「奇妙な関係」
『もぅっ!・・・ボケ仁科っ!・・・・やっと連絡してきたわねっ!』
『な・・・ボケ仁科だとぉ・・・呼び捨てこいて、さらにボケも付けるってか!』
由美子は、一ヶ月振りに連絡をしてきた一青に相当の腹を立てていた。
『当ったり前じゃないの・・・何度、連絡したと思ってるの?』
「え?」
『え、じゃないわよ。私が送ったメールを見てるのっ?』
『そ・・・・そりゃ、たまには見るぜ。』
『私から来てるのわかってるんでしょ?』
『・・・・・ま、何をレスしようか考えてるうちに忘れてしまってな。ハハハハ・・』
『・・・・ちょっと・・・それ何よっ!』
『何って?・・・そう怒るなよ。だから思い出してこうして電話してるんだし。』
『・・・・もういいっ!・・・とにかく今日会って!』
『今日?・・・今日は、ちょっとなぁ・・・』
『黙りなさい、一青っ!』
『ま・・・また、呼び捨てかよ・・・』
『この間、一緒に入ったグルメ街の入り口で6時に待ってるから。来なさいよ。』
『だから、俺は・・・』
『来なかったら職場に電話するわよ。』
『な・・・・おい・・・由美子・・・』
『来るのよ!』
そういって由美子は一方的に電話を切った。
『え?・・・・おい・・・由美・・・子・・・・くっそー、切りやがった。』
一青は、溜息をつきながら電話を胸ポケットにしまった。
久しぶりの連休を取り、湾岸をドライブしてた一青は、
サービスエリアで休憩を取っているときに、
ふと由美子の事を思い出し、電話を掛けたのだった。
(・・・・6時だと・・・・・間に合うかな・・・)
時計を見ると5時を少々回ったところだった。
エンジンを掛けアクセルを吹かす一青・・・・
この湾岸は、グルメ街最寄のインターまで運よくオービスがない。
(ギリギリかな・・・)
タバコを咥え、ローストしていく一青・・・・
この時間帯は、車も少なく飛ばすにはちょうどいい時間だ。
ウィンドウを少々開け、風を入れながら一青はアクセルを吹かした。
爽快なエキゾーストを唸らせながら一気に加速していく。
心地よいGが、一青の全身を襲った。
一青は、一ヶ月前、あのタイ料理を食べた時以来、由美子とは会っていなかった。
特に深い意味があったわけではない。
仕事にも熱が入り、年度末ということもあって機を逸していただけだった。
(・・・女ってやつは・・・・・)
一青は、タバコを灰皿に揉み消すと欠伸をしながらアクセルを一層強く踏んでいった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
車をJR地下の駐車場に停め、由美子の待つグルメ街に向かう一青・・・
既に6時を10分ばかり過ぎていた。
(ちょっと過ぎちまったな・・・・・・・ま、いいか・・・・)
ゆっくりとした足取りで賑やかな街並みを歩いていく一青・・・
グルメ外の通りに出ると一層人通りが多くなっていく。
入り口付近に来ると、すでに由美子は待っていた。
仕事帰りなのか、由美子はスーツを着ている。
(・・・ふぅーむ・・・なかなかイカすなぁ。サマになってるじゃねぇか。)
いかにもキャリアウーマンといったいでたちで
腕を組んだ間にバックを挟んで立っている。
一青が、ゆっくりと近づくと由美子も一青に気づいたようだ。
笑顔で一青に手を振ったかと思うと
思い出したように笑みを止め頬を膨らませて睨んできた。
「フハハハハ・・・笑ったり怒ったり豊かな表情だな。」
「ボケ一青っ・・・それが久しぶりに会った女に言う言葉なの?」
「・・・・お前なぁ・・・呼び捨てにするなっつーの・・・・
それに女って何だ・・・まるで君が俺の女みたいじゃねーか。」
「私はそう思ってるのよ。」
「主婦が言う台詞じゃないぜ。」
「どうでもいいのよそんな事は・・・、散々、無視しておいて・・・」
「無視したんじゃねぇー・・・ただ忘れてただけだ。」
「わ・・・忘れてたですってー・・・もっと、ヒドイじゃない。」
由美子の目が一段と吊り上っていく。
「そう、怒るなって,こうしてちゃんと来たんだし。」
「あったり前じゃないっ!」
「どうも、そういう口の聞きかたが、引っかかるなぁ・・・」
「黙りなさいっ!」
「グッ・・・・ムカつく女だな・・・別に俺は帰ってもいいんだぞ。」
「あぁぁぁー・・・ごめんなさいぃぃ。」
コロコロと態度を変える由美子・・・
「相変わらず漫才やる女だな。」
「ゥッ・・・・・・いい加減にしてよね。」
「それは、俺の台詞だ。」
由美子は、溜息をつきながら一青の腕に手を伸ばした。
「お腹すいたゎ。」
「チェッ・・・・急にしおらしくなりやがって。」
「・・・・・・」
押し黙る由美子・・・・
寂しげな表情になった由美子に一青もつい気を利かせてしまう。
「・・・ったく・・・で・・・・何が食いたい?」
「焼肉・・・」
「即答するね、君は・・・」
「・・・・食べたいの・・・無性に。」
「・・・・ま、いい・・・行こうぜ。」
一青は、グルメ外の門を潜って歩き出した。
一青の腕を握って後に続く由美子・・・
しかし、その足取りは妙に軽かった。
//////////////////////////////////////
「えぇーと、牛カルビーと塩タン、それから・・・上ミノにハツ
それから、トンチャンと・・・・お、そうだ、軟骨をもらうか。」
「ユッケも食べたいわ。」
「じゃ、それを・・・3人前づつ下さい。」
「かしこまりました。」
「あとビールの大を二つと・・・あ、そうそうチャンジャもください。」
「はい。」
注文を受けた若い女性が元気のいい声で返事をして奥へ消えていった。
「私、ニンニク好きだから仁科さんも食べてね。」
「ニンニクは、俺も好きさ・・・でも明日、臭いぞ。」
