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| '02/07/18(Thu.) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ここだけの話(…なんてね、^^;)、私、心臓ペースメーカーを入れてます。 このペースメーカー、どうもケータイが出す電波と相性がよくないらしい(>近づけると 問題がある)ということは、みなさんもご存知の通り。 実際、病院内(の一部)ではケータイ等の使用は禁止されていますし、電車内でも電源を切るようアナウンスされているところがあるようです。 これらは目下、今日的IT社会の常識となりつつあります。 …にもかかわらず、巷ではなお、公共空間−特に電車内でのケータイ使用やマナーに関して、相変わらず賛否両論、数々の議論が繰り返されていたりもするようなのです。 折りしも、IMT-2000系の新規格ケータイや、無線LAN、Bluetoothなどワイヤレス機器の普及も重なり、電波環境はさらに複雑化しています。 そこで、これらの問題をどう考えたらいいのか、この辺で再び確認しておくのもムダなことではないでしょう。 知っているようで実はよく知らない(かもしれない?)、古くて新しい「ペースメーカーと携帯電話の問題」について、改めて考えるとともに、ネット上で散見される情報を整理してみました。 以下、目次−。 ※注:文中、「こちらのサイトへ」と示されている参考リンク先は、すべて外部サイトです(>新規ウィンドウで開きます)。 問題のありか 公共の場(特に病院内や混雑した電車内など)で携帯電話を使用する際に、何が問題なのか…というと、今や一般の人にも周知されているところですが、「携帯電話等が発する電波が、心臓ペースメーカーなどの医用機器に影響を与える可能性がある」という事実があることです。ペースメーカーに限って言えば、ケータイ電波の影響を受けて機械の誤動作を生じ、脈が速くなったり、自発の脈を無視して刺激し続けたり、あるいは脈を打たなくなったりする…恐れがあります。 また、近年装着者が増えているICD(植込型除細動器)では、5cm以内の距離で、誤動作による放電を起こす可能性があります。 生命維持のための医用機器を使用している者にとっては、このような機械の誤動作は、直接的に生命(の質)にかかわる問題となります。 仮に誤動作が起こった場合、異常を感じたらすぐにペースメーカーからケータイを離すか、ケータイから離れるかすれば、機械は元通り正常な動作に戻るそうですが、ペースメーカー使用者にしてみれば、元に戻ればいいというものではありません。;;; 「機械が誤動作する(停止する)可能性がある」という事実は、ペースメーカーを入れていない人が考える以上に、不安を覚えさせる要因ともなっているのです。 これもまた、患者側の事実です。 そんな訳で、ケータイ使用者とペースメーカー(医用機器)使用者の接近が予想される場所(病院や満員電車等)では、このような問題を回避・配慮するためにケータイの電源を切ることが望まれ、広く世に注意が喚起されることになったようです。 ペースメーカー全般についての詳しいことは、こちらのサイトへ。
ガイドライン ケータイの使用に関しては、主に次のような注意が必要とされています。
これらの根拠となっているのは、総務省や関係団体によって定められた、ケータイ使用に関するいくつかのガイドライン(指針)です。 ガイドラインの内容について詳しいことは、こちらのサイトへ。
電磁干渉実験 上記ガイドラインの策定に際しては、総務省のもとで、ペースメーカー等(医用機器)と携帯電話等における電磁干渉の実証実験が行われています(>現在も電波環境の変化に伴い、継続的に行われているようです)。タイムリーにも最新の報道資料が公開されました。>●の記事です。 以前の報道資料より、かなり詳しい報告になってます。 詳しいことは、こちらのサイトへ。
その他にも、論文や関連ページがいくつか…。こちらのサイトへ。
電磁干渉やら、電波やら、そもそもがよく分かんないよ…という方(>私;)は、「電波」について知っておきましょう。詳しいこと(一般向け)は、こちらのサイトへ。
ケータイ、どれにする? ペースメーカーを入れている本人も、使いたいんですよね、ケータイ。どうせ使うなら、電磁波の影響が小さそうなモノがいい。 けれど…、PDC、PHS、FOMA、CDMA2000-1xなどなど、一体どれを選べばいいのだろうか?という昨今の状況。 携帯メーカーサイトの注意書きは、上述のガイドライン通り。 ペースメーカー(製造元)サイトの注意書きも、同じくガイドライン通り。 もっと詳しいこと(実験でどのケータイ、どのペースメーカーに影響が出たのか…などといったこと)を知りたいのですが、具体的なブランド機種名までは表に出ていません。 しかし、幸いにも上掲(●の記事)の最新報道資料 & 報告書により、かなりの傾向がつかめます。 以下、ケータイの種類と(医用機器に対する)電波の影響度合いの比較と傾向です。
使用の際は、ガイドラインを守るのが賢明です。 ちなみに、アンテナも伸ばした方がよりベター(電磁波レベルが小さくなる)みたいです。 その上で、どのケータイを選ぶ(使う)かは、個々人の自由と自己責任で。(^^;) ケータイ機種選びやケータイ用語については、こちらのサイトへ。
