棒を打ち突けて行く孝・・・・

「・・・た・・孝さ・・ん・・・凄いぃぃぃー・・・」

「江美・・・お・・俺は・・お前と・・・一緒になることにするよ。」

孝の言葉に、急激に蜜壷を締め付ける江美・・・

背後からは、ノックの音が絶え間無く続いている。
それは、まるで崩落に落ちるカウントダウンのような音だった。