「明日は、休みなの。」
「あ、そう・・・・ん?・・・・・ところで何で?」
「だって、私だけだと、抱いてもらう時に匂って嫌じゃない。」
「・・・・誰が、抱くって決めたんだ、ドアホっ!」
「ドアホって、言い方しなくても・・・・・。」
「勝手に決めるからだ。」
「いいじゃない。」
「とにかく今日は、食うだけだ。」
「精力つくのに。」
「アホゥ・・・・・栄養になるのは翌日だ。食って直ぐに精力が付く訳なかろうが。」
「アホですってぇ!仁科さん言ったじゃない。
離婚しなかったら、たまに抱いてやるって。」
「お、まだ続いてるのか?・・・よしよし・・・」
「また続いてるって・・・あれから1ヶ月しか経ってないのよ。
それに、仁科さんと約束したんだから、ちゃんと守るわよ。」
「・・・フッ・・・・そうか・・・・で、今日は旦那はいいのか?」
「そうそう、ほら、○○市で起きた土地売買の事件知ってるでしょ?」
「おぉ・・テレビや新聞にも出てたな。でも決審したんじゃないのか?」
「相手が控訴してきたのよぉ・・」
「へぇー・・・え?・・・つまり・・・」
「そう、旦那が担当してるのよ。」
「そりゃ大変だな。」
「ずっと、事務所に泊り込みよ。帰ってきても
着替えを取りに来るか風呂に入りに来るだけなの。」
「そりゃ、寂しいな。」
「そうでもないけど・・・」
「は?」
「だって、今日、仁科さんが癒してくれるし・・・・」
「だから、やんねぇーっつってんだろぉー!」
「ぶっ飛ばすわよ!」
「なにぃぃー・・・」
そこへ店員が、肉とビールを運んできた。
「お待たせしました。」
「キャー・・・最高ぉー・・・」
一青を無視して、はしゃぐ由美子・・・
(このやろぉー・・・・)
店員が、炭を足して送風器を強めた。
「追加注文は、そこのベルを鳴らしてください。」
「はーい・・・」
歯切れのいい返事をして肉を網の上に載せていく由美子・・・
「仁科さんも手伝ってよ・・・・・あ・・・乾杯前に飲んでるぅー!」
「いいじゃねぇか、喉が渇いてるんだし。それに何に乾杯するんだ。」
「もう、お馬鹿っ・・・」
由美子が、ジョッキを持って、無理矢理、一青のグラスに重ねてきた。
「女ってやつは・・・・」
「さ、焼くわよぉー!」
由美子の性格なのか、会話は別として
明るく振舞う様子が一青には心地良かった。
「ククククッ・・・・」
「え?・・なに笑ってるの・・・・」
「いや・・・別に。」
「言いなさいよ。」
「いいだろうが、勝手に思い出し笑いしただけなんだから。」
「ふーん、まあいいけど・・・そんなことより、帰しませんからね。」
「しつこい女だな。」
「なんですってぇ・・・わざわざ仁科さんの好きそうな下着に穿き替えてきたのに。」
「しぃぃぃー・・・声がでかいぞ、アホンダラが・・・・」
「聞こえないわよ。それに、誰も聞いてませんって。」
「・・・・・確かに・・・そうかも・・・」
チャンジャを口に運び、ビールを美味そうに飲む一青・・・
「どれ、ちょっと見せてみろ。」
「ウウフッ・・・ほら。」
そう言ってブラウスを少しずらす由美子・・・・
「違うって・・・ショーツだ。」
「お馬鹿ねぇ・・・ここでは、見せられないでしょ。後から見せてあげる。」
「・・・・チェッ・・・ん・・・・あ、いや別に見なくてもいいさ。」
「もう、遅いわよ・・・根っからのド助平って解ってるんだから。」
「根っから・・だとぉ・・・・そういうお前もだろうが!」
「私は、仁科さんとは違うわ。」
「な・・なにぃぃぃー・・・なら、誘わなくていいだろうに!」
「スケベと抱いて欲しいってのと意味が違うの。」
「どう違うんじゃい!」
「そんなこといいから食べましょうよ。・・・はい。」
由美子は、そういって一青の皿の上にカルビーを乗せた。
「・・・・・ったく、話を逸らしやがって・・・・」
しかし、そういう一青も焼肉の美味さに箸が進んでいった。
注文を繰り返し、美味そうに口に運んでいく二人・・・・
「久しぶりに食うと美味いな。」
「ホント・・・」
満足したのか、追加したビールも既に3杯を超えると一青は焼酎に切り替えた。
「フゥゥゥー・・・食ったぜ・・・」
「おいしかったわぁ・・・ね、仁科さん・・・クッパ頼んでいい?」
「ゲッ・・・まだ食うのか?」
「いいじゃない・・・食べたいんだから。」
「はい、はい・・・どうぞ、お好きなように・・・・太るなよ。」
由美子は、一青に舌を出して顰めっ面をすると笑顔で注文のベルを押した。
(・・・・・・・・・)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
結局、一青は由美子のしつこすぎる誘いと
強要によって遂に折れ、知らぬ間にホテルの一室に居た。
「由美子・・・ショーツから毛が食み出してるじゃねぇか・・・」
「・・・え・・・あ・・・そうね・・・」
「そうねって・・・格好悪いだろう。」
「別に人に見せるわけじゃないし。」
「俺が見るんだよっ!」
「だから?」
「だからって・・・その・・・つまりだな・・・・」
「いいわ・・・お風呂で剃ってくる。」
「へっ?」
「そうだ、仁科さんに剃ってもらおうっと。・・・一緒に入りましょ。」
由美子は、ショーツを脱ぐと一青の腕を引っ張り浴室に歩き出した。
酔っているのか、その行動は全くといっていいほど恥ずかしさがない。
「お・・おい・・・・ちょ・・・・・」
一青は、由美子の大胆且つ、あっけらかんとした行動に戸惑いながら後に続いた。
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浴槽に腰掛け足を開く由美子・・・・
「相変わらず、ここが大きいな。」
