Memo, "@Hosp Edition"
 
  ペースメーカー交換 '03/11/02(Sun.)
改訂:'04/02/27(Fri.)
  去る10/1、ペースメーカー(電池)交換のため入院。10年ぶり、2回目の交換。


初日

入院初日。心電図、胸部レントゲン、採血、抗生物質のアレルギー検査など。
医師よりペースメーカー交換の説明と問診諸々。
どの辺を切るか、どの辺に収めるか、左胸を様子を見ながら少々打ち合わせ。
今回の交換は二回目ということもあり、勝手は分かっているので心配もない。
至って平常な気持ちで過ごす。


ペースメーカー交換当日

午後1番目、1-2時の交換手術開始予定。
検査服に着替え、抗生剤等の点滴。出された安定剤を服用して時を待つ。
しかし予定がずれ込み、3時頃になってからやっと呼ばれる。
ストレッチャーで手術室へ。

諸々の事情で準備に手間取り、少しの待ち時間。
新しいペースメーカーの事前動作確認など、OK。
体内のペースメーカー・チェック、OK。
消毒をし、身体を青いシートで覆われる。
手術開始。
ゴーグルをかけた若い担当医がペースメーカー交換の執刀。局所麻酔で左胸にメスが入る。同時に、別の医師が右足そけい部よりバックアップ・ペースメーカーリードの挿入。こちらも局所麻酔。
準備ができたところで、バックアップ・ペーシングに切り替え。
左胸の古いペースメーカー本体を取り出し、新しいペースメーカーと交換。
体内のリードが古い型のため?、要アダプター接続。
接続・動作チェック、OK。
新ペースメーカー・ペーシングに切り替え。
胸の皮下ポケットに新ペースメーカーとリードを収め、傷の縫合。青いシート越しながらとても丁寧な縫合具合がうかがわれ、その他細やかな気遣いに触れるにつけても、女性医師ならではのお仕事ぶりかと感ぜられる。
縫合だけで20-30分くらいかかったのだろうか、無事終了。
顔を覆うシートが取り外され、周囲が見渡せる。

最後にペースメーカー・チェック。ちなみにペースメーカー・チェックの方法は、専用コンピュータ?に接続されたマグネット様の端末をペースメーカーの直上に置いてコントロールし、外部から様々なチェック・設定を行う。
難なく終了するはずが、ここでしかし…。
自発(自己脈)を確認するため、心拍レートを徐々に落としていくチェックをした際のことであった。
私はオール・ペーシング(全部ペースメーカーによる脈)なので、自発は出ない(はず)。正直なところ、このチェックはできればしたくないのだが。
90-80拍/分の設定から始まって、心拍が次第にゆっくりになっていく。
60拍/分(1拍/1秒)を切り、トキン…トキン……と打った後に2秒くらい間が空いたあたりで、いきなりクラ〜っと大きな眩暈がし、目の前が夕暮れのように薄暗くなった。
内心「あ゛っ!!!」と焦りながら、とっさに言葉が出ない。
う〜ん〜〜〜と目を瞑って頭を右に傾げながら、意識が落ちるかと思った。
数秒、いや一瞬のことだったのかもしれない。
すぐ元の心拍に戻って復帰したが、「もうビックリ〜」という気分で思わず涙目に…。
それに気づいた医師の一人に「どうしたの?」と声をかけられたら、抑えていたものが込み上げてしまい、仰臥したまま…(T-T)。
「泣くな(>自分)」と堪えるも、あふれる涙を止められない。
いい歳をして(^^;)こんなことで泣くなんて何とも自分が情けなく、看護師さんがそっと渡してくれたガーゼで何度も涙を拭いつつ、この上ない恥ずかしさに悶絶しそうだった。
まるでコドモである。(大恥;;;)

手術室を出たのは6時過ぎ。窓の外はすっかり暗くなり、ポツンと月が浮かんでいた。
3時間近くかかって、出てきたらなんで泣いてるの?と周囲は訝ったことだろうが、待機していた家人は平然と出迎えた。私の泣き虫はとっくに承知されている。(^^;)
病室に戻ってからも思い出しては涙がにじむ。口を結んで涙を拭う。
仰向いて起きられないから鼻がつまる。鼻で息ができずに苦しい。
酸素飽和度を測ったら80%に落ちていた。口で深呼吸して95%以上に戻る。(笑;)
2-3時間で安静解除。落ち着いたところで着替え。ケロッとして食事半分。(^^;)


術後1日目

放置状態。終日、静かに横になっている。
歩くと胸の傷に響く。
傷が腫れているのか、左胸が鳩胸な感じ。(^^;)
傷口消毒。
抗生剤(セファメジン)点滴、朝夕2回。


術後2-3日目

傷口がズキズキと傷む。心拍に合わせてビリビリする感じもして、漏電しているんじゃないかと半ば本気で疑う。(^^;)
洗面で左腕を使うのが辛い。
看護師さんに洗髪してもらう。
傷口消毒。
抗生剤(セファメジン)点滴、朝夕2回。


術後4-5日目

傷口消毒。
抗生剤(セファメジン)点滴、朝夕2回。


術後6日目

傷口のテープを取るが、傷のつきが悪く再びテーピング。
シャワー解禁。洗髪OK。
一人で着替えるが、左肩が固まっている感じ。


術後7日目

ペースメーカー・チェック、OK。


術後8日目(10/10)

退院。


後日談(10/21)

胸の傷、カサブタだと思っていたものが、実は縫合の糸が表に出てしまっていた。
定期検診の時、外来で主治医に抜糸処置してもらう。
 

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