◆◇梅雨の合間の御嶽山登山◇◆<2010年7月10日〜7月11日>
 
 何年か前に、大雪の黒岳に登って以降、どうも、山に登りたくて仕方なくなりました。
 そんなわけで、雨具やら何やら、適度にそろえて、山に登ってみようと思いました。
 
 山登り初心者が、最初に登った山は木曽の御嶽山です。
 
<1>1日目(くもり時々晴れ)
 
 少し前から、山登りを始めようと思いながら、ようやって装備を整え、山登りを開始することにしました。
 
 以前にも、大雪山には、登ったりしていましたが、そのときの感動が忘れられなかったんです。
 
 最初に選んだ山は、木曽の御嶽山です。
 
 
 
 7月10日、お天気は良さそう。午前4時に起きて、始発に乗ろうと思いましたが、新調した登山靴を履くと、外側のくるぶしが痛い。数日前に試し履きをしたときに、いい加減に履いたため、靴擦れを起こしていました。新調した登山靴は履けないという感じ。
 やや諦めモードだったのですが、もう1足、少し前に購入したノースフェイスのミドルカットのウインターシューズがあったので、これを履いてみると靴擦れの影響は全くなし。今回は、こいつで登ることにしました。
 
 試し履きでも、いい加減なことはしてはいけませんな。
 
 
 始発は無理なので、8時発の新幹線に乗ることで、計画をします。それでも、7時前には家を出ないといけません。
 
 
 家を出て、阪和線で天王寺まで行き、天王寺から地下鉄で新大阪に出ます。ちょうど、乗った地下鉄が、新大阪の手前までしか行かない分だったので、終点の中津で降りて、駅のホームで山小屋の予約をしました。
 
 そのときの会話はこんな感じ。
 
 私「もしもし、今日、1名泊まれますか?」
 山小屋の人「大丈夫ですよ。」
 私「じゃあ、お願いします。」
 山小屋の人「わかりました。2食付きでいいですか?」
 私「はい。」
 山小屋の人「今、どちらにいますか?」
 私「大阪です。」
 山小屋の人「え!?」
 私「8時の新幹線で名古屋まで出て、10時半ごろに木曽福島に着く予定です。10時40分発のバスでロープウェイ乗り場まで行きますので。」
 山小屋の人「あ、そうですか。気をつけてきてください。」

 まぁ、朝の8時前で大阪にいるとか言ったら、普通はありえへんと思いますよね。


 さて、無事8時発の新幹線に乗り、名古屋で9時発の特急しなのに乗り換え、10時半前には木曽福島に到着できました。新大阪からざっと2時間半。意外と近いですね。
 
 ここから、バスで1時間ちょっとで、ロープウェイ乗り場に到着できます。
 
 
 ロープウェイに乗り、7合目まで登ります。
 雲もかかっているけど、今から登る御嶽山がよく見えます。
 
 ちょうど、お昼ぐらいなので、腹ごなしをしてから登り始めました。
 

▲ロープウェイ乗り場からの御嶽山
 
 ロープウェイ乗り場から行場山荘まで7分くらい。そこから、8合目の女人堂まで35分くらいで着きました。
 かなりペースは速いかな。
 
 8合目から9合目までが、かなりきつい。
 登れども登れども、全然9合目が近づいてこない。
 
 8合目から9合目までは、1時間と少しかかりました。
 これでも、登山マップの時間に比べれば多少速いみたいです。
 

▲御嶽山頂上

 9合目から頂上の剣が峰までは30分もかからず到着です。

▲頂上から一の池
 

▲頂上から二の池
 
 
 頂上まで登ったら、やっぱり今までしんどかったのも吹き飛びます。
 
 めっちゃくちゃ気持ちがいい。
 
 30分くらい山頂でのんびりしていました。
 
 あんまり長居もしていられません。五の池小屋のある飛弾頂上までは結構あります。
 

▲頂上から下界を望む。

▲二の池
 
 二の池の畔を通ります。
 
 すごくきれいです。
 
 
 3000メートル近くから下の方を見ると、絶景ですね。
 

▲二の池のあたりから下界を見る。

▲何の花だろう
 
 二の池を越えたあたりから、お花もいろいろ咲いていました。


 途中、サイの河原というところを通ります。
 
 石がを積んでいるケルンがあちこちにあります。
 
 サイの河原から摩利支天乗越を超えて五の池までの間は、いろんなお花も咲いていました。
 

▲サイの河原
 

▲ミヤマダイコンソウ?
 