由美子の女芯を指で突つき、からかう一青・・・
「もぉぉぉーー、馬鹿ぁぁぁーっ!」
一青の耳を引っ張り怒りを露にする・・・
「痛でででぇー・・・離せアホぉぉー!」
「仁科さんがそんな事を言うからよ。」
「・・・・酔ってるから加減を知らねぇーな・・・」
「そんなことより早くしてぇ・・・寒いわ。」
「OK・・・・動くなよ。」
一青は、由美子の恥丘部分にソープを塗り泡立てると静かに剃刀を当てていった。
「アァァーン・・・・傷つけないでね・・・」
「任せなさい・・・・」
丁寧に刃を降ろしていく一青・・・・・
由美子は真上から、その様子を覗き込んでいるが表情が眠たそうだ。
「コラっ・・・寝るんじゃねぇぞ。」
「え・・・ぁ・・うん・・・」
剃毛を続ける一青・・・・
(ん?・・・どうも歪んだような・・・・・)
左右のバランスが悪いのか、妙に形のバランスが悪い。
(・・・チ・・・駄目だ・・・・・・こうなったら・・・)
一青は、思い切って由美子の恥毛を全て剃り上げることにした。
「ちょ・・・な・・・仁科さん・・・何やって・・・えぇぇーっ!」
唖然としながら股間を覗く由美子・・・・
「ヨォーシ・・・・・綺麗になった。」
「綺麗になったって・・・冗談じゃないわよ。」
「気にするな・・・・」
「気にするなって・・・ちょっとぉぉー・・・・」
「そうか・・・旦那にばれるとヤバイよな・・・」
「旦那は、何とでもなるけどさ・・・・・・・・・ま・・・いいか。」
「は?」
由美子は、一青に抱きつくと唇を重ねてきた。
「ウッ・・・お・・・おい・・・待て・・・湯船に入ろうぜ。」
一青にしがみついたまま、無言で湯船に足を入れる由美子・・・・
一青は、由美子を抱いたままゆっくりと腰を降ろしていった。
一気に酔いが回ってくる二人・・・・
二人は、汗をかきながらディープを繰り返した。
「だ・・・駄目だ・・・・気持ち悪くなってきた。」
「わ・・・私も・・・・」
「出ようぜ。」
由美子の身体を持ち上げ浴槽から出る二人・・・・
浴室から出ると、身体も拭かずに二人はベッドに転がり込んだ。
一青は、仰向けになった由美子の両足を持ち上げ
剃り上げたばかりの股間に舌を這わせていった。
「アァァァァァ・・・気持ちいぃぃ・・・」
火照った身体をさらに熱くし身体をくねらす由美子・・・・
「アァァァ・・ダメェ・・・・直ぐにイッチャイソぉぉ・・・」
由美子は足をバタバタさせて起き上がると一青の肉棒に唇を被せていった。
「おいっ・・・・早いぞっ・・・」
「ンゥゥ・・・ングゥ・・・」
首を振りながら肉棒に舌を絡める由美子・・・・
「ま、いいか・・・・」
由美子は、必死に顔を動かしながらスライドを開始する・・・・
「んー・・・・下手だな・・・・」
「・・・え・・・そう?・・・あまり経験ないから・・・・・」
肉棒から口を離して一青を困惑顔で見つめる由美子・・・・
「ん?・・・珍しいな・・怒らんじゃねぇか。」
「だってぇ・・・仁科さんに嫌われたくないものぉ。」
「馬鹿だな・・・冗談だって・・・・」
一青は、由美子を再度押し倒すと怒張した肉棒を蜜壷にあてがった。
「お、濡れてるな・・・」
「ァァァ・・・・入れてぇ・・・」
一青は、由美子のヒップに手を当てて腰を突きたてた。
「ンァァァァァァァ・・・・・・」
肉棒を完全に根元まで埋めた一青は、暫しその状態を保ち由美子と舌を絡めた。
「ンゥゥ・・・ゥゥゥ・・・」
一青の首にしがみ付き敏感に反応していく由美子・・・・
一青は、起き上がって座位になると
両手で由美子のヒップを持ち上下に揺すり始めた。
「ウァァァァァァァ・・・・・・」
由美子自らも一青の動きに合わせていく。
ベッドの軋む音が心地よい。
「いやぁぁ・・・気持ちいぃぃぃー・・・・・もっと、お尻を強く掴んでぇぇー
ウフゥゥ・・・・・・・アァァ・・・イイィー・・それ、イィィィィィー・・・
仁科さぁん・・・もっと揺すってぇぇぇ・・・もっとぉぉぉぉー・・・ァァァ・・」
「よく喋るな・・・・」
「だってぇぇー・・・アァァァー・・・もう、駄目ぇぇぇぇぇー・・・・」
由美子は、そう言った直後、無言になり渾身の力で一青を抱きしめた。
「・・・・グッ・・・苦しいぞ・・・由美子・・・・」
「・・・・!・・ァ・・・・ゥゥッ・・・・・ンァァァァァァァァァァァァァー!」
全身に鳥肌を浮かべ絶叫する由美子・・・・
ピクピクと何度も身体を震わせてバウンドしていく。
(・・・・ククッ・・・感度いいんだな・・・)
一青は、静かに由美子を仰向けに寝かせた。
由美子は、口を半開きにして小声で唸っている。
一青は、そんな由美子にかまわずフィニッシュに入った。
両足を折り曲げ真上から肉棒を突き立てていく。
「・・ゥッ・・・ゥッ・・・ゥッ・・・・ウゥゥゥゥゥ・・・・」
由美子は、開いた口を閉じることが出来ない。
「ァァ・・・ァァァァ・・・・こ・・・・壊れちゃぅ・・・・ぅぅ・・・」
一青は、強弱をつけながらリズムよく腰を動かし続けた。
「・・・・い・・・いくぜ・・・・」
一青は、その瞬間、蜜壷から肉棒を引き抜き分身を無毛の恥丘に爆発させた。
「・・・・ふぅぅ・・・」
「・・・ァァァ・・・・」
由美子が、それを見て一青の肉棒を握った。
「・・・・?」
丁寧に一青の肉棒を擦りながら恥丘に押し付けていく。
「おぉぉ・・・海外のハードコア女優のような仕草だな。」
その言葉に顔を赤らめながら肉棒と一青の顔を交互に見る由美子・・・・
一青が身体を起こすと同時に由美子は肉棒から手を離し
恥丘に零れた分身を手のひらで擦り付けていった。
「・・・・・満足したかな・・・ククッ・・・」
「まだよ・・・・」
「・・・なんだと・・・・おい、俺は酔いが回ってきたぜ。」