電車内でのケータイ・マナー 電車内でのケータイ・マナー論議には、よくペースメーカーへの影響が引き合いに出されるところです。少なくとも「満員電車内」など、人が接近・密着するような場面では、携帯電話の電源を切ることが望まれています。 仮にペースメーカー使用者が乗車している場合、「満員電車」状態では「22cmガイドライン」を確保できないかもしれず、その時ペースメーカー使用者が何らかの異常を感じても、閉鎖空間である電車から移動することができないという問題があります。 混雑した電車内でのケータイ電源オフは、上記のようなこともふまえた、配慮としてのマナーといえるかもしれません。 もちろん、ペースメーカー使用者だって自衛はしています。気をつけねばならない対象は、ケータイの他にもたくさんありますし。→コチラ 電車内だけでなく、公共空間はたくさんの人が共有するもの。 そんな場所でのケータイ使用は、それなりのマナーを守る必要があります。 ペースメーカーの問題以外にも、着信音や通話などを迷惑に思う人もいますので…。 このご時世、コドモだって勉強するケータイ・マナーについては、こちらのサイトへ。
しかしながら、まだまだやまない「電車内でのケータイ」論議。 「22cm以上離れてればいいんじゃない?」とか「メールやデータ通信くらいいいんじゃない?」という声や要望もあり、それも確かに一理あり。 鉄道会社の対応は統一されておらず、最近はマナーモードやメールOKなど、一部規制緩和の方向も見られます(>'02年末あたりから)。 この問題自体は、もはやペースメーカー云々とは別に考えるべきもののようです。 なんだか、タバコをめぐる論議とどこか似ているような気がしないでもなく…。 幸いというべきか、私個人は電車には乗らずにすんでいるので、これ以上は関知いたしません。 「電車内でのケータイ」に関する議論や意見のあれこれは、こちらのサイトへ。
結論と要望 【 結論 】
個人的にいちばんに知りたいことは、「どのケータイの種類・機種がいちばん影響が少ないのか(もしくは大きいのか)?」ということです。 総務省のもとで行われた実証実験の報告でも、肝心の「具体的な機種名」は公開されていません。もしかしたら、どこかにソースがあるのかもしれませんが、少なくとも容易に見つけることはできません。※ ケータイを使おうとする時には、物理的にも精神的にも影響が少ないものを選びたいというのが本音ですが、これらのデータが分からないのでは、いつまでもケータイ全体に対する不安を払拭できません。 もちろん、有識者方の議論によって「データ(具体銘柄)を公開した場合の悪影響」も十分に考慮された結果、非公開になっているのかもしれませんが、それならば、ガイドラインと併せて、「データを公開しない理由」を公開しておいてほしいと思います。 こういうの、どこかの議事録などに載ってるんでしょうか? 『十二人の優しい日本人』じゃありませんが、そういう経緯が分かっていれば(知ることができれば)、大分納得すると思うんですけどね。 データを公開しない理由が、もし患者(医用機器使用者)に対する優しさに基づいているのなら、影響のあった機種は市場から排除してほしいくらいなのですが…。 そうすれば、ペースメーカー使用者としては不安激減です。…無理ですか?(笑;) あとは、電磁干渉を受け(与え)にくい安全な医用機器やワイヤレス環境が、一日も早く整えられることを願うばかりです。 ※なお、ケータイ電波の人体への影響を表すSAR値(比吸収率)については、上掲の 報道資料(現行携帯電話端末の電波防護基準への適合を確認−携帯電話端末の 電波防護指針への適合確認調査結果−)内に(>「別紙2」のPDFファイル)、具体的なケータイ機種ごとの測定結果が載っています。 この数値の大きさは、ケータイ電波が医用機器に及ぼす影響の大小とは、また別の ものらしいです…。 編集後記 先頃、友人たち7-8人に会う機会があったのですが、これでもかっていうくらい、誰も彼もケータイ片手にピコピコ、チャラチャラ(着信音)、モシモシとやっているのです。えぇ、えぇ、別にそれは構わないのです。ハグできるほど密着している訳ではないし。 何を隠そう、そういう私もしっかりケータイ持ってたりしました。(笑;) ただ、みんなのケータイは最新型で、私のケータイはちょっと古典的だったんですが。 そこでつい、「私も新しいケータイがほしいなぁ…」と思ったのでした。 ペースメーカー入りの身、いちおうケータイ電磁波のことは気になるので(第3世代ケータイも出たことだし)、新ケータイをゲットする前に、その辺のところをサクサクっと調べてみようか…というくらいのつもりだったんです、最初は。 …ところが、あっちにとび、こっちにとび、あーでもない、こーでもないと考え、最後は結局、「22cmガイドライン」にたどり着いたのでした。 その「22cm」という ビミョーな距離 が問題だったりするんですけどね〜。;;; 労力を使ったついでにこんなページを作ってみたものの、なんだかもう、新ケータイのゲットはどうでもよくなりました。>どっちみち、ほとんど使わないし。(笑;) パソのワイヤレス・カード挿しもしたいところですが、やっぱりガイドラインのビミョーな距離がビミョーに気になって、まだ当分は有線生活を続けることになりそうです。 |
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| (改訂:'03/02/15,Sat.) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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