▲ハクサンイチゲ
 

▲イワウメ
 

▲キバナシャクナゲ
 

▲三の池
 
 白竜避難小屋のあたりと、摩利支天乗越を過ぎたあたりでは、三の池もよく見えます。
 

 摩利支天乗越からは、五の池も見え、本日泊まる予定の五の池小屋も見えます。

▲五の池と五の池小屋
 
 摩利支天乗越から五の池小屋までの一部は、足下の岩がぐらぐらして歩きづらいところもありました。やや時間がかかりましたね。
 
 五の池小屋に着き、受付を済ませ、荷物を置いて、ちょっとお散歩です。
  

▲四の池
 
 少し歩いたら、四の池の上に行けます。
 四の池は、湿原なんですよね。
 
 
 五の池は、水たまりみたいな感じですね。
 この周りにも、ハクサンイチゲとかの高山植物が咲いていました。
 

▲五の池
 
 初めての山小屋泊は結構楽しかったです。
 
 混んでいるときに来たら、「もう、山小屋なんて嫌」というひともいるみたいですが、思いの外空いていたのでのんびりすることができました。
 
 ちなみに、この山小屋、山小屋なのにベルギービールが飲めたりします。気分は最高ですね。
 
<2>2日目(くもりのち雨)
 
 朝ご飯を食べ、のんびり出発です。
 
 山の朝は早いと言いますが、この日は帰るだけだし、そんなに急がなくてもいいのかなという感じです。
 
 
 それでも、天気は悪いことが確定的なので、できるだけ早く下山するつもりです。
 
 7時半頃に山小屋を出ます。
 
 

▲アオノツガザクラ?コメバツガザクラ?
 
 前日は気づかなかったツガザクラが結構たくさん咲いていました。
 
 すごく小さかったので、完全に見落としです。
 

 イワベンケイや、イワツメクサなど、花の時期には少し早かったとは言え、いろいろ咲いています。
 
 行きと違い、帰りって、結構こんなところに気づくんですよね。
 
 あ、イワベンケイは行きしなも気づいていましたよ。よく目立つしね。

▲イワベンケイ
 

▲イワツメクサ
 

▲ミネズオウ?
 

▲もう一枚、アオノツガザクラかコメバツガザクラ
 
 このツガザクラ、小指の先ほどもない大きさなので、見つけたときは嬉しかったです。
 
 
 二の池は、霧の中です。
 
 こんな中だと、道を見失いかねないですね。
 
 

▲霧の中の二の池

▲ナナカマドの花
 
 ナナカマドの花は、黒沢口8合目から9合目の間で結構咲いていました。
 
 晴れているときより、曇っているときの方が、目立つ感じがします。
 
 9合目付近から、雨がかなりひどくなってきました。
 
 
 黒沢口8合目から9合目の間には、オンタデも結構咲いています。登りのときは、しんどくてゆっくり見る余裕はありませんでしたが、下りはやはり余裕があるのか、目に入ってきますね。
 

▲オンタデ

▲モミジカラマツ?
 
 8合目まで降りると雨が上がってきました。
 
 7合目から8合目までの間には、モミジカラマツ?が咲いていました。
 
 これこそ、登りは全く気づきませんでした。
 
 
 
 ロープウェイの飯森高原駅に10時25分ごろに到着です。
 
 私の記憶では10時40分のバスがあったと勘違いしていたため、急いで降りました。
 10時40分は木曽福島発で、ロープウェイ乗り場発は10時15分でした。
 結局、お土産を見ながら1時間時間つぶしです。
 
 11時50分発のバスに乗り、木曽福島駅に戻ります。
 
 
 ロープウェイ乗り場では、アイスクリームなんかも買って食べました。
 
 なんでも、近くの開田高原の牧場のアイスクリームみたいです。
 
  
 おいしかったです。
 

▲アイスクリーム

▲駅弁
 
 木曽福島駅から名古屋まで出て、名古屋から新幹線で帰ります。
 
 電車の中で駅弁を買い、一人でビールで乾杯です。
 
 
 
 家に着いたのは、まだ明るい6時過ぎです。本当は、温泉とかにも行きたかったんですが、車とかがないと、やはり難しいものがありますね。
 
 
コース
1日目
 飯森高原駅→7分→7合目行場山荘→35分→8合目女人道→65分→9合目覚明堂→25分→剣が峰→60分→摩利支天乗越→30分→五の池小屋
2日目
 五の池小屋→30分→摩利支天乗越→30分→二の池→30分→石室山荘→45分→8合目女人道→40分→飯森高原駅
 
 休憩時間とか、写真とっている時間とかは含まずです。
 
 まぁ、もうちょっと、時間に余裕がほしいかもしれませんね。
 
 これを機会に、山登りを始めていきたいと思っています。
 
 
 あと、私が、下山した日に、三の池から女人道へのトラバースルートで落石事故が起こり、登山者が亡くなっています。五の池小屋では、トラバースルートは落石の危険があるし、雪も残っているから危ないと教えてもらったので、通りませんでしたが・・・・・・。ご冥福をお祈りします。
 
 翌日に、このニュースを知りましたが、改めて、山は怖いもんだと思いました。
 


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