「いいわ・・・立つまで待ってるから。」
「あほぉぉー・・・眠たいんだよっ!」
由美子は、クスクスと笑いながら女芯を指でなぞっている。
「私は、目が覚めちゃった。」
「・・・・・えてして女は、そういうもんだ。」
一青は、女芯を障る由美子の手を払いのけ指を蜜壷に挿入した。
「アンッ・・・・駄目ってばぁ・・・」
「体が嫌がってない・・・・」
「くすぐったいのよぉ・・・」
「クククッ・・・・ほれ、ほれ・・・・」
「止めてよぉー・・・」
一青は、由美子をからかいながら余韻に浸っていった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「さて、帰るぞ・・・・」
「えぇっ!・・・・泊まりましょうよぉ。」
「冗談言うな・・・・お前は、旦那が留守してるからいいが俺はそうはいかん。」
「ケチ!」
「なに言ってんだ。2回もしてやったのに。」
「じゃ、週末にもう一回会って。」
「は?・・・二日後じゃねぇか・・・無理だ。」
「たまには、私の願いもきいてよ。・・・一ヶ月も放っておいたくせに。」
「一ヶ月も、ってな・・・別に俺はお前に特別な感情を抱いてるわけでもないぞ。」
「そういう言い方ってする・・・普通・・・」
「俺は、普通じゃないからな。」
「嘘・・・仁科さん、そういう人じゃないって知ってるもの。」
「買い被り過ぎだ。」
「フフッ・・・裏腹言っちゃって。」
「お前なぁ・・・」
「それとも違う人と会う約束でもしてるの?」
「だから・・・」
「なら、いいじゃない。」
「・・・・・・」
由美子は、一青の腕を引っ張って甘えた声を出した。
「ねぇ・・・仁科さぁん・・・」
「いい歳こいて、甘えた声を出すなっつーの・・・」
「いい歳って、こういうことする仲だからいいじゃない。」
「こういうことする仲ってなぁ・・・おい。」
「あら、違うの?」
「・・・ググッ・・・・どう応えたらいいかわからん。」
「私は、仁科さんと居るだけで嬉しいんだけど。」
「おい、由美子・・・お前、自分の職と立場を考えろよ。
お前が、しているのは不倫だぞ。聖職者のすることじゃないぜ。」
「・・・お馬鹿・・・不倫じゃないのっ。アロマだってば。」
「絶対に人生を棒に振るぞ。」
「そんなことは弁えてます。それに職失うようなことありません。」
「そうは、思えんがな・・・」
「あのねぇ、仁科さん・・・私は・・・」
「あぁぁぁー・・分かったっ。もう言うな。・・・会ってやる。」
「本当っ!」
「ただし、ホテルには行かないぞ!」
「それでもいい・・・色々と聞きたい事や話したい事があるの。」
真剣な顔をして、そんな言葉を放つ由美子・・・
「・・・・ふぅー・・・わかったよ・・・」
「どうすればいい?」
一青は、数秒考えた後に由美子に言い放った。
「・・・10時に駅のロータリーで待ってろ。」
「JRの?」
「ああ・・・」
由美子は、一気に笑顔に戻ると、ごくごく普通の下着に穿き替えて鼻歌を歌い始めた。
「・・・・由美子・・・お前、フルバックの下着は似合わないな。」
「普段からTバックやスケスケを穿かないでしょ?」
「いや、お前は、穿け!」
「それって、たまに会ってくれるっていう意味?」
「ぇ・・・あ、いや・・・そういうわけじゃ・・・・」
「フフフッ・・・・明後日は穿いていくわ。」
「いや、穿いてこなくていい・・・今のは冗談だ。」
「馬鹿がつくほど正直な男ね、仁科さんって・・・・」
「なんだとぉぉー・・・」
二人は、そんな冗談のやり取りを続けながら帰り支度を続けていった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
二日後、一青は、由美子を助手席に乗せて知多半島の海浜公園に車を走らせていた。
由美子は、いつものスーツ姿とは違い洒落たウィングのフレアスカートに
カシミアのセーターとカーディガンを上品に着こなし助手席で音楽に耳を傾けていた。
「素敵な曲ね。」
「・・・・ヘンリー・マーチンだ。」
「ジャズね・・・」
「・・・・ああ。」
「仁科さん・・・いつもジャズ聴いてるの?」
「・・・そうでもないが・・・・でも多いかな。」
「そう・・・私もこれから聴こうっと。」
「・・・・・・」
一青は、それには応えず煙草を口に咥えて火をつけた。
微笑しながら一青を見つめる由美子・・・・
「・・・?・・・・なんだ・・・俺の顔に何かついてるか?」
「フフッ・・・仁科さん照れてる・・・・」
「バァーカ・・・お前に見られて照れるほどウブじゃねぇよ。」
「ホント・・・・・素直じゃないんだから。」
「俺ほど素直な男はいねぇーぞ。」
「・・・・・・そうかもね。」
由美子は、いつになく優しい声で一青に応えていく。
「ね・・・仁科さん・・・・」
「ん?」
「仁科さんと出会ってから始めてね、こういうの。」
「こういうの・・・って、何んだ?」
「デートよ。」
「デート?・・・・・デートか・・・・ま、そうかもな。」
「私、嬉しいの・・・そして楽しい。」
「旦那とはデートしないのか?」
「そんな暇があったら、とっくにしてるわよ。」
「・・・・・ハハハ・・・だが、しょうがないぜ。旦那さんも忙しいんだから。」
「そういう問題じゃないのよね・・・・愛を感じないのよ。」
「おい、言っておくが俺から愛を感じるなんて思うんじゃねぇぞ。」
「あら・・・どうして?」
「どうしてって・・・・・・・」
一青は、どういう言葉を由美子に喋ったらいいかわからなかった。
「仁科さん・・・・何か飲みましょうよ。」
「・・・ああ・・・わかった。」
一青は、有料道路から降り海岸線に車を走らせた。
しばらく走るとウッドデッキでデザインされた
