北インド古典舞踊 カタック公演
スラーバニー・バネルジーさんを迎えて
2002年6月12日(水)13:30〜15:30 会場:東京外国語大学 大学会館 大集会室
カタックはウルドゥー語・ヒンディー語文化圏であるインド北部で広く行われている古典舞踊です。言語を学ぶ私たちにとって、文化に接することの重要性は言うまでもないことです。今回、プロのインド人のカタック舞踊家が来日することになりましたので、課外授業として公演を行い、学生諸君に文化に接する機会を提供したいと思います。

SRABANI BANERJEE/スラーバニー・バネルジー

プロフィール

カルカッタ出身。カタックの3つの流派のうちラクナウー派とジャイプル派の双方を学び、この2つのスタイルを融合さ せることにより、独自のスタイルを生み出しているカタック名手。1977年、全インド・カタック競技会で優勝。カタック舞踊家であるとともに、哲学とベンガル語の修士号を持ち、哲学的な面も含めてカタックの多様な面に対する深い理解を持った稀な個性の持ち主である。以来インド各地で公演 したりテレビ出演しており、イギリスなど海外でも公演を行っている。1997年に初来日、今回が4度目の来日。

●北インド古典舞踊・カタックについて

カタックはインドの伝統的な舞踊のスタイルで、ヒンドゥーの神話を語ること(カター)に由来し、音楽、踊り、演劇の3つの要素を合体させて発展してきました。16世紀以降、ムガル帝国のイスラーム宮廷文化と結びつき、現在見られるような、ヒンドゥー的特徴とペルシア的特徴が融合した形をと るようになりました。カタックの特徴は、旋回と足で刻むリズムです。踊り手は背筋や足をまっすぐに伸ばし、且つ軽やかな腕の動きで観客を魅了します。 カタックは一説によると、フラメンコの原型とも言われています。また中央アジアの諸民族の間で行われている舞踊にも相通じる要素をも持ちあわせています。このように、他地域との関わりが少なからずあるカタックの公演を、ウルドゥー 語・ヒンディー語専攻の学生のみならず、学内のより多くの学生の皆さんと一般のお客様に見ていただき、カタックがいかなるものか、その魅力を知っていただけたら幸いです。
主催: 「麻田豊研究室(ウルドゥー語)+ウルドゥー語・ヒン ディー語専攻学生有志」 TEL.042-330-5328
協力: グループ・グリスターン  E-mail: groupgulistan@hotmail.com