洒落たコーヒーショップに車を入れ込んだ。
「ここにしよう。」
「ええ。」
二人は車から降り店に入っていった。
ガラス張りの海が見えるデッキスペースに腰掛ける一青と由美子・・・・
「何にする?」
「アイスオーレ。」
頷いた一青は、店員にアイスオーレとエスプレッソを注文した。
煙草に火をつける一青・・・・
注文したものが運ばれると由美子はアイスオーレを一口だけ飲み一青に語りかけた。
「ね、仁科さん・・・結婚してから今までに何人の人と関係した?」
「・・・率直に聞く女だな・・・・」
「聞かせてよ。」
「・・・わかんねぇーよ・・・」
「オ・シ・エ・テ。」
「風俗含めてか?」
「お馬鹿・・・プライベートだけよ。」
一青は苦笑いをしながら煙草を吸うと紫煙を吐きながらボソッと答えた。
「・・・・・両手ちょうどくらいかな?」
「へぇー・・・」
「何でそんなことを聞く?」
「うぅん・・別に・・・・ね、仁科さん奥様を愛してる?」
「・・・・当然だ・・・・家族もな。」
「じゃ、なんで他の女性と?」
「・・・愚問だな。」
「そうかしら?」
「そういう君は、なぜ旦那がいるのに・・・それも新婚なのに俺を誘うんだ?」
「え?」
「君こそ、旦那さんを愛してるのか?」
「・・・どうかな・・・・解らない。」
「・・・・・」
「・・・・・でも夫婦ってこんなんじゃないって事だけは言える・・・絶対に。」
「というと?」
「二人だけの時間がないもの・・・こんなの夫婦じゃないわ。ただの共同生活者よ。」
「・・・なるほど・・・」
「仁科さん、新婚当時は奥さんとの時間あったでしょ。」
「ああ・・・ありすぎるほどあったな。」
「それが普通よ。」
「そうでもないさ・・・・職業によっては、ない場合もある。君のようにな。」
「・・・・最近、疑問に思うことが多いの。」
「疑問?」
「さっきの話の続きだけど・・・何故、他の女性と関係を持つの?」
「答えは簡単だ。女房以外の女も抱きたいからだ。」
「正直ね。」
「まあな。」
「・・・・・でも・・・男性に限らず女性もそういう風に思うわ。」
俯き加減にそういう由美子・・・・
「・・・由美子・・・精神的に疲れてるようだな。」
「・・・・・今は、そんなことない。・・・仁科さんといるから。」
由美子の違った視線を感じた一青は躊躇せずに正直に返答した。
「由美子・・・この際、はっきり言っておこう。先日も言ったが、
君の職業と立場を考えたほうがいい。君の人生に亀裂が入る。」
由美子は、困惑顔で一青を見つめると
視線を逸らし海を見ながら小さな声で話し始めた。
「・・・・私・・・異性に興味を持つようになってからデートらしいデートって
したことがないの。初体験は、大学に入って直ぐだった。浮かれてたのね。
そして気を抜いたのかも・・・・・いえ、恋人が欲しいと思ったのは事実よ。」
「・・・・・」
「合コンで知り合った男性と・・・・少しだけ付き合ったわ。
・・・・・私は、その人が好きだった。いい関係を続けたいと思ったわ。
でも考え方が違ってた。私は弁護士になる夢があったの。その男性と
知り合ってからも勉強は欠かさなかった。でも相手の男性は遊んでばかりいた。
無理やり誘われて応じても、私を抱いたら、ハイサヨナラって感じで・・・・
私はそういう男女の関係に違和感を感じた。直ぐにその人と別れたの。
それからよ。一層、勉強に打ち込み始めたのは・・・・男性に夢中になったり
恋焦がれた経験も少ない。・・・・司法試験に受かって修習生になってからも
早く一人前になりたくて、先輩の勉強会や裁判所の傍聴に明け暮れてたわ。
・・・・やっと金バッチをつけれる様になって今の事務所に入って・・・・
一段と仕事に熱中して・・・気がついたら30を超えていた。
昨年、結婚したのも、急に将来の事が気にかかって・・焦りもあったかも。」
「つまり?」
「・・・・・思うの・・・私、自分を・・・・いえ、人間を鍛えていないって。」
「人間を鍛えていない・・・か。・・・難しいこと言うね。」
「・・・私の言いたいこと解ってるくせに・・・・」
「・・・・・」
「結婚していたって、・・・主人以外の男性と関係を持ってもいいと思わない?」
「それは、個人の主観だ。」
「・・・・・・?・・・仁科さんの主観ってのを聞かせてよ。」
「・・・・というか、男女仲を・・・いや、愛する女房や家族がいるのに
それ以外の男女関係はこうだなんて、おいそれと他人に語れないぜ。」
「・・・そうかな・・・」
「いや語りたくない。」
「ま、解るわ。」
「正直に言うと、前にも言ったが、君とは関係するかもしれないとは思った。」
「思いが、当たったわね。」
微笑む由美子・・・
「態度に表れてたか?」
「うぅん・・・」
由美子は、首を小さく振ると思い出すように話し始めた。
「この前も言ったけど・・・私の生き方に、いえ・・やる気に
影響を与えてくれたのは仁科さんって言ったの覚えてるでしょ。」
「・・・・・・言ったかな?」
「もうっ・・・言ったのよっ!・・・」
「生き方に影響を与えたって大袈裟だぜ。」
「そんなことないわ・・・・」
「・・・で?」
「こうも言ったわ。一緒に仕事しているときに仁科さんを見てて
凄く輝いてて、何事にも自信満々で、どんな事にも熱心で・・・
私は、凄く影響されたって。こんなに一生懸命に仕事する人って
本当にいるんだなって。格好よかったって。私もそうなろうって。」
「おい・・・くすぐったいぞ。」
「でもね・・・仁科さんの仕事している時の姿とプライベートの時の姿と
こんなにギャップがある人を始めて見たし、反面、それがもっと凄いって。」
「何が言いたい?」
「仕事も一生懸命やるけど・・・切り替える所にもっと魅力が・・・
つまり、超スケベでさ・・・でも、時折、真剣な顔になったり。」
「スケベってのは余分だが・・・しかし、そんなのは魅力といえるかな?」
「正直なのよ。・・・そういう意味も含めて、私、プライベートでも満足したいの。」
「以前、言ってた逃避願望か?」
「そう取ってもいいかもしれない・・・けど今は、その願望を実感できてる。」
「・・・・・そうだな。」
「さっき、仁科さん、私と関係するかもしれないって思ったって、言ったでしょ。」
「ああ・・・」
「私の思いが、浸透したのよ。解るの・・・それが。」
「へぇー・・・」
「仁科さんの仕事場に出向してた時、たまに事務所に帰ると同僚が私を冷やかしたわ。」
「・・・ほぉー・・なんと?」
「おい、飯田・・・暫く見ないうちに綺麗になったなって。」
「ん?」
「男でも出来たのかって。」
「ハハハハハッ・・・居たのか?」
ムスっとする由美子・・・・
「ホントに・・・・鈍感ね。マヌケ一青・・・」
「何だとぉぉー・・・デカクリ女・・・・」
「何ですってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇー!・・・デカクリってなによぉっ!」
「シィィィー・・・声がでかいんだよっ、お前は・・・・・」
「・・・ゴメンナサイ・・・・」
周りを見渡しバツが悪そうに肩をすくめる由美子・・・・
気を取り直して小声ながらも強い口調で囁いた。
「そう言われたのは、仁科さんと仕事をしてたからなのよっ!解らない男ね。」
「クッ・・・・・」
不貞腐れたように煙草を咥える一青・・・・
「当時、仁科さんに色々なことを聞いたでしょ。趣味とか・・・好みを・・・」
「ハハハ、素直にそうしてきたもんな。香水とか服とか・・・」
「仁科さんに良い風に見られたくて・・・・綺麗って言われた原因は仁科さんなの。
仕事のときは、仁科さん、あまり冗談言わなかったし、私には興味ないかなって
思ってたし・・でもそれが、凄く気になって・・・・だから・・・そうしたの。」
「・・・・光栄ですよ・・・飯田先生・・・・」
「先生って言わないで!・・・それに飯田は旧姓・・・川村よっ!」
「・・・そうだった・・・失礼・・・」
「ほんとに超が付くお馬鹿だわ・・・物忘れもここまで来るとカマボコ馬鹿ね。」
「板についてるってっか?・・・・フハハハハハハハ・・・」
「キャハハハハハハハッ・・・・」
「ブッ殺すぞおめぇー・・・・昔の漫才ギャグを俺にはめやがって。」
「笑っておいて急に怒らないでよ・・・・」
一青は、大きくため息をつきながら煙草を灰皿にもみ消した。
冷めかけのエスプレッソを口に運んでいく。
「もう、悩みとかはないの・・・仁科さん・・・」
「え?・・・・お前な・・いつまでもそんなことを気にする男だと思ってるのか?
そんな事より、仕事とか部下の育成のほうがよっぽど忙しくて悩みが多いぜ。」
「ふぅーん・・・安心した。」
「ケッ・・・」
「ね・・・奥様のこと聞かせてよ・・・」
「絶対に言わない・・・君だけじゃない、同僚にも親しい友人にもだ。」
「・・・・・・解ったわ・・・でも奥様が原因で私を無視しないで。」
「・・・わかったよ・・・」
由美子は、明るい表情に戻って一青に声を掛けた。
「仁科さん・・ご飯食べに行きましょうよ。」
「ん?・・・そろそろ、昼か・・・そうだな・・行くか。」
一青は、レシートを無造作に握ると一人勝手にレジに向かった。
「ちょっとぉー・・待ってよぉ。」
追いかける由美子・・・
由美子は一青の背中を叩くと今度は自分が先に外に出て行った。
(・・・フッ・・・)
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「美味しかったわぁ・・・」
「この辺は魚料理の店が多いからな。」
「でも、仁科さん、運転いいの・・・お酒飲んだし。」
「・・・だなぁ・・・・よし、お前が運転して行け。」
「出来るわけないじゃないのっ! こんなスポーツカー・・・」
「大丈夫だって・・・ほれ座ってみろ。」
由美子を無理やり運転席に座らせる一青・・・・
「嫌だってば・・・あぁぁー・・・」
由美子は、一青に押され運転席に腰を降ろした。
「もぉぅ・・・前が見えないわよ。それにアクセルに足が届かないわ。」
「クッションを尻の下に敷け。・・・シートも押し出せばいい。」
ブツブツ言いながらクッションを腰の下に置き、シートを前に押し出す由美子・・・
「よし、ドライブ再開だ・・・行こうぜ。」
「大丈夫かしら・・・・」
由美子はセルを回してゆっくりと車をスタートさせた。
暫くぎこちない運転だったが、慣れてきたのか少々余裕が出てきたようだ。
「・・・なかなか上手いぞ・・・」
「意外と運転できるものね。」
鼻歌を歌いながらハンドルを切る由美子・・・・
一青も流れる音楽に耳を傾けながらリラックスをしていた。
二人は、海波や周りの景色を楽しみながら半島を一周した。
「仁科さん、もう日が傾いてきたわ。」
時計を見る一青・・・
「お・・・もう、こんな時間か・・・そろそろ帰るか。」
「ええ・・・」
「そのまま、有料道路に乗っちまえ。」
「うん。」
由美子は、海岸線を通り越し山沿いの有料道路に向けて車を走らせていった。
有料道路に入ると由美子は一定の速度で車を走らせた。
由美子は、他愛もない話を一青と交わしながらハンドルを切っていた。
「仁科さん・・・まだいいんでしょ。」
「ぇ・・・ああ・・・でも晩飯までにはまだ早いしな。」
眠たそうな顔で由美子に答える一青・・・
シートを倒して目を瞑ったり開けたりしている。
そんな一青を他所に、由美子は、都心に入る手前のインターで車を降りた。
(・・・・?)
妙にキョロキョロしながら車を走らせている。
「・・・ぁ・・・あった・・・」
(ん?)
シートを起こし周りを見る一青・・・
「・・・ん?・・・あ!・・おい、由美子・・・お前・・・コラッ!」
「フフフッ・・・休憩していきましょ。」
由美子は、ファッションホテルが立ち並ぶ前に車を走らせていた。
すぐさま、一軒のホテルに車を入れローターリーに入り上階に上がっていく。
「てめぇ・・・・今日は行かんって言ったろうがぁ!」
「何言ってるのよ。・・・Tバックを穿いてこいって言ったくせに。」
「・・・・・・」
由美子は平然とした態度で車を駐車場に停めた。
「さ、仁科さん降りるわよ。」
「・・・んーーーーーーーーー・・・・・由美子・・・・」
おどけ半分で由美子に指差す一青・・・
「いいじゃない・・・・入りましょうよ。」
一青は、渋々、車から降りると
由美子の頭を軽くコツきながら部屋の中に入っていった。
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ベッドに座り煙草をふかす一青・・・・
それを見た由美子が一青の横に座り抱きついてくる。
「ダァァァー・・・まだだ・・・・話がある。」
「何よ・・・」
「何よじゃねぇ・・・いいか・・よく聞け・・・・・朝も言ったが
俺は、お前の将来を懸念している。正直、お前は好みの女ではある。
だがな・・・まだ結婚して一年だ。旦那に内緒でだな・・・・・・」
そこまで言うと由美子は、一青の腕を叩いて反論してきた。
「仁科さん・・・私も言ったでしょ。・・・・・そう、確かに不倫だわ。
でも、いいじゃない。私には私の考えがあるんだから。それに・・・・」
由美子を制止して一青も反論した。
「なんだ・・・離婚するか?・・・・子供も作っていないし、
それにだ・・・仮に離婚れたとしても、俺は、お前と・・・」
「馬鹿じゃないの?・・・仁科さんと結婚してくれなんて言うわけないじゃない。」
「そんなことを言ってるんじゃないっ!・・・俺はお前の今の立場を・・・」
「もういいっ!」
「もういいって・・・だな・・・」
由美子は、寂しそうな顔を浮かべて一青を見つめた。
「仁科さん・・・・・決して変な意味じゃないの・・・・私は本当に思ってるの。」
「・・・何をだ・・・」
「アロマ・・・」
「アロマ・・って・・・・」
「仁科さんは、私の精神安定剤なの。」
「俺は薬かい!」
「そうよ・・・・私の永久常用薬よ。」
「永久常用薬・・・・・バカヤロー・・・・由美子・・いいか・・・」
「やめてっ・・・・もう、やめて・・・・」
由美子は、少々、涙を浮かべて一青を見つめた。
(・・・チッ・・・・)
「仁科さん・・・・いや・・・私、仁科さんと会えなくなるの嫌っ。」
「・・・・・」
「何度も言うわ。・・・仁科さんの存在で生き方を決めたの。」
「・・・・・・・・大袈裟な・・・・」
「黙りなさいっ!」
「だ・・・黙り・・・・」
「あの時、一緒に仕事してる時に見た姿と・・・・普段の姿とのギャップに憧れたの。
私も、・・・仕事も一生懸命やって・・・プライベートでもしたいことして・・・」
「ギャップ?・・・プライベート?・・・言ってることが解らんぜ。」
「仕事や遊びに熱中する姿勢よ・・・」
「・・・それは、俺が今の仕事を好きだからだ。」
「解ってるわよ!」
「・・・で、普段の姿とは?」
「あの、アホらしいアダルトサイトを作ったり・・・・」
「もう、あれは止めたといったろうが!」
「ぁ・・・そうだったわね。・・・・・つまり、エッチで子供っぽくて・・・・
でも、その・・・性に正直で・・・凄く優しくて・・・私は・・・・私・・・」
一青は大きく溜息をついた。
「もういい・・・俺は、こういう言い争いは嫌だ。・・・・・・・脱げ!」
「うん・・・・」
由美子は、立ち上がって服を脱ぎ始めた。
「え?」
まさか、直ぐに脱ぎ始めると思っていなかった一青は少々驚いた。
(何ちゅー・・・素直に行動する女だ・・・)
「・・・・?・・・何よ・・・」
「・・・何よって・・・お前、やるとなると直ぐに脱ぐんだな。」
「だってぇ・・・・早く抱いて欲しいし・・・」
「・・・・・・・・だからって、おい・・・」
「私、SEXの経験少ないから・・・・」
「・・・少ないからなんだ?・・・・沢山やればいいってもんじゃないぞ。」
「違うのよ・・・こんなに気持ちいいとは知らなかったのよ。」
「ケッ・・しらじらしい・・・・」
「本当よぉ・・・・旦那は、自分本位だしさ・・・」
「自分本位・・・」
「そ、時間掛けないの・・・・愛撫無しで無理やり・・・・」
「フハハハハッ・・・」
由美子は、ショーツ一枚になると再度ベッドに座り一青に寄り添ってきた。
「・・・・しょうがない・・・・」
「フフフッ・・・私の裸を見てムラムラしてきたんでしょう?」
「・・・・まあな・・・」
一青も服を脱いで素っ裸になった。
顔を赤らめる由美子・・・・・
一青は、由美子をベッドに押し倒すと唇を重ねた。
「・・・・ンッ・・・ウゥン・・・・」
一青にしがみ付いてくる由美子・・・・・
一青は、由美子の足を割りTバックショーツをずらして指先で亀裂を摩っていく。
「ァァァァ・・・・・」
「さすがやりたいだけあって、すでにベチョベチョだな・・・・」
「・・・ぅ・・・も・・・もぉぅっ!・・・・へんな言い方しないで・・・」
「ククッ・・・・解ったよ・・・・」
一青は、由美子の表情を確認しながらショーツをずらし肉棒を蜜壷に挿入していった。
「ァァァァ・・・・・・仁科さん・・・・・ァァァァ・・・・」
由美子は、一青の挿入により豹変した。
体が火照り始め鼓動も早くなっていく。
何よりも肌を通して女性としての色香が一気に湧き上がってきた。
「・・・・ァァァァ・・・・イ・・イィィ・・・・」
由美子は、徐々に声を荒げていく。
一青も由美子に同調し激しさを増していった。
「ウゥゥゥ・・・・・クフゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・アァァァァァァァ・・・・」
何度も体位を変え、由美子の身体を堪能していく一青・・・
由美子も我を忘れたかのように悶えている。
「ぁぁ・・・だ・・・駄目ぇぇ・・・・・」
「早すぎるぞ・・・・・」
「だ・・・だってぇぇぇ・・・・・アァァァァァッァ・・・」
泣いているような声で由美子は訴えた。
「ゥゥ・・・ィ・・・イキタイ・・・・・ァァ・・・・・ア・・ァァァ・・・
も・・・もぉ・・・ぅ・・・・・ィ・・・イ・・・イックゥゥゥゥゥー・・」
由美子は無造作に腰を突き上げながら一青を力強く抱きしめた。
「・・・ぐ・・・苦し・・・ぃ・・・ち・・・・力を抜け・・・・」
一青の首に思いっきりしがみ付いていく由美子・・・
一青の声に気づかないでいる。
(・・・こ・・・このぉぉ・・・)
一青は、無理やり由美子の腕をはずし
うつ伏せにさせると腰を持ち上げ背後から挿入しなおした。
「・・・ァゥ・・・・」
一青は、朦朧とする由美子にかまわず腰を降り始めた。
「ァ!・・・ァァ・・・イ・・・イヤァ・・・・」
由美子は。くぐもった声で顔をシーツに押し付けていく。
一青は、そんな由美子をよそに遠慮ない出し入れを続けた。
「・・アァァァ・・・アアァ・・・アァァァァァァァァァァァー・・・・」
(・・ククッ・・・感度いいな・・・)
「・・・い・・いやぁ・・・・気が狂っちゃうぅぅぅ・・・・・」
「由美子・・・フィニッシュだ。」
一青は、そういうと一層激しさを増していった。
「グゥゥゥ・・・・ンゥゥゥ・・ンゥッ・・ンゥッ・・・」
声を押し絞り下半身を完全に一青に預ける由美子・・・
一青は、遂にレッドゾーンに突入すると
肉棒を引き抜き由美子の腰の上に分身を発射した。
「・・・グッ・・・・」
ぐったりとベッドに倒れる由美子・・・・
股間を押さえ微動だにしない。
「フゥゥゥー・・・・・・どうした由美子・・・」
「・・・・・・・」
由美子は、ビクン、ビクンと身体を弾かせるだけで答えなかった。
「・・・・・クククッ・・・・」
一青は、由美子にシーツを被せると大きく息を吐いて浴室に消えていった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『・・・ね・・・仁科さん・・・私の気持ち解ってくれた?』
『・・・どうかな・・・』
『もぉぅ・・・馬鹿っ!・・・・』
『お前、俺に馬鹿としか言わないな。』
『だって本当に馬鹿じゃない。』
『フハハハハ・・・よく言われるぜ。』
『茶化さないでっ!』
『別に茶化してないさ・・・・』
『聞いてっ!・・・私は特別な感情を持って欲しいなんて思っていない。
仁科さんが憧れなの。・・・・仁科さんといると落ち着くだけなの。
私は・・・私は、本当にそう思ってるのに・・・仁科さん・・・・・
普通の・・普通の友人という形でもいいの・・・・これからも・・・』
「もう言うな・・・川村先生・・・・」
「!・・・・・ば・・・馬鹿ぁぁーっ!」
由美子は涙をためて、それ以後、一言も喋らずに一青に自宅まで送ってもらった。
一青は、先日の由美子との一戦を思い出しながら自室のPCデスクに座っていた。
(フゥゥゥー・・・・)
一青は、吸っていた煙草を灰皿にもみ消すとメールソフトを起動し文章を打ち始めた。
考えてはタイプし、何度も思い留まっては読み直すことを繰り返した。
(チッ・・・俺は、大馬鹿野郎だな・・・・)
一青は、そう思いながら由美子にメールを送った。
《この間は悪かったな・・・真剣に考えて由美子の言ったことに答えるよ。・・・
君との関係を浮気とは考えない。・・・そういう意味から不倫相手だとも思わない。
そして、恋人でもない。・・・愛人でもない・・・SEXフレンドでもない・・・
かといって欲求を解消する道具でもない。さらに決して今の生活を壊さない・・・
お互いが、欲飢を補う主食関係にはならないと約束しろ。・・・・だが、お前の
気持ちを理解し本心で向き合ってやることは約束してやる。ただし、お互いが
フリーエンドレスな存在だ。ま、デザートだな。この考え方に同調できるなら、
極々普通の・・・しかし、真剣な付き合いを続けてもいい。返事は、今日中だ。》
一青が、メールを送った僅か3分後に由美子からの返信が届いた。
(・・・・ぇ・・・早ぇーな・・・・)
メール文をクリックする一青・・・・
《フリーエンドレス的な存在? デザート? 嬉しくて吐きそう(笑)
デザートは、満腹でも食せれるものよ。でも仁科さん、ありがとう。
私、絶対に仁科さんの重荷にはならない。グッドフレンドでいいの。
ところで携帯アドレス教えなさい! デザート由美子より》
(・・・・・・クッ・・・ププッ・・・・)
一青は、由美子文章読み終わると大笑いしながら携帯アドレスを由美子